柚子風呂の効果効能を解説!作り方、入り方、ピリピリ痛くなる原因は?

柚子風呂の効果効能を解説!作り方、入り方、ピリピリ痛くなる原因は? お風呂・銭湯

「柚子風呂ってどんな効果があるの?」

「作り方や入り方について教えて!」

「ピリピリするって聞いたけど本当?」

「冬至に入るのはなぜ?」

こんな質問に答えます!

ユキフル
こんにちは、温泉好きのユキフルです。

江戸時代から昼の最も短い冬至に柚子を湯船に浮かべる習慣があり、現在も親しまれている柚子風呂。

温泉で柚子が入っているのを見た人は多いかと思いますが、柚子を入れるとどんな効果があるのか知っていますか?

柚子は、体を芯からポカポカ温めてくれるなど色々な効果がありますよ!

特に寒い冬に最高です(^-^)

この記事では、柚子風呂について徹底的に紹介していきます。

家庭でも簡単に作ることが出来るので、柚子風呂に入りポカポカに温まりましょう!

以下の順番で解説していきます。

  • 柚子風呂の効果効能
  • 柚子風呂の作り方
  •       〃      入り方
  • 注意すること
  • ピリピリ痛くなる原因と対処法
  • 最後に掃除にも使える
  • 人気の入浴剤
  • 冬至に入る理由

柚子風呂の効果効能

柚子風呂の効果

体がポカポカになるだけでなく、香りでも楽しむことができる柚子風呂には以下のような効果があります。

  • ダイエット効果
  • リラックス効果
  • 肩こり・腰痛・冷え性・むくみの緩和
  • 美肌効果
  • 不眠改善
  • 体臭予防

それぞれ解説します。

ダイエット効果

柚子風呂に入ることでダイエット効果を得られます。

柚子には、『シトラール』と『リモネン』という香り成分が含まれています。

シトラール:血管を拡張することで血流が良くなる効果

リモネン:交感神経を刺激することで血流が良くなる効果

シトラールとリモネンのダブルの血流が良くなる効果で、お湯の温度が全身に伝わりやすくなるため、体温を効率よく上げることができ、さらに保温効果もあります。

お風呂から上がってもしばらく保温効果が続くため、体がポカポカ暖かくなり気持ちがいいですよ(^-^)

体温が1℃上がるごとに基礎代謝が13%上がると言われています。

そのため、柚子風呂に入ることで体温が上がるためダイエット効果があります。

基礎代謝とは

基礎代謝とは、何もしていなくても生きるために必要なエネルギーのこと。

1日の平均基礎代謝は、男性が1500kcal、女性が1200kcal

リラックス効果

柑橘類の香りを嗅ぐとリラックスできますよね。

それは、柑橘類の香り成分リモネンに自律神経を正常化させ、ストレスや不安を軽減させる作用があるためです。

リモネンの作用をラットの強制水泳実 験で検討した実験において,グレープフルーツの精油 (リモネン)が不動時間の有意な延長を起こしたことを報 告している。これは抗不安薬を投与した場合と同様の傾 向があることを指摘し,グレープフルーツの精油成分の リモネンがリラックス効果と関係があると述べている。

山梨医大 精神負荷に対するグレープフルーツの香りの効果 https://lib.yamanashi.ac.jp/igaku/mokuji/kiyou/kiyou17/image/kiyou17–042to047.pdf

上記の実験はネズミを使ったものですが、実際に人間でもリラックス効果があるので信頼性は高いと思います。

現代、ストレスが無いという人はいないのでは無いでしょうか。

ストレスが溜まると体に様々な悪影響を及ぼします。

ストレス解消の一つの方法として、リラックス効果のある柚子風呂に入ってみるのもいいかもしれませんね(^-^)

肩こり・腰痛・冷え性・むくみの緩和

柚子風呂は、肩こり・腰痛・冷え性・むくみの緩和にも期待できます。

これらの症状の原因に、筋肉が凝り固まることや血行不良があります。

筋肉の凝りは、ストレスで筋肉が緊張している状態が続くということがほとんどです。

前述したように、柚子風呂にはリラックス効果があるので筋肉の緊張を緩和してくれるため筋肉の凝りにも有効です。

血行不良も前述したように、柚子風呂にはシトラールとリモネンの血行促進効果があるので有効です。

実は、湯船に浸かるだけでも、コリの改善と血行促進効果を得られますよ。

柚子が無くても湯船にしっかり浸かることで、水圧と浮力によりマッサージ効果があるので筋肉の凝りをほぐしてくれますし、体が温められることで血管が拡張し血流が良くなる効果があるからです。

柚子風呂は、湯船に浸かることと柚子の効果でダブルで、肩こり・腰痛・冷え性・むくみの緩和に繋がるということですね(^^♪

美肌効果

柚子風呂は、女性に嬉しい美肌効果もあります。

シミ、シワ、そばかすの予防

美肌効果に有効な成分は、『ビタミンC』『ビタミンE』です。

ビタミンCは、メラニンの活性を抑制してくれるため、メラニンが原因でなるシミやそばかすの予防に効果的です。

ビタミンEは、抗酸化作用があるため、シミやシワの原因である紫外線の活性酸素の働きを低下させてくれるためシミやシワの予防に期待できます。

肌のターンオーバー(新陳代謝)の改善

柚子風呂の血行促進効果も美肌になる理由です。

肌のターンオーバーには、酸素と栄養が必要です。

そして、酸素と栄養を肌に届けてくれる運び屋は血液です。

柚子風呂に入ることで血行が促進されるため、ターンオーバーに必要な酸素や栄養を十分に運ぶことができるので肌のターンオーバーが改善されるということですね。

結果、新しい細胞にドンドン生まれ変わるのでシミやシワの改善に期待できます。

ピーリング効果

柚子には、『リンゴ酸』が含まれています。

リンゴ酸はフルーツ酸の一種なのですが、ピーリング剤に使われています。

ピーリングとは、肌のターンオーバーが悪くなった角質を取り、肌のターンオーバーを促す美容法です。

柚子のリンゴ酸で、古い角質を取って新しい細胞ができるように促すことができます。

ハリのあるツルツルの肌になれるということですね。

不眠改善

柚子風呂は、夜なかなか寝付けないという人にも有効ですよ!

これは柚子風呂に入ることで体が温まることが関係しています。

学生時代のあるあるですが、体育の授業(特に水泳)の後の次の授業は強烈な睡魔が襲い、寝てしまって先生に怒られるというこのを経験した方も多いかと思います(笑)

実は、体育の授業で温まった体が次の授業で徐々に下がってしまうためなんです。

人の体は、体温が下がっていく過程で眠くなるように出来ているのです。

夜寝る前に柚子風呂に入ることで体がポカポカ温まり、寝るころに徐々に体温が下がっていくことを利用することで寝付けやすくなるということですね。

さらに、リモネンのリラックス効果もあるので、緊張をほぐしてくれることも寝付けやすくなる要因です。

体臭予防

体臭が気になる人にも柚子風呂は有効です。

柚子に含まれる『クエン酸』『ヘスペリジン』は殺菌作用があるので、臭いの原因菌の増殖を抑えてくれるため、体臭予防効果があります。

また、身心が疲れたときに出るツンとした疲労臭にも効果的です。

リモネンリラックス効果で身心共に癒してくれるためです。

お風呂から上がったら、体に柚子の爽やかな香りがつきますよ。

柚子風呂のやり方

柚子風呂は自宅でも簡単に作ることができます。

4つの方法を紹介します。

作り方

この記事で紹介する柚子の個数は、僕のおススメな個数ですので好みで調整してみてください。

丸ごと湯船に入れる

柚子をそのまま入れる

柚子を丸ごと湯船に入れる方法ですね。

手間がかからないのが良い点です。

200ℓの浴槽なら2~3個あれば香りを十分楽しむことができます。

後述しますが、柚子のリモネンは肌を刺激して人によってはピリピリ痛むことがあります。

この方法は有効成分が他の方法に比べてあまり出ないので、敏感肌の方におススメの方法になります。

輪切りにして入れる

輪切り柚子

輪切りにして入れる方法です。

200ℓの浴槽なら半個あれば良いでしょう。

丸ごと入れるよりも有効成分が多く出ます。

柚子を絞る

柚子絞りカス

柚子を絞って果汁を入れる方法です。

200ℓの浴槽なら1/4個あれば良いでしょう。

この方法が有効成分が一番多く出ますが、肌を刺激するリモネンも多く出るので、敏感肌の方にはおススメしません。

皮だけ入れる

柚子皮

果実をつかうのは勿体ないという方は、柚子の皮だけを入れる方法もあります。

有効成分は皮に多く含まれているので十分に効果を期待できますよ。

柚子の皮をカーゼやお茶パックなどに包み、湯船に入れましょう。

200ℓの浴槽なら1個分の皮があれば良いでしょう。

入り方

柚子風呂

おススメの入り方について紹介します。

入り方
  1. 38℃~40℃の柚子風呂を作る
  2. 10分お湯に浸かる
  3. 体を洗う
  4. 5分お湯に浸かる
  5. シャワーでしっかり柚子成分を洗い流す

20分以上の入浴は、肌の負担になる
42℃以上のお湯に浸かると交感神経を刺激してしまうため、寝つきが悪くなる

就寝前の1時間から2時間前に入ると寝つけ易くなります。

柚子風呂で注意することは?

自宅で柚子風呂

柚子風呂で注意することは2つあります。

  • 朝に入ることは避ける
  • 追い炊きは使わない方が良い

それぞれ解説します。

朝に入ることは避けた方が良い

柚子の成分の中には紫外線に反応を示す成分があります。※この反応を光毒性と呼ぶ

柚子の成分が肌に付いたまま日光を浴びてしまうと、皮膚にダメージを与え「シミ」「炎症」などの皮膚トラブルが起きることがあります。

そのため、出来るだけ朝に柚子風呂に入ることは避け、夜に入ることをおススメします。

追い炊きは使わない方が良い

追い炊きは使わない方が良いです。

追い炊きをしてしまうと柚子の成分や果肉などが配管内に残ってしまい、それをエサにして細菌が増殖するため衛生的に良くないからです。

追い炊きしなかったら大丈夫なのかと言うとそうでもありません。

配管内に柚子の成分や果肉が多少入ってしまいます。

そこで僕は、柚子風呂が終わった後に自動湯はりを数分かけています。

そうすることで配管内にある柚子の成分や果肉を綺麗に出すことができますよ。

ピリピリ痛い原因は?対処法は?

柚子風呂に入浴すると、体が痒くなったり、ピリピリと痛くなることがあります。

痒くなったり、ピリピリ痛くなる原因は、柚子風呂の有効成分である『リモネン』です。

リモネンは洗浄力が強いので、バリア機能を担う必要な皮脂までも落としてしまうためです。

対処法は、シャワーでしっかり洗い流し、ボディークリームで肌を保護・保湿することです。

肌が弱い方や柚子を入れすぎた場合に症状が出やすくなるので、柚子の量を調節しましょう。

最後は風呂場やシンクの掃除に利用できる!

風呂掃除

使い終わった柚子は、そのまま捨てずに風呂の浴槽や鏡や台所のシンクの掃除に使えますよ。

水垢は頑固な汚れなので、力強く擦ってしまうとキズがつくこともありますよね。

柚子に含まれる『クエン酸』は、水垢を落とすのに効果抜群でキズをつけることなく簡単に落とすことができます(^-^)

柚子風呂をして使い終わった柚子は捨てずに、風呂やシンクの水垢掃除に使いましょう!

人気の柚子風呂入浴剤

なぜ冬至に柚子風呂に入る?

冬至とは、一年で一番昼が短い日の事を言います。

江戸時代から冬至に柚子風呂に入る習慣があり、今でもその習慣が続いていますよね。

ではなぜ冬至に柚子風呂に入るようになったのか?これには諸説あります。

ひとつは、冬至は昼が短く寒いため、昔は命にかかわる危険な日だったことが関係します。

この頃に旬を迎える柚子は香りが強く、その柚子の香りが邪気を払うと考えられていたため、命を落とさないようにと入っていたことが現在でも冬至に入る習慣になっていると考えられている説です。

また、

  • ゆず:「融通(ゆうずう)」がきく
  • 冬至:「湯治(とうじ)」

という語呂合わせから冬至に柚子風呂に入る習慣が始まったという説もあります。

習慣を追っていくと面白いですね(^-^)

柚子風呂の効果効能を解説!【まとめ】

江戸時代から親しまれている柚子風呂には、ダイエット効果、リラックス効果、肩こり・腰痛・むくみ・冷え性の緩和、美肌効果、不眠解消、体臭予防と多くの効果があります。

作り方も簡単で、食べた後の柚子の皮でも作ることができるので捨てずに再利用してみてください。

江戸時代からの習慣に習い、寒い寒い冬至を柚子風呂で乗り切りましょう!

是非柚子風呂に入ってみてください。

虜になるかもしれませんよ。

最後までご覧いただきありがとうございました(^-^)