こんにちは。ユキフルの道、運営者の「ゆう」です。
コンビニやスーパーで手軽に買えるネギトロですが、ふとパッケージの裏側やネットの噂を見てマグロのたたきは太るのではないかと不安になったことはありませんか。
高タンパクでDHAやEPAが豊富な魚だから健康やダイエットに良いはずなのに、なぜかカロリーが高いという情報も目にします。
私たちが普段食べているネギトロ丼やお寿司に使われているマグロのたたきには、実は意外な脂質や糖質が含まれていることがあるのです。
この記事では、気をつけるべき栄養成分の秘密や太りにくいおすすめのレシピについて、詳しくお話ししていこうと思います。
- 市販のネギトロに含まれる脂質の種類と量の真実
- 太る原因となる丼スタイルのカロリーと糖質の関係
- コストコや業務スーパーなど購入先による成分の違い
- ダイエット中でも安心して食べられる具体的な工夫
マグロのたたきが太ると言われる理由

マグロといえばヘルシーな赤身魚の代表格ですが、加工された「たたき」になると少し事情が変わってくるようです。ここでは、なぜネギトロが太りやすいと言われているのか、その成分や食べ方の観点から深掘りしてみたいと思います。
マグロのたたきのカロリーと糖質
まず最初に気になるのが、具体的なカロリーと糖質の数値ですよね。一般的なマグロの赤身(100g)は約125kcal、脂質は1.4g程度と非常に低カロリーで高タンパクな食材です。しかし、これが市販の「マグロのたたき(ネギトロ)」になると、数値が大きく変動します。
製品によってかなり差はありますが、加工されたネギトロは100gあたり約200kcal前後になることが多いといわれています。これは赤身に比べてカロリーが1.5倍から2倍近くに跳ね上がっている計算になりますね。糖質(炭水化物)に関しては、魚肉自体にはほとんど含まれていませんが、加工段階でとろみや甘みをつけるために糖類が添加されている場合があり、製品によっては100gあたり約6.0gほどの炭水化物を含むこともあるようです。
ここがポイント
- 純粋なマグロの赤身は低カロリーだが、ネギトロになるとカロリーが増加する傾向がある。
- 製品によっては隠れた糖質が含まれているため、成分表示のチェックが必要。
脂質の真実と栄養成分を徹底分析
なぜここまでカロリーが増えてしまうのでしょうか。その最大の理由は「脂質の添加」にあるようです。本来、骨の周りの中落ちやすき身を集めたものがネギトロの原型でしたが、安価に大量生産するため、あっさりした赤身のマグロに「植物油脂」や「ショートニング」を混ぜ込んで、トロのような濃厚な口溶けを再現している製品が多く流通しています。
驚くべきことに、製品によっては全体の3割から4割が添加された油で構成されていることもあるのだとか。つまり、魚を食べているつもりが、その重さの約40%分だけ油を食べている可能性があるということですね。特にショートニングなどの植物性油脂は、魚本来のDHAやEPA(オメガ3脂肪酸)とは異なり、リノール酸などのオメガ6脂肪酸を多く含む傾向があります。オメガ6の摂りすぎは体内の炎症を招きやすく、代謝への影響も懸念されるため、単なるカロリー以上の注意が必要かもしれません。

全体の4割近くが油ってのは衝撃やな…。魚本来の脂やなくて、後から足されたもんやったとは盲点やで。
ネギトロ丼のご飯が太る原因に


マグロのたたきそのものの脂質もさることながら、私たちがそれをどう食べているかという点も「太る」大きな要因です。ネギトロといえば、やっぱり熱々のご飯に乗せた「ネギトロ丼」が美味しいですよね。特に酢飯にすると食が進みます。
しかし、この組み合わせがダイエットには少しリスキーなのです。酢飯にはお砂糖が使われているため、普通のご飯よりも血糖値を上げやすい性質があります。血糖値が急上昇しているタイミングで、ネギトロに含まれる大量の乳化された脂質が体に入ってくると、体は効率よく脂肪を溜め込もうとするモードに切り替わってしまうといわれています。
さらに、ネギトロは柔らかくてペースト状なので、あまり噛まずに飲み込むように食べてしまいがちです。満腹中枢が働く前に丼一杯のご飯を完食してしまう「早食い」になりやすいのも、太る原因のひとつといえるでしょう。



酢飯の砂糖とたっぷりの脂質、この組み合わせが脂肪を溜め込む原因やったんか。早食いも要注意やな!
食べ過ぎ注意!添加物の影響とは
カロリーや脂質以外にも、加工食品としての側面を見落とせません。スーパーで売られている綺麗なピンク色のネギトロには、変色を防ぐためのpH調整剤や酸化防止剤、そして水と油を混ぜ合わせるための乳化剤といった添加物が使われていることが一般的です。
こうした高度に加工された食品(超加工食品)は、素材そのものの食品に比べて食欲のコントロールを難しくし、ついつい食べすぎてしまう傾向があるという研究もあるようです。「魚だから体にいいはず」という安心感(ヘルシーハロー効果)も手伝って、揚げ物を食べるときのような警戒心が薄れ、結果的にオーバーカロリーになってしまうのかもしれません。
注意点
添加物自体が直ちに危険というわけではありませんが、食欲を増進させる食感や風味に調整されている可能性があるため、ダイエット中は「食べやすさ」に流されないよう意識しましょう。



「魚やからヘルシー」って油断してまう気持ち、めっちゃわかるわ。知らん間に食べ過ぎるのが一番怖いで。
業務スーパー製品のカロリー比較
では、実際に売られている商品にはどのくらいの違いがあるのでしょうか。例えば、コストパフォーマンスが高いと評判の業務スーパーや量販店で見かける冷凍ネギトロについて見てみましょう。
一部の調査データによると、業務スーパー系の安価なネギトロ製品の中には、100gあたり約125kcalと表示されているものもあるようです。これは一見低カロリーに見えますが、水分量が多く、原材料にはしっかりと「植物油脂」の記載があるケースが多いですね。カロリーが低いからといって油断してマヨネーズや醤油をたっぷりかけてしまうと、あっという間に高カロリー食になってしまいます。
| 製品タイプ | カロリー(100g) | 脂質 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 高脂肪・工業的製品 | 約205kcal | 多め | 植物油脂やショートニングが多く含まれる可能性 |
| 業務スーパー系 | 約125kcal | 普通 | 水分が多く比較的低カロリーだが添加油脂は含む |
| 純粋な中落ち | 約105kcal | 極少 | マグロ本来のタンパク質が主。ダイエット向き |
※数値は一般的な目安であり、製品ごとに異なります。
マグロのたたきでも太るのを防ぐ食べ方


ここまで「太る理由」ばかりをお話ししてしまいましたが、だからといって大好きなネギトロを諦める必要はありません。選び方や食べ方を少し工夫するだけで、ダイエット中でも楽しめるヘルシーなメニューに変わります。私が実践している方法も含めてご紹介しますね。
ダイエットに効果的な豆腐レシピ


私が一番おすすめしたいのが、ご飯の代わりに豆腐を使う、もしくはネギトロに豆腐を混ぜてしまう「かさましテクニック」です。ネギトロのねっとりした食感は、水切りしたお豆腐と相性が抜群なんです。
例えば、絹ごし豆腐をしっかり水切りして、ネギトロと1対1の割合で混ぜ合わせます。これを「ネギトロユッケ」風に味付けして食べるのです。お豆腐でボリュームが倍増する分、脂質の多いネギトロの摂取量を自然に減らせますし、大豆の植物性タンパク質も一緒に摂れて一石二鳥です。
簡単レシピメモ
ネギトロと水切り豆腐を混ぜ、刻みネギ、少量の醤油、ごま油、豆板醤で和えるだけ。ご飯に乗せなくても、これだけで立派なメインディッシュになりますよ。



豆腐と混ぜてカサ増しするとは賢いな!これならボリューム満点やのに、カロリーはガッツリ抑えられるで。
コストコなら痩せる?商品の選び方
もし近くにコストコがあるなら、そこで売られている「まぐろたたき(生食用)」をチェックしてみてください。コストコのネギトロは、植物油脂やショートニングの代わりに「DHA含有精製魚油」を使用していると表示されています。
これはつまり、太りやすいサラダ油やショートニングではなく、魚本来の良質なオメガ3脂肪酸(DHA・EPA)を含む油を使っているということです。オメガ3は脂肪燃焼を助ける働きも期待されているので、同じ脂質でも代謝への影響は大きく異なります。大量に入っていて冷凍保存の手間はありますが、質の良い脂を選びたい方には賢い選択かなと思います。



コストコのは植物油やなくて「魚の油」を使うてたんか!同じ脂でも中身が全然ちゃうなら、選ぶ価値アリや。
手巻きで糖質制限するコツ
どうしてもご飯と一緒に食べたい!という時は、丼ではなく「手巻きスタイル」にしてみましょう。丼だと無意識にご飯をかっこんでしまいますが、手巻きにすると食べるペースがゆっくりになります。
さらに、ご飯の量を半分以下にして、その分キュウリの千切りやカイワレ大根、大葉などの野菜をたっぷり巻くのがポイントです。韓国海苔を使えば風味が増して、ご飯が少なくても満足感を得やすくなります。最近では、ご飯の代わりに千切りキャベツやレタスを使った「サラダ手巻き」も人気ですね。
トロタクで咀嚼を促し満腹感アップ


ネギトロの欠点である「噛まずに飲み込める」問題を解決する最強のパートナーが「たくあん」です。刻んだたくあんを混ぜた「トロタク」にすることで、強制的にコリコリとした咀嚼が必要になります。
よく噛むことは満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防ぐ基本中の基本ですよね。キッチンバサミでたくあんを細かく切って混ぜるだけなので包丁もいりません。ただし、たくあんは塩分が多いので、お醤油は控えめにするか、減塩タイプのたくあんを選ぶとむくみ防止にもなって良いでしょう。



飲み物みたいに食べてまうネギトロも、たくあんがあれば自然と噛むようになるな。食感もええし一石二鳥や!
よくある質問:マグロのたたきとダイエットに関するQ&A


最後に、私がブログの読者さんや周囲の友人からよく聞かれる「マグロのたたき」に関する素朴な疑問について、Q&A形式でまとめてみました。少しでも不安解消の参考になれば嬉しいです。
- ネギトロとマグロのたたきは違うものですか?
-
本来は違うものでしたが、現在はスーパーやお寿司屋さんでもほぼ同じ意味で使われています。厳密には「ネギトロ」は骨の隙間の肉(中落ち)をこそげ取ったものを指していましたが、今は赤身に油脂を混ぜてペースト状にした加工品もそう呼ばれます。名称よりも、パッケージ裏の「原材料名」を見て、油脂や添加物が含まれているかを確認するのが確実ですね。
- ダイエット中に食べるなら朝・昼・夜のいつがいいですか?
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個人的には「お昼(ランチ)」をおすすめします。マグロのたたきは意外と脂質が高めなので、活動量が減る夜遅くに食べると、どうしても体脂肪として蓄積されやすくなってしまいます。日中のエネルギーとして消費できるランチタイムに、野菜たっぷりのサラダスタイルや手巻きで楽しむのがベストかなと思います。
- 「人工ネギトロ」は体に悪いのでしょうか?
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食品として販売されているので直ちに危険というわけではありませんが、ショートニングなどの植物油脂が多く含まれている点は気になりますよね。毎日大量に食べるのは避けて、たまの贅沢として楽しんだり、少し値段は張りますが添加物の少ない「天然マグロのたたき」を選んだりするなど、頻度と質を意識して付き合っていくのが良いでしょう。
結論:マグロのたたきは太るか解説
結局のところ、マグロのたたきは太るのか?という疑問への答えは、「選び方と食べ方次第」ということになります。
何も考えずにショートニングたっぷりの安価なネギトロを、大盛りの酢飯に乗せて早食いしてしまえば、残念ながら太る原因になり得ます。しかし、原材料を見て油脂の種類を確認したり、豆腐や野菜と組み合わせて糖質をコントロールしたりすれば、高タンパクで満足感のある優秀なダイエット食になります。
「ネギトロは太るから禁止!」と極端に我慢するのではなく、賢く付き合って、美味しく健康的な食生活に取り入れていきたいですね。
免責事項
本記事で紹介したカロリーや栄養成分は一般的な目安であり、製品によって大きく異なります。正確な情報は各商品のパッケージや公式サイトをご確認ください。また、健康状態や体質には個人差がありますので、最終的な食事指導については専門家にご相談されることをおすすめします。

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