「朝ご飯を抜くダイエットは本当にいい?逆に太るとも聞いたけど、実際どうなの?」
こんな質問に答えます。
こんにちは、ダイエットプロフェッショナルアドバイザーの資格を持つユキフルです。
結論から述べると、朝食抜きダイエットはおすすめしません。
デメリットが多いためですね。
朝食を抜くのではなく、3食しっかり食べた上でカロリーをコントロールすることをおすすめします。
本記事では以下のことがわかります。
- 朝食抜きダイエットのデメリット
- ダイエットにおすすめな朝食
では始めます。
朝食抜きダイエットのデメリット
朝食を抜くと痩せます。
理由は単純で、1日の摂取カロリーが減るためですね。
※摂取カロリーが消費カロリーを下回れば、足りないエネルギーを脂肪から取るので痩せる。
しかし、朝食を抜くと様々なデメリットがあるため、朝食抜きダイエットはおすすめしません。
そのデメリットとは、
- 体温が効率よく上がらない➡太りやすい体質に
- 便秘になりやすい➡太りやすい体質に
- 集中力が落ちる
です。
代謝が落ちるので太りやすい体質になりますよ。
つまり、リバウンドのリスクが上がってしまうということですね。
それぞれ解説していきます。
朝食抜きダイエットのデメリット1:体温が効率よく上がらない➡代謝が落ちる
食事をしたら体がポカポカ温まりますよね。
それは、胃や腸が食べ物を消化吸収する時にエネルギーを消費するためです。
エネルギーを消費する時に熱が作られるためポカポカ温まるのです。(これを食事誘発性熱産生と言う。)
体温が1度上がると代謝が13%上がる。
夜間は体がお休みモードなので、朝は一番体温が低い時間帯。
ですので、朝食を食べて、体温を上げ代謝を上げることがダイエットに有効と言えます。
逆に、朝食を食べないと体温が効率よく上がらないので、代謝が落ち、太りやすい体質になってしまいます。
朝食、昼食、夕食後と体温が上がりますが、朝食が最も体温が上がります。
食事誘発性熱産生は、朝食が夕食の4倍もあるんだとか!
参考:meiji https://www.meiji.co.jp/milk-protein/research-result/morning/article-2.html
朝食抜きダイエットのデメリット2:便秘になりやすい➡代謝が落ちる
朝食を食べたらトイレに行きたくなりませんか?
そう、朝食後は最も便意が起こりやすい時間帯なのです。
夜間休んでいた胃や腸が、朝食をとることで活発に動き、排便を促すためですね。
朝食を食べないと、食べた時に比べて胃や腸の活動が落ちるので、便秘になりやすくなります。
便秘になると、代謝が落ち太りやすい体質になるのでダイエットに良くありません。
逆に、便秘に悩んでいる人は朝食をしっかり食べて胃腸を動かすことが解消につながると言えます。
朝食を食べて、いっぱい『うんち』を出しましょう!
汚い話ですいません・・・
- 痔
- 肌荒れ・吹き出物
- イライラ・不快感
- だるさ・疲労感
- 腹痛・お腹の張り・食欲低下
- 心筋梗塞・脳卒中・寝たきりのリスクが上がる
朝食抜きダイエットのデメリット2:集中力が落ちる
朝食を抜くと頭がボーとしたような感じがして集中力が出ず仕事や捗らないことはありませんか?
これは、脳のエネルギー源であるブドウ糖が不足しているからです。
ブドウ糖は大量に貯蔵することができません。朝の空腹状態はブドウ糖が低下した状態なのです。
そのため、朝食を食べないと脳が十分に働かず集中力が落ち、仕事や勉強のパフォーマンスの低下につながります。
集中力の低下すると、通勤時の事故にもつながるので、やはり朝食はしっかり食べるべきですね。
3食でカロリーコントロールしよう
朝食を抜くと確かに痩せますが、体温が効率よく上がらなかったり、便秘になる可能性があるので代謝が下がり太りやすくなります。
つまり、リバウンドのリスクが上がってしまうということですね。
ですので、朝食を抜いてカロリーを減らすのではなく、3食しっかり食べた上で1日のカロリーを減らしましょう。
摂取カロリーの目安は、1日の必要摂取カロリーが基準になります。
『JOY FIT』のサイトで自分の必要摂取カロリーが簡単に計算できますよ。
この必要摂取カロリーを摂取カロリーが下回れば痩せます。
逆に、必要摂取カロリーを上回ってしまうと太ってしまいます。
ダイエットの計画を上手に立てて、リバウンドの少ないダイエットを目指してくださいね。
ダイエットの計画の立て方は、『ダイエットは計画が大事!立て方と便利なアプリを紹介』の記事で紹介しています。
ダイエットにおすすめな朝食
最後に、僕がおすすめする朝食をいくつか紹介して終わります。
おすすめの朝食は以下になります。
- バナナ
- ヨーグルト
- シリアル
- 納豆
- ライ麦パン
それぞれ解説します。
バナナ
バナナのダイエット成分は、
- フラクトオリゴ糖
- 食物繊維
- カリウム
です。
バナナに含まれるフラクトオリゴ糖と食物繊維は、腸内に住む善玉菌のエサになります。
善玉菌が増えることで腸内環境が整うので、便秘の解消に期待できます。
また、バナナはカリウムが豊富です。
カリウムは、余分な塩分を排出する働きがあるので、むくみの解消に期待できますよ。
バナナは、便秘やむくみの解消に期待できるので、ダイエットに良い食べ物です。
ヨーグルト
ヨーグルトのダイエット成分は、
- 乳酸菌orビフィズス菌
- カルシウム
です。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌は、腸内の環境を整える効果があるので便秘に効果的です。
また、ヨーグルトにはカルシウムが豊富です。
カルシウム不足が体脂肪を増加させる可能性があると研究で報告されました。
カルシウム不足にならないようにすることがダイエットにつながるかもしれません。
カルシウムイオンは情報を伝達する役割をしていますが、脂肪合成を促進し、脂肪分解を抑制する情報を伝達することがわかってきました。つまり、カルシウム不足が体脂肪を増加させる可能性があるのです。
森永製菓 https://www.morinaga.co.jp/protein/columns/detail/?id=10&category=beauty
シリアル
シリアルはアメリカで大人気の朝食です。
そんなシリアルには、ダイエット効果があります。
ダイエット成分は
- 食物繊維
- ビタミンB群
です。
シリアルは穀物や穀類を乾燥して砕いたものですので、食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維には便秘の解消に期待できるのでダイエットに良しです。
そして、ビタミンB群も豊富です。
ビタミンB群はダイエットビタミンとも呼ばれており、代謝をサポートする働きがあります。
食事制限をするとビタミンが不足しがちになるので、ビタミンを補給できるシリアルは食事制限ダイエットと相性が抜群と言えます。
ただし、シリアルの中でも『コンフレーク』や『グラノーラ』は甘味料を使うのでダイエットに向きません。『オートミール』や『ミューズリー』は甘味料を使ってないのでダイエットで食べるならコチラを選びましょう。
納豆
納豆のダイエット成分は
- ナットウキナーゼ
- イソフラボン
です。
ナットウキナーゼには、血管内の血液の塊を溶かす働きが確認されており、血液の流れをスムーズにすることに期待できます。
血液がスムーズに流れることで代謝が上がるのでダイエットに効果的と言えます。
また、納豆は大豆イソフラボンが含まれており、脂肪燃焼を助ける働きがあります。
実は、納豆のダイエット効果はこれだけではありません。
まだまだ沢山ありますが、長くなるので省略します(^^;
詳しく知りたい方は『納豆のダイエット効果を徹底解説!痩せる効果をアップさせる方法も紹介』の記事をどうぞ!
ライ麦パン
ライ麦パンのダイエット成分は
- ビタミンB群
- 食物繊維
です。
食パンを食べている人は、ライ麦パンにするだけでダイエット効果がありますよ。
なぜなら、ライ麦パンにはビタミンB群が豊富、食物繊維も食パンのおよそ2倍、GI値が低いからです。
ビタミンB群は代謝のサポート、食物繊維は便秘の解消に期待できます。
そしてGI値なのですが、GI値とは食後血糖値の上昇度合いを数値化したものです。
GI値が低ければ血糖値の上昇が緩やかになります。
- 食パン:GI値91
- ライ麦パン:GI値58
かなり低いことがわかりますね。
血糖値が緩やかに上昇すると、インスリンの分泌が抑えられるのでダイエットに効果的です。
食パンを食べている人は、ライ麦パンに替えてみましょう!
ダイエットで朝食抜きは有効or太る!?実はデメリットだらけ【まとめ】
朝食抜きダイエットは、痩せるという点では有効です。
しかし、以下のデメリットがあります。
- 体温が効率よく上がらない➡太りやすい体質に
- 便秘になりやすい➡太りやすい体質に
- 集中力が落ちる
太りやすい体質を作り上げてしまいますし、集中力が落ちると事故のリスクが上がりますし、仕事や勉強の効率も下がるのでおすすめしません。
なので、朝食を抜かず、3食をしっかり食べた上でカロリーをコントロールすることを心掛けましょう。
ちなみに、僕のおすすめする朝食は『バナナ』『ヨーグルト』『シリアル』『納豆』『ライ麦パン』です。
今回は以上です。
おわり!
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