「ダイエットを始めて1ヶ月。順調に減っていた体重が突然減らなくなった。噂には聞いていたけどこれがダイエット停滞期?期間はいつまで続くの?乗り越え方とかない?」
こんな質問に答えます。
こんにちは、ユキフルです。
順調に減っていた体重が、しばらくすると突然減らなくなるダイエット停滞期。
辛いダイエットを続けても体重が減らないと、モチベーションが落ちて、ダイエット断念なんてことにつながりかねません。
実際、ダイエット停滞期で断念する人は多くいます。
でも大丈夫!
本記事では、ダイエット停滞期の原因から乗り越え方まで徹底的に解説します。
ダイエット停滞期を乗り越えて、ダイエットを成功させましょう!
- ダイエット停滞期の原因
- ダイエット停滞期の期間はいつからいつまでなのか
- ダイエット停滞期を乗り越える方法
- ダイエット停滞期以外の痩せない原因
ダイエット停滞期の原因【体が省エネモードに!】
ダイエットを始めてしばらくすると、順調に落ちていた体重が突然減らなくなったり、逆に太ってしまう期間があります。
ダイエット停滞期です。
食事制限を強化したり運動量を増やしても体重が落ちないので、心が折れてダイエット断念にもつながりかねません。
結果が出ないほど辛いことはないですからね。
ダイエットの最難関と言ってもいいでしょう。
では、ダイエット停滞期はなぜ起きるのか、その原因を解説します。
ダイエット停滞期の原因は、食事制限して摂取エネルギーを減らすと、体が飢餓状態と勘違いしてエネルギーを溜め込むように働いてしまうことです。
ダイエットを始める前は1日に平均2000kcal摂取していたとします。
そこでダイエットで食事制限により1日に1200kcalしか食べない生活を続けると、体が「これは飢餓状態に陥っているのではないか?このままでは命の危機だからエネルギーを抑えよう!」と省エネモードに切り替えてしまうのです。
人の体は良く出来ており摂取エネルギーが少ない状態になっても、省エネモードに切り替えてエネルギーを確保しようとしてしまうのですね。
その結果、いくらダイエットしても体が省エネモードになっているので痩せません。
- 食事のエネルギー吸収アップさせる:少ないエネルギーでも効率良く吸収することでエネルギー不足をまかなう。
- 基礎代謝の低下させる:消費エネルギーを減らしてエネルギーを確保。
ちなみに、この食事の摂取エネルギーが減っても、省エネモードになりエネルギーを維持しようとする体の反応を『ホメオスタシス(恒常性)』と言います。
ダイエット停滞期の原因は、食事制限して摂取エネルギーを減らすと、体が飢餓状態だと勘違いしてエネルギーを溜め込むように働いてしまうこと。
ダイエット停滞期はいつから始まる?
ではダイエットの停滞期はいつから始まるのか?
ダイエット停滞期は、1ヶ月で体重が5%以上落ちた時に始まる可能性が高いとされています。
多くの人がダイエット開始して1ヶ月後に体重が5%以上落ちるので、ダイエット停滞期はダイエット開始1ヶ月後から始まる可能性が高いです。
ですが、これには個人差があるので注意して下さい。
体重が4%でも停滞期に入る可能性がありますし、痩せるペースが急激ならば1ヶ月以内に停滞期に入る可能性もありますよ。
体重の5%以内に収めればダイエット停滞期は来ない?
では、1ヶ月で体重の減少を5%以内に抑えればダイエット停滞期が来ないのかという疑問が浮かんでくると思います。
結論はNoです。
1ヶ月で体重を5%以内に抑えたとしても、ホメオスタシスは働くためです。
しかし、ホメオスタシスの効果を和らげることはできるのでダイエット停滞期の緩和につながります。
ダイエット停滞期は避けることは難しいですが、少しずつ体重を落とせば緩和することは可能ということです。
ちなみに、1ヶ月に体重を5%以上落とすと、リバウンドしやすく、老け見えの原因にもなる言われています。
詳しくは『短期間で急激に痩せるダイエットはダメ!リバウンド・老け見えの可能性大』をどうぞ!
『1ヶ月で落とす体重は5%以内』というのはダイエットの重要なキーワードになりそうですね。
ダイエットは急いで痩せるより、ゆっくり痩せることが大事ということです。
ウサギとカメの話みたいですね。
急激に痩せてリバウンドしてしまうより、ゆっくり確実に体重を落とす方が長い目で見ればいいのです。
1ヶ月で落とす体重を5%以内に抑えよう!
100㎏の人:5㎏以内
80㎏の人:4㎏以内
60㎏の人:3㎏以内
50㎏の人:2.5㎏以内
40㎏の人:2㎏以内
【(自分の体重)×0.05】で計算できるよ。
ダイエット停滞期はいつまで続く?
ダイエットのモチベーションは体重が減るのを実感すること。
しかし、ダイエット停滞期に入れば痩せないし、逆に太ることもあるのでモチベーションがダダ下がりです。
いったいいつになったら終わるのか・・・
「明けない夜はない」
「止まない雨はない」
というように、ダイエット停滞期にも終わりはあります。
ダイエット停滞期は『2週間から1ヶ月』続くと言われています。
これも個人差があり、2ヶ月続く人もいれば1週間で終わったという人もいます。
ただし、半年以上続く人は別の原因があるので食事のカロリーコントロールなどダイエットを見直す必要がありますよ。
ここで注意!!
ダイエット停滞期は、1回限りではないということ。
ダイエットを続ける限り、何度でも起こり得ます。
ダイエット停滞期が終わったからと油断しないように、1ヶ月で体重を5%以内に落とすことは常に意識した方が良いということですね。
ダイエット停滞期を乗り越えるおすすめの方法5選
ダイエット停滞期には必ず終わりが来ます。
諦めたらそこで試合終了です。漫画の有名な言葉ですね(笑)
辛いダイエット停滞期入って諦めないように、乗り越えるおすすめの方法を5つ紹介します。
ダイエット停滞期を乗り越えるおすすめの方法は以下です。
- 体重計に乗らない
- チートデイを取り入れる
- 食事や運動は変えない
- 乗り越えた時のご褒美を考える
- ダイエット以外の目的を持つ
それぞれ解説しますね。
1.体重計に乗るのをやめる
毎日体重計に乗って体重を管理することはダイエットに効果的です。
しかし、ダイエット停滞期はホメオタシスの機能が働き、痩せづらいですし、逆に太ることもあるので、体重計に乗る度にショックを受けモチベーションの低下につながってしまいます。
モチベーションが下がるとダイエット断念にもつながりかねません。
モチベーション低下を避けるために、ダイエット停滞期の間は思い切って体重計に乗らないというのは有効な手段です。
毎日測るのではなく、1ヶ月毎に体重を測るなど間隔をあけると良いですね。そして体重が減り始めたと思ったら毎日体重を測ることを再開しましょう。
2.チートデイを取り入れる
ダイエット停滞期から抜け出すきっかけを作り、心のゆとりを生むチートデイを取り入れましょう。
ダイエット停滞期は、摂取エネルギーを制限することで体が飢餓状態になり、生命の危機と勘違いし省エネモードになってしまうこと。
チートデイとは、あえてダイエットをやめて「飢餓状態じゃないよ」と体に生命の危機ではないと思わせることで、ダイエット停滞期から抜け出すきっかけを作り出すことです。
体をだます日を作るのです。
チート:だます デイ:日
やり方は簡単。
1週間から2週間に1日など、全くダイエットをせずに過ごすだけです。
チートデイ中と言えど、食べ過ぎはもちろんダメですが、少しくらいのカロリーオーバーは目をつぶりましょう。
詳しくは『失敗しないチートデイのやり方【頻度、カロリー、食事メニューを紹介】』の記事をどうぞ!
自分の好きなものを食べることで、ダイエット中の「食べれない!」というストレスを軽減することもできますよ。
3.食事を更に減らしたり運動量を増やしたりしない
ダイエット停滞期に入ったからと、痩せないことに焦りを感じ、食事のカロリーを更に制限したり、運動量を増やし負荷を強めることは逆効果です。
体にさらに強い飢餓が来たと勘違いして、より一層ホメオタシスが働き、エネルギーを溜め込んで痩せにくくしてしまうためですね。
ストレスも増えてしまいます。
ダイエット停滞期は必ず終わるので、今まで通りの負荷で行きましょう。
ダイエット停滞期を乗り越えるためには焦りは禁物です。
4.ダイエット停滞期を乗り越えた時のご褒美を考える
自分のために乗り越えた時のご褒美を考えましょう。
理由は単純で、簡単にモチベーションのアップができるからです。
ご褒美は、食べ物以外にしてください。
ご褒美を食べ物にすると、頭の中にそのご褒美が常に浮かぶので食事制限ダイエットが辛くなるためです。
おすすめのご褒美があります。
それは、気になっているワンサイズ下の服を買うことです。
金額は高ければ高いほど良いです。
それを部屋に飾っておきましょう。
そして、ダイエット停滞期が終わって見事に痩せたら着るのです。
その服を着ることを想像するのでモチベーションが最高に上がりますよ。
5.ダイエット以外の目的も持つ
ダイエット以外の目的も持つことで、ダイエット停滞期でもモチベーションがガクッと落ちることはありません。
ダイエット以外の目的とは『健康になる』です。
肥満が健康に悪いのは、周知の事実ですよね。
ダイエット停滞期で痩せなくても、「健康のためにもやっているんだ!」と思えたらモチベーションがガクッと落ち込んでしまうということは回避できるはずですよ。
ちなみに、痩せすぎは健康に悪いです。
BMI22を目指すと良いです。
目標体重をしっかり考えてダイエットするといいですね。
健康的なダイエットの計画については『ダイエットは計画が大事!立て方と便利なアプリを紹介』をどうぞ!
ダイエット停滞期以外の痩せない原因
ダイエット中は、ホメオスタシス以外でも痩せにくくなる原因があります。
それは以下の4点です。
- 筋肉の低下
- PFCバランスが崩れている
- 自律神経の乱れ
- ホルモンの影響
それぞれ解説します。
1.筋肉の低下
食事制限ダイエットは、筋肉が低下するリスクがあります。
食事制限によってエネルギーが不足すると、筋肉を分解することでエネルギーを産生するためです。
基礎代謝の2割は筋肉が担っているので、筋肉が落ちると基礎代謝もつられて落ちてしまいます。
基礎代謝が落ちると、1日の消費エネルギーが減るので痩せにくくなるのです。
ちなみに、筋肉を分解することでエネルギーを作ることを『糖新生』と言います。
筋肉の低下を防ぐには、摂取カロリーを極端に抑える無理な食事制限をしないこと、食事制限だけでなく運動も並行して行い筋肉を作るタンパク質の摂取を心掛けることがあげられます。
プロテイン摂取はオイコスがおすすめです。
2.PFCバランスが崩れている
PFCバランスが崩れることによっても痩せにくくなります。
PFCとは、タンパク質(Protein)、脂質(Fat)、炭水化物(Carbohydrate)の英語の頭文字をとったものですね。
三大栄養素と言われるこの3つの栄養素のバランスが重要で、栄養が偏ると痩せにくくなるのです。
日本肥満学会では、タンパク質15%、脂質25%、タンパク質60が理想的とされています。
日本人はタンパク質が不足しやすいと言われているので、積極的にタンパク質を摂るように心がけましょう。
詳しくは『PFCバランスはダイエットに重要!理想比率や栄養計算アプリを紹介』の記事をどうぞ!
3.自律神経の乱れ
体の様々な機能をコントロールしている自律神経が乱れることによっても痩せにくくなります。
自律神経が乱れると、基礎代謝の4割を担っている内臓の機能が低下するためです。
特にダイエット中はストレスにより自律神経が乱れやすいので、自律神経を整えることが重要になります。
詳しくは『自律神経が乱れると太る!やせ体質を作れ!【自律神経ダイエット】』の記事をどうぞ!
4.ホルモンの関係
女性ホルモンの影響によっても痩せにくくなります。
生理前に増えるホルモン『プロゲステロン』には、エネルギーを溜め込もうとする作用があるので太りやすくなるためです。
反対に、月経後に増える『エストロゲン』には、脂肪の燃焼を促す作用がさるためダイエットに適した時期と言われています。
ダイエット停滞期は辛い!期間はいつからいつまで?乗り越え方【まとめ】
ダイエット停滞期の原因 | 食事制限して摂取エネルギーを減らすと、体が飢餓状態と勘違いしてエネルギーを溜め込むように働いてしまうことが原因。(この反応をホメオスタシスという) |
ダイエット停滞期はいつから始まる | 多くの人はダイエットを開始して1ヶ月後に始まる可能性が高い。 |
ダイエット停滞期はいつまで続く | 個人差があるが、2週間から1ヶ月続くと言われている。 |
ダイエット停滞期を乗り越える おすすめの方法 | 1.体重計に乗らない 2.チートデイを取り入れる 3.食事を更に減らしたりや運動量を増やしたりしない 4.乗り越えた時のご褒美を考える 5.ダイエット以外の目的も持つ |
ダイエット停滞期以外で痩せない理由 | 1.筋肉の低下 2.PFCバランスが崩れている 3.自律神経の乱れ 4.ホルモンの関係 |
ダイエット停滞期は、ほとんどの人が訪れるダイエットの最難関です。
そのため、この期間にダイエットを断念してしまう人も多いです。
あらゆる方法を駆使してモチベーションを保ち、ダイエット停滞期に打ち勝ちましょう!
今回は以上です。
おわり!
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