「寝る前にコーラを飲むと本当に太るの?」
こんな質問に答えます!

こんにちは、『マクドナルド』『ケンタッキー』に行くと必ずコーラを注文しているコーラ好きのユキフルです。
ダイエットプロフェッショナルアドバイザーの資格を持っています。
コーラって美味しいですよね。
ですが、寝る前にコーラを飲むと太りやすいので気をつけましょう。
本記事では、寝る前にコーラを飲むことでなぜ太るのか、また寝る前のコーラを飲む悪影響について解説します。
寝る前のコーラを飲むことで考えられる悪影響について
寝る前のコーラの悪影響

コーラは、ハンバーガー、ピザなどに合い非常に美味しいですが、寝る前にコーラを飲むと
- 太りやすい
- 虫歯になる
- 寝つきが悪くなる
- 夜中にトイレに行きたくなる
と多くの悪影響があります。
それぞれ解説しますね。
太りやすい
そもそもコーラは太りやすい飲み物。
なぜなら、
- コーラには大量の砂糖が使われているから
- カロリーが高いから
です。
コーラには砂糖が大量に使われています。
その量は、なんと500mlのコーラで角砂糖15個分!
そのため、コーラを飲むと血糖値(血液中の糖の濃度)が急激に上昇します。
血糖値が急激に上がると、それを抑えるホルモン『インスリン』が多く分泌されます。
実はこのインスリンは、脂肪の分解を抑制する働き、脂肪を溜め込む働きがあるため、体に脂肪がつきやすくなってしまうのです。
さらに、コーラはカロリーが高い飲み物になります。
コーラ500mlのカロリーは225kcal。
1日の摂取カロリーはおよそ2000kcalなので、1/10も500mlのコーラを飲むことで摂取してしまうことになるのです。
カロリーを必要以上に摂ると脂肪として蓄えられてしまいます。
つまり、コーラは砂糖が大量に使われ、カロリーも高いため太りやすいの飲み物なのです。
コーラには、『糖類ゼロ』『カロリーゼロ』の商品もあるので、太りたくない人はこれらを選びましょう。

ちなみに、『糖類ゼロ』『カロリーゼロ』と表記されている商品は、本当にゼロなのかと言うとそうでもなく、食品表示法で糖類なら0.5g以下ならゼロ表示ができ、カロリーなら5kcal以下ならゼロ表示ができるので、頭に入れておきましょう。とはいえ、微々たるものなので無視しても良いかと思います。
寝る前のコーラは更に太りやすくなる!
ここからが本題。
寝る前のコーラは、太りやすくなります。
具体的に言うと、午後8時以降にコーラを飲むと太りやすくなります。
これはBMAL1というタンパク質が関係します。
BMAL1は脂肪を溜め込む役割を担っているのですが、このBMAL1の量は午後10時から午前2時にピークになるためです。
午後10時から午前2時はピーク時なので、夜8時以降からは避けた方が良いと思います。
特にダイエットを考えている人は、コーラに限らず食事も午後8時以降に取らない方がいいでしょう。
虫歯になる
コーラを寝る前に飲み、そのまま歯磨きしないで寝ると、歯が溶けて虫歯になる可能性があります。
虫歯になる原因は
- 酸味料によって歯が溶ける
- 虫歯菌によって歯が溶ける
です。
酸味料によって歯が溶ける
歯の表面はエナメル質で覆われていますが、エナメル質の主成分はカルシウムで出来ています。
カルシウムは、酸に弱いため酸に当たると溶けてしまいます。
コーラは炭酸飲料ですよね。
炭酸飲料は、酸味料が含まれており、これは酸と同じです。
つまり、コーラの酸味料によって歯が溶けてしまうので、夜にコーラを飲んで歯磨きしないと虫歯になる可能性が高くなるということです。
強い酸性(pH2.7~3.4)の物は、長く口にし続けていると歯を溶かす原因となります。
炭酸飲料には、レモンに近いほどに強い酸性度のものがあり、問題視されています。
みらい歯科 こども矯正歯科 https://www.mirai-dental.com/blog/2019/07/post-84-688790.html
虫歯菌によって歯が溶ける
コーラに含まれる砂糖によっても、歯が溶けてしまい虫歯になってしまいます。
糖が歯に付着すると、虫歯菌が糖を分解する過程で酸を生じるためです。
前述しましたが、歯のエナメル質は酸に弱いので、酸にさらされると歯が溶けていまいます。
そのため、虫歯になる可能性が高くなるのです。
虫歯とはどのような病気ですか?
口の中のバイ菌(虫歯菌、ミュータンス菌)が、食べかすや糖分から酸をつくって歯を溶かしていく病気です。
おおくぼ歯科医院 http://www.okubo-dc.net/menu09/2010/05/post_15.html
対処法
だた、本来は歯とコーラが接するのは一瞬で、唾液の働きで酸を無効化できます。
寝る前に飲んで、そのまま何もせずに寝ることが良くないのです!
寝ている時は、唾液の分泌量が減り、コーラの酸味料が歯に付いた状態が続いてしまうからです。
寝る前にコーラを飲んでしまった時の対象法は、
- 水などを飲み、コーラを洗い流すこと
- コーラを飲んで30分空けて歯磨きをすること
です。
これらをすることで虫歯のリスクを減らすことができます。

30分空ける理由は、酸によって歯が柔らかくなっているので、その状態で歯磨きをすると歯を削ることになるからです。
寝つきが悪くなる
寝る前にコーラを飲むと、カフェインの影響で寝つきが悪くなります。
コーラに含まれるカフェインには、中枢神経を興奮させる作用があるので、頭が覚醒してしまうからです。
しかし、カフェインの影響は、個人差があります。
飲んでもあまり影響が出ない人と、少しでも飲んだら寝られなく人がいるということですね。
カフェインはおよそ4時間で体外へ排出されるので、最低でも就寝4時間前からコーラなどのカフェインを含んだ飲み物を摂取しないことが睡眠の質を上げるために重要です。

ちなみに、僕はカフェインに弱いので、午後6時以降はコーラなど飲まないようにしています。
やはり、それ以降に飲んだら明らかに眠れなくなりますね。
コーヒー:60mg
コーラ:10mg
夜中にトイレに行きたくなる
カフェインは、眠れなくなるだけではありません。
利尿作用もあるので、トイレに行きたくなります。
寝る前にカフェインを含むコーラを飲むと、夜中にトイレで起きてしまう可能性が高くなるということですね。

これは最悪ですね・・・
トイレで起きてしまった後、覚醒作用で眠れなくなるという最悪な状況にもなりかねないので、カフェインに敏感な人はなるべく寝る前は避けましょう。
コーラには、カフェインがゼロのものも発売されています。
カフェインが気になる人はコチラをおすすめします。
寝る前にコーラを飲むと太る?夜に飲むコーラの悪影響【まとめ】

コーラを寝る前に飲むと
- 太る
- 虫歯になる
- 眠れなくなる
- 夜中にトイレに行きたくなる
といった悪影響があります。
ダイエットをしている人やカフェインに敏感な人は、時間帯に気を付けて上手に飲みましょう!
カフェインは、デメリットばかり紹介しましたが、頭が覚醒するため集中力が上がるというメリットもあります。
頭が覚醒するにはコーラを飲んでから30分かかるので、勉強をする30分前に飲むといいですよ。
今回は以上です。
おわり!