「食べ物を食べ過ぎたら、どれくらいが体脂肪に変わるの?カロリーを体脂肪に換算する方法とかある?」
こんな質問に答えます。
こんにちは、ダイエットプロフェッショナルアドバイザーの資格を持つユキフルです。
食べ物を必要以上に食べ過ぎると太ります。
これは、人の体が余分な栄養は脂肪として蓄えて、飢餓に備える仕組みになっているからなんですよ。
では、食事を食べ過ぎたら具体的にどのくらい脂肪になるかと疑問に思いますよね。
実は簡単に計算できるんですよ。
これを知っていれば、食べ過ぎの抑止力になるので知っておきましょう!
本記事では以下のことがわかります。
- 食べ物が体脂肪に変わる時の条件
- カロリーを体脂肪に換算する方法
- 1kgの体脂肪を減らす消費エネルギー
- 体脂肪はどこに付きやすいのか
では、始めます!
カロリーと体脂肪の関係
皆さんもご存じの通り、カロリーと体脂肪には深い関係があります。
カロリーを取り過ぎると体脂肪が付き、カロリーが不足すると体脂肪を分解してエネルギーにするためですね。
ここでは以下のことについて解説します。
- 食べ物が体脂肪に変わる時の条件
- カロリーを体脂肪に換算する方法
- 1㎏の体脂肪を燃やすのに必要な消費エネルギー
ではそれぞれ解説しますね。
これを知っていれば食べ過ぎの抑止力になりますよ。
食べ物が体脂肪に変わる時の条件は?
食べ物を食べると体脂肪になる時とならない時があるのですが、その条件について解説します。
人間には生きていくうえで必要な摂取カロリーがあります。
心臓や肺を動かしたり体温を維持したりするエネルギーで、これを基礎代謝と呼びます。
さらに、体を動かす時にもエネルギーが必要ですので、
基礎代謝エネルギー+体を動かすエネルギー=必要な摂取カロリー
となります。
1日に必要な摂取カロリーは個人差がありますが、およそ2000kcalです。
1日に必要な摂取カロリーの範囲内なら、どれだけ食べてもエネルギーとして消費されるので体重は増えません。
必要なエネルギーとして消費され、水と二酸化炭素になって、呼気や汗となって排出されるためですね。
問題は必要摂取カロリー以上のカロリーを食事で摂取してしまった場合です。
必要摂取カロリーを超えると、超えたカロリー分が脂肪として蓄えられるので体重が増えます。
簡単に説明すると。
容量が2000mlのコップを想像してください。(これが必要摂取カロリー2000kcalですね。)
このコップで2000mlまでなら、こぼさずに全部飲むことができます。(すなわち、全部カロリーを消費できます。)
しかし、2000mlを超えると当然こぼれ飲むことができません。
このこぼれて飲めない水が脂肪になるということですね。
必要な摂取カロリー>摂取カロリー=体重は増えない
必要摂取カロリー<摂取カロリー=体重が増える
上記の図式を知っていることで、必要カロリーを超えないようにという意識が生まれる
カロリーを体脂肪に換算しよう【体脂肪はどのくらい増える?】
では、必要摂取カロリー以上のカロリーを摂取した場合、どのくらい体脂肪が増えるのか換算する方法があるので紹介しますね。
余分な摂取カロリーが9kcalで脂肪が1g増える。
※余分な摂取カロリーとは、必要カロリーを超えはカロリーのことです。
つまり、ケーキ(500kcal)を食べた場合は
500kcal÷9=56g
56gの脂肪が体に蓄えられることになります。
そこまでピンときませんよね。
でもこれが1ヶ月連続で続いたとします。
56g×30日=1680g
1680gの脂肪が体内に蓄えられるのです。
およそ1.5kgの肉がお腹や二の腕につくことになります。
ちなみに1.0㎏の肉はコチラになります。
怖いですよね(^^;
このことを頭に入れることで、食べ過ぎを防ぐ抑止力になります。
実際に僕もこのことを勉強してからというもの、無駄な間食や食べ過ぎが減りました。
このことが頭に入っていると食生活が変わると思いますよ。
『ダイエットをするなら食事のカロリー計算せよ』とよく言われますが、その大切さについても分かりますね。
ダイエットはまず食生活を正すことから始まるのです。
1kgの体脂肪を燃やすのに必要な消費エネルギー
では、1㎏の体脂肪を減らすにはどのくらいの消費エネルギーが必要なのかを紹介します。
1gの脂肪を減らすためには7.2kcalの消費エネルギーが必要です。
そのため、1㎏では7200kcalの消費エネルギーが必要になります。
ちなみに、7200kcalはおよそランニング1000分の消費エネルギーに相当します。
脂肪を増やすのは簡単ですが減らすのは少し苦労するので、普段から脂肪を溜めないような食生活を心掛けようになります。
つまり、このことを知っていることで食べ過ぎの抑止力になるということですね。
体脂肪は体のどこにつきやすい?
では最後に、体脂肪は体のどこにつきやすいのかを紹介します。
体脂肪は、内臓脂肪と皮下脂肪に分けることができます。
- 内臓脂肪:臓器の周りに蓄積した脂肪➡『りんご型肥満』
- 皮下脂肪:皮膚と筋肉の間に蓄えられる脂肪➡『洋なし型肥満』
内臓脂肪は男性に多く、皮下脂肪は女性に多いという特徴があります。
内臓脂肪が男性に多い理由は、『腕』『脚』『背中』『胸』には筋肉が多く脂肪が溜まるスペースが少ないため、内臓に脂肪が付きやすくなるからです。
一方女性は、『腕』『脚』『背中』『胸』に筋肉量が少ないためスペースがあるので、皮下に脂肪がつきやすくなります。
特に、脂肪細胞が多い『二の腕』『太もも』『お尻』に脂肪が付きやすいです。
ちなみに、内臓脂肪は脂肪が落ちやすく、皮下脂肪は脂肪が落ちにくいといった特徴があります。
脂肪が付きやすい部位
男性:内臓脂肪
女性:皮下脂肪(特に二の腕、太もも、お尻)
カロリーを体脂肪に換算しよう!これを知れば食べ過ぎの抑止力に!【まとめ】
食べ物が体脂肪に変わる条件 | 必要摂取カロリーを超えるか超えないかで体脂肪になるか決まる 超えたら体脂肪になる 超えなかったらエネルギーとして消費する |
カロリーを体脂肪に換算する方法 | 余分なカロリー(kcal)÷9=体脂肪(g) |
1㎏の体脂肪を減らす消費エネルギー | 1㎏:7200kcal |
体脂肪は体のどこに付きやすいか | 男性:内臓に付きやすい(内臓脂肪) 女性:皮下に付きやすい(皮下脂肪) 特に『二の腕』『太もも』『お尻』 |
カロリーを体脂肪に換算する計算が頭に入っていれば、食べ過ぎの抑止力になります。
計算する癖をつけるとダイエットになりますよ。
今回は以上です。
おわり!
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