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【恐怖】サバ缶の食べ過ぎによるデメリット!1日の摂取量は?

サバ缶の食べ過ぎによるデメリット (1)

サバ缶がダイエットにいいって聞いてから沢山食べているんだけど、やっぱり食べ過ぎは健康に悪いかな~?
1日で食べる最適な量はどのくらいなんだろう?

こんな疑問を解決します。

本記事の内容
  • サバ缶の食べ過ぎによるデメリット
  • サバ缶の1日の最適な摂取量
ユキフル

こんにちは、ダイエットプロフェッショナルアドバイザーのユキフルです。

サバ缶が健康やダイエットに良いとブームになりましたよね。

その影響でスーパーからサバ缶が消えたことも。

いや~メディアの影響って凄い!

ちなみにサバ缶を食べることで

  • 生活習慣病の予防
  • 脳の活性化
  • 骨の強化
  • ダイエット効果など

に期待できると言われています。

とはいえ、健康やダイエットに良いからと言って食べ過ぎは要注意。

逆に、健康を害してしまう可能性がありますし、太ってしまう可能性があるからですね。

本記事では、サバ缶の食べ過ぎによるデメリットを紹介します。

この記事を書いた人
  • ダイエットプロフェッショナルアドバイザーの資格取得
  • 臨床検査技師
ユキフルです。
目次

サバ缶の食べ過ぎによるデメリット

サバ缶の食べ過ぎ

健康やダイエットに良いと言われているサバ缶ですが、食べ過ぎると話は変わります。

食べ過ぎることで以下のようなデメリットがあるからです。

  • 太る
  • 高血圧になる
  • セレンの過剰摂取による副作用が起きる
  • 痛風になる

それぞれ解説しますね。

太る

サバ缶がダイエットに良い理由は、サバにはDHAやEPAという成分が豊富にあり、体脂肪の燃焼を促進させる効果があるためです。

ですが、食べ過ぎると逆に太る可能性があります。

サバ缶はカロリーが高いためですね。

  • サバの水煮1缶(200g):380kcal
  • サバの味付け1缶(200g):430kcal

参考:日本食品標準成分表2015

え!こんなにも?

ユキフル

結構カロリー高いですよね。

ダイエットに良いからと食べ過ぎてしまうと、カロリーの摂りすぎで太る可能性があるので食べ過ぎに注意しましょう。

高血圧になる可能性

サバ缶は長期保存する目的で塩分が多く含まれています。

サバの水煮1缶(200g):1.8g

サバの味付け1缶(200g):2.6g

1日の食塩相当量の目標は以下をご覧ください。

  • 男性は8g未満
  • 女性は7g未満
日本高血圧学会

男女共に6g未満を推奨

サバの水煮1缶で日本高血圧学会の推奨する1/3、味付けなら1/2も塩分を摂取しまいます。

サバ缶の塩分の多さがよくわかりますね。

塩分が多いので健康のためにも食べ過ぎないようにしましょう。

塩分の悪影響
  • 高血圧
  • 動脈硬化
  • 心不全、心筋梗塞、心肥大、腎不全など

参考:国立循環器病研究センター

セレンの過剰摂取による副作用が起きる可能性

魚介類は、セレンというミネラルが豊富に含まれています。

セレンは体に必要な微量ミネラルです。

セレンの役割
  • 抗酸化作用があるため細胞の酸化を防ぐ
  • 血栓症の予防に役経つ

参考:大塚製薬

しかし、過剰摂取となると話は別。

過剰に摂取すると、以下の副作用の危険性があります。

セレンの過剰摂取による副作用
  • 疲労感
  • 焦燥感
  • 脱毛
  • 爪の変形
  • 嘔吐・下痢
  • 頭痛
  • しびれ
  • 末梢神経障害など

参考:日本成人病予防協会

【セレンの1日の推奨量】

成人男性:30~35㎍

成人女性:25㎍

セレンの上限値:350~450㎍

マサバ100gあたりのセレンの量は70㎍です。

結構な量があるので、食べ過ぎないように注意しましょう。

痛風になる可能性

サバ缶には、プリン体が多く含まれています。

その量は、1缶のサバ缶(200g)でおよそ240mg。

プリン体を取り過ぎると、痛風になる可能性があるので注意が必要です。

『高尿酸血症・痛風の治療のガイドライン』では、 プリン体の摂取制限を1日400mgを目安に設定しています。

サバ缶を2缶食べるだけでプリン体の摂取制限を超えてしまうので注意しましょう。

ユキフル

サバ缶の汁にプリン体が溶け出ているため、汁を切るとプリン体の量を抑えることができるみたいですよ。

サバは水銀が多いって聞いたけど本当?

サバなどの魚介類は水銀の量が多いから食べ過ぎない方がいいって聞いたけど本当?

ユキフル

たしかに、魚介類の中には水銀に気をつけないといけないものもいますが、サバは水銀の量が低いのでそこまで気にする必要はありませんよ。

こちらのサイトで魚介類と水銀について分かりやすく解説されています。⇩

サバ缶の1日の摂取量

サバ缶の1日摂取量

ここまでデメリットばかり紹介してきましたが、適切な量を食べれば何の問題もありません。

それどころか健康に優れた食べ物です。

冒頭でも言ったようにサバ缶は、

  • 生活習慣病の予防
  • 脳の活性化
  • 骨の強化
  • ダイエット効果など

に期待できるからですね。

では、今回紹介した食べ過ぎによるデメリットを避け、安心して食べることができるサバ缶の摂取量はどのくらいなのか。

答えは、1日1缶です。

理由は、2缶以上食べてしまうと日本高血圧学会の推奨量する塩分を超え、高尿酸血症・痛風の治療のガイドラインが示したプリン体の上限値を超えてしまうからですね。

あと、サバ缶で注目される成分である『DHA』『EPA』もサバ缶1缶で1日分を摂取することができますよ。

厚生労働省では以下の表のようにDHA・EPA合わせて1000mg摂ることが望ましいとされていますが、サバ缶を1缶食べることで1000mgを余裕で超える量を摂取できます。

DHA・EPAの摂取量
引用:厚生労働省
サバ缶1缶(200gあたり)
DHA1940mg
EPA1380mg

さいごに

ところでサバ缶は非常食としても優秀ですよね。

南海トラフや首都直下地震はいつ起きるかわからないので、いくつか備えておいても良いかもしれませんよ。

僕はおかずを作るのが面倒くさい時のピンチヒッターとして常備しています(笑)

今回は以上です。

おわり!

サバ缶の食べ過ぎによるデメリット (1)

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