今ダイエット中だけど、飴食べたいな~。
ノンシュガー飴なら太らないのかな?
こんな疑問に答えます。
- 飴を食べると太る3つの理由
- 飴の太らない食べ方
- ダイエットに良い食べ方について
こんにちは、ユキフルです。
飴って小さいので、ついつい食べ過ぎてしまいますよね。
飴を食べ過ぎたら太らないか気になる人は意外と多いのではないでしょうか?
結論から言いますと、飴を食べ過ぎれば太ります。ノンシュガー飴でもですね。
でも安心してください。
飴には太らない食べ方もありますし、逆にダイエットに良い食べ方もあるんですよ。
本記事では、飴を食べると太る3つの理由、飴の太らない食べ方、ダイエットに良い食べ方について紹介します。
飴を上手に食べてダイエットの味方につけましょう。
飴で太る理由は3つある
まず、飴で太る理由を紹介しますね。
3つあります。
- 飴は意外とカロリーが高い
- GI値が非常に高い
- 罪悪感が少ない
それぞれ解説します。
1.飴のカロリーは意外と高い
飴の種類によって、カロリーが違います。
100g当たりのカロリーと1個当たりのカロリーの平均値を見ていきましょう!
種類 | 100gあたりのカロリー | 1個あたりのカロリー |
---|---|---|
飴玉 | 400kcal | 16kcal(4g) |
チュパチャップス | 392kcal | 47kcal(12g) |
ドロップ | 378kcal | 14kcal(3.7g) |
キャラメル | 433kcal | 22kcal(5g) |
りんご飴 | 121kcal | 284kcal(235g) |
金平糖 | 200kcal | 4kcal(2g) |
果汁グミ | 329kcal | 10kcal(2.3g) |
綿あめ | 385kcal | 77kcal(20g) |
※ご飯:100g当たり168kcal
飴玉、チュパチャップス、ドロップ、キャラメル、祭りで食べる綿飴は、カロリーが特に高いことがわかりますね。
例えば、飴玉を1日に
- 10個食べたら160kcal
- 20個食べたら320kcal
と結構な摂取エネルギーになります。
飴玉が目の前にあるとついつい手を伸ばして食べてしまいますよね。
1日に数十個食べてしまったという経験はあるのではないでしょうか。
1日の必要摂取カロリーをオーバーしてしまうと、超えたカロリーは脂肪として蓄積されます。
1日の平均必要摂取カロリーはおよそ2000kcalなので、飴玉を10個(160kcal)食べるとおよそ1/10も満たしてしまうということです。
飴玉のカロリーは意外と高いので気を付けましょう。
【注意】ノンシュガー・シュガーレスでも食べすぎたら太る!
ノンシュガー・シュガーレスといった表記の飴ありますよね。
これらの飴はカロリーがゼロだと思われがちですが、実はカロリーがゼロというわけではなく、砂糖を使った飴の40から50%のカロリーであることが多いです。
そのため、ノンシュガーやシュガーレスだからと言っても食べすぎれば当然太ります。
ノンシュガー・シュガーレスと表記されていても油断したらダメということですね。
2.GI値が非常に高い
飴はGI値が非常に高いです。
GI値に関しては大塚製薬さんが分かりやすく説明してくれています。
GIとは食後血糖値の上昇を示す指標、グライセミック・インデックス(Glycemic Index)の略。
GIは、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、摂取2時間までの血液中の糖濃度を計ったものです。オーストラリアのシドニー大学ではグルコースを基準とした場合、GIが70以上の食品を高GI食品 56~69の間の食品を中GI食品 55以下の食品を低GI食品と定義しています。
引用:大塚製薬
GI値が低ければ低いほど血糖値が緩やかに上がり、GI値が高ければ高いほど血糖値が急激に上がります。
飴のGI値は108です。
GI値が70を遥かに超えているので、高GI食品になります。
つまり、飴は血糖値が急激に上がる食べ物ということですね。
血糖値が急激に上がる食べ物は太りやすいです。
血糖値を下げようと『インスリン』というホルモンが出るのですが、インスリンには脂肪合成を高め、脂肪分解を抑制する作用があるからです。
インスリンは脂肪合成を高め、脂肪分解を抑制する作用を持っています。したがって、組織で脂肪が蓄積されやすくなります。
引用:大塚製薬
飴はGI値が高いため太りやすいということですね。
3.罪悪感が少ない
飴は、
- 1個当たりのカロリーが低い
- 小さい
ので罪悪感が少ないです。
そのため、ついつい食べ過ぎてしまうことも。
たくさん食べれば食べるほど当然カロリーが高くなります。
僕の職場では飴がバスケットに山積みになっているのですが、仕事が終わるまでに10個食べていたなんてこともざらにありました^^;
あたたも心当たりありませんか?(笑)
職場に置いてあった飴は普通の飴玉だったんですが、10個も食べるとカロリーが160kcalにもなります。
小さいからと油断すると摂取カロリーが多くなるので注意しましょう。
飴の食べ過ぎは他にも
- 老化を早める
- お腹がゆるくなる:シュガーレス飴など人工甘味料の場合
- 喉や舌が痛くなる
という可能性があります。
詳しくは『【飴の食べ過ぎによるデメリット】老化を早める・腹痛・舌が痛くなる原因に!』をどうぞ!
飴の食べ過ぎは良くないのね・・・
飴の太らない食べ方
では次に、飴の太らない食べ方を紹介します。
太らない食べ方は、
- 必要な分だけ取り出す
- 噛まないで舐める
- カロリーが低い飴、もしくはカロリーがゼロの飴を食べる
です。
それぞれ紹介しますね。
必要な分だけ取り出す
飴で太らないようにするには、当然ですが食べる量を減らすことがポイントです。
しかし、飴は甘くて美味しいので誘惑に勝てずついつい手が伸びてしまいますよね。
この誘惑を断ち切るには、飴を見えない所に隠し、必要な分だけ取り出すようにしましょう。
実際、飴がたくさん入ったバスケットを見えない所に封印したら、飴を食べる量が激減しましたよ。
1個飴を取ったら、また見えない所にしまってください。
飴を取るのがめんどくさくなるので、飴を食べる量が激減しますよ。
噛まないで舐める
飴を噛んで食べていませんか。
僕は飴を噛んで食べることが多かったです。
噛むと味を感じやすくなるもで、ついつい噛んじゃうんですよね。
しかし、飴を噛むと直ぐに飴が溶けてなくなるので、すぐに次の飴に手が伸び食べ過ぎてカロリー摂取の増加につながるのです。
さらに、早く食べ終えてしまうので血糖値が急激に上がることにつながります。
先ほど述べたように、血糖値が急激に上がるとインスリンの分泌が多くなるので良くありません。
噛まずに舐めて少しずつ食べることで、食べる量を減らせますし、血糖値の上昇を緩やかにできるので、太りにくくなりますよ。
飴を噛むと味の感度が上がりますが、すぐ終わってしまうと寂しくなりますよね。
少しずつ噛んで長く味を楽しみましょう。
飴の本来の食べ方は舐めて食べることですからね(^-^)
カロリーが低い飴、もしくはカロリーがゼロの飴を食べる
飴にはカロリーが低い飴があります。
ノンシュガー・シュガーレスといった飴ですね。
ノンシュガー・シュガーレスは、カロリーが低いぶん太りにくいです。
そして実は、カロリーゼロの飴が存在します。
このラカントという飴は、驚異の0kcal。
ドラえもんのひみつ道具くらい凄い飴ですね(笑)
なぜ0kcalなのか、それは砂糖を使用しておらず自然派甘味料「ラカントs」を使っているためです。
肝心の甘さですが、砂糖を使っているんじゃないかってくらいめちゃめちゃ甘いです。
糖質制限ダイエットをしている人でも、気にせず食べることができる飴ということですね。
味も美味しいですよ。
ちなみにラカントは、飴だけでなく様々な商品があります。
料理やお菓子など様々な用途に使えますよ。
ラカントで低カロリーな生活をしてスリムになろう!
ダイエットにおすすめの飴については『ダイエット時におすすめな低カロリー『飴』を紹介【厳選10種】』にまとめているのでどうぞ!
飴をダイエットの味方につける【飴ダイエット】
食べ過ぎると太ってしまう飴ですが、上手に食べると実はダイエット効果に期待できます。
飴を食べることで以下の効果に期待できるためです。
- 食事量を減らせる
- 間食を取りすぎを抑える
- 3時のおやつに飴を食べることでカロリーカット
- ストレス太りを防ぐ
それぞれ解説しますね。
食事量を減らせる【食事の30分前に食べよう】
飴を食事の30分前に舐めることで、食べる量を減らすことができます。
飴を舐めて血糖値が上昇することで、食欲をコントロールする満腹中枢を刺激することができるためですね。
血糖値の上昇を満腹中枢が感知するまで20分かかると言われているので、食事の30分前には舐めておきましょう。
血糖値を上昇させなければならないので砂糖入りの飴が良いですね。
間食の取りすぎを抑えられる
間食を取り過ぎていないですか?
適度な間食はストレス解消につながるためダイエットに良いですが、食べ過ぎると当然太ってしまいます。
飴の血糖値上昇による満腹中枢の刺激は間食の取りすぎを抑えることにも期待できるので、間食が最も多くなる午後3時くらいに飴を舐めておくことで間食の取り過ぎを減らせますよ。
間食を減らすだけでもダイエット成功に大きく近づくので、飴で間食をコントロールしましょう。
適度な間食がダイエットに良い理由については『「ダイエット中は間食しない」は良くない!理由は3つあり』をどうぞ!
3時のおやつを飴に置き換えることでカロリーカット
間食が最も多くなる午後3時に飴を舐めておくことで間食の取りすぎを抑えられると言いましたが、3時のおやつを飴に置き換えることで大幅なカロリーカットが狙えます。
例えば、3時のおやつに人気のショートケーキ、ポテトチップス、大福餅、メロンパン、ドーナツを飴玉5個に置き換えたとしましょう。
3時のおやつに人気 | 置き換えることで減らせるカロリー |
---|---|
ショートケーキ(118g):366kcal | 286kcal |
ポテトチップス1袋(60g):332kcal | 252kcal |
大福餅1個:232kcal | 152kcal |
メロンパン1個:276kcal | 196kcal |
ドーナツ1個:224kcal | 144kcal |
飴玉5個:80kcakで計算
カロリーを大幅にカットできることがわかりますね。
3時のおやつを飴に置き換えるダイエットをすれば、ダイエット効果が大きいのでおすすめです。
ストレス太りを防ぐ
ダイエットの敵のひとつにストレスがあります。
ストレスが溜まると、食欲を抑制する「レプチン」というホルモンの分泌が抑えられてしまうためです。
ストレス太りを防ぐためには、当然ですがストレスを解消することが重要です。
飴のような血糖値を上昇させる食べ物は、幸せホルモンであるセロトニンを高める効果があることが研究により判明しています。
参考:農畜産業振興機構
セロトニンを高めることで、幸福感や満足感を得ることができるのでストレスの緩和効果に期待できるということです。
飴を舐めると少し幸せな気持ちになるよね。
飴はストレス太りの防止に期待できるので、ストレスを感じた時に飴を舐めましょう。
さいごに
飴は食べ過ぎると太りますが、上手に食べることでダイエット効果に期待できます。
飴を味方につけてダイエットしましょう。
ちなみに、飴は平安時代にはもう日本で食べられていたみたいですよ。
なじみが深いのもわかる気がしますね。
今回は以上です。
おわり!
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