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蒸しパンは太る?意外なカロリーと糖質の罠&太らない食べ方を解説

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蒸しパンは太る?意外なカロリーと糖質の罠&太らない食べ方を解説

こんにちは。ユキフルの道、運営者の「ゆう」です。

ふわふわで優しくて、どこか懐かしい味わいの蒸しパン。

コンビニやスーパーで見かけると、ついつい手に取ってしまいませんか?「揚げパンよりはヘルシーだし」「蒸しているからカロリーも低そう」なんて思いながら朝ごはんや小腹が空いた時に食べている方も多いはず。

でも、実はその油断がダイエットの大きな落とし穴になっているかもしれません。

蒸しパンは、その優しい見た目とは裏腹に、カロリーや糖質、そして何より脂質が意外と高い「隠れ太り食品」の代表格なんです。

特に、あのみんな大好きな濃厚チーズ蒸しパンなどは、もはやパンというよりケーキに近い存在…。

この記事では、なぜ蒸しパンが太りやすいと言われるのか、その栄養学的な理由やご飯との比較、そしてダイエット中でも罪悪感なく楽しむための選び方やレシピについて、私の経験も交えながら徹底的に解説します。

この記事でわかること
  • 蒸しパンが太りやすい具体的な理由とメカニズム
  • ご飯や他のパンと比較したカロリーや糖質の違い
  • ダイエット中におすすめのコンビニ商品と選び方
  • おからやオートミールを使ったヘルシーな代用レシピ
目次

蒸しパンが太ると言われる理由

蒸しパンが太ると言われる理由

「蒸しているから油を使っていないし、ヘルシーなんじゃない?」と思われがちな蒸しパンですが、実はダイエット中には警戒すべき食品の一つです。イメージだけで判断して食べていると、知らず知らずのうちにカロリーオーバーになってしまうことも。

ここでは、なぜ蒸しパンが体重増加につながりやすいのか、その栄養的な背景や体の仕組みについて、数値やメカニズムを交えて詳しく解説していきます。

ご飯と比較したカロリーと糖質

蒸しパン:ご飯と比較したカロリーと糖質

ダイエットを意識する時、まず気になるのが「カロリー」と「糖質」ですよね。日本人の主食である「ご飯(白米)」と「蒸しパン」を比較すると、意外な事実が見えてきます。

多くの人が「ご飯は太るから」とパンを選びがちですが、実は蒸しパンの方がダイエットには不向きな要素を多く含んでいるのです。

数字で見る衝撃の事実

まずは、具体的な数字で比べてみましょう。お茶碗1杯(約150g)のご飯と、市販されている一般的な蒸しパン1個の栄養価を比較します。糖質の量だけで見れば、ご飯の方が若干多い場合もありますが、注目すべきはそこではありません。

項目ご飯 (茶碗1杯 150g)一般的な蒸しパン (1個)
カロリー約234kcal約280〜350kcal
糖質約53.4g約42〜47g
脂質約0.3g約10〜15g
腹持ち普通悪い

表を見ていただくと分かる通り、カロリー自体も蒸しパンの方が高めですが、決定的な違いは「脂質」の量です。ご飯には脂質がほとんど含まれていません(約0.3g)。これは、お米という素材そのものに脂質が少ない上、調理に油を使わないからです。

一方、蒸しパンは1個で脂質が10gから15gも含まれていることが珍しくありません。これは大さじ1杯分の油を飲んでいるのとほぼ同じ計算になります。しっとりとした食感や、時間が経ってもパサつかない柔らかさを出すために、製造過程でサラダ油やショートニングなどの油脂がたっぷりと練り込まれているからなんですね。

「糖質×脂質」の最凶コンビ

ダイエットにおいて最も太りやすいとされる組み合わせをご存知でしょうか?それが「糖質」と「脂質」の同時摂取です。蒸しパンはこの条件を完璧に満たしています。

ご飯の場合、例えば焼き魚や味噌汁、おひたしといった脂質の少ないおかずと組み合わせれば、食事全体の脂質量をコントロールしやすいです。しかし、蒸しパンはそれ単体で「高糖質かつ高脂質」な食べ物として完成してしまっています。糖質で血糖値が上がり、インスリンが分泌されている状態で、大量の脂質が体内に入ってくるため、その脂質が効率よく体脂肪として蓄積されてしまうのです。

「蒸している」という言葉の罠

「蒸す」という調理法自体は、油を使わないヘルシーな調理法です。蒸し野菜やシュウマイなどは確かにヘルシーです。しかし、蒸しパンにおける「蒸す」は、あくまで加熱方法の話であって、「材料に油を使っていない」という意味ではありません。

「揚げパンよりはマシ」というのは事実ですが、それでも「食パン」や「フランスパン」に比べれば、生地に含まれる油脂の量は圧倒的に多いのです。この言葉のイメージによる「ヘルシーなつもり食い」が、ダイエットの進捗を妨げる大きな原因になっていると私は思います。

ヘルシーそうに見えて、実はご飯より脂質がめっちゃ高いんやな。油断してパクパク食べたらアカンってことや。

血糖値急上昇とインスリンの関係

「カロリー制限をしているのに痩せない」という方は、もしかすると「血糖値」のコントロールがうまくいっていないのかもしれません。蒸しパンは、その原材料と構造上、血糖値を急上昇させやすい食品の代表格です。ここでは、体の中で何が起きているのか、少し専門的な視点も交えてお話しします。

精製小麦と砂糖のダブルパンチ

蒸しパンの主原料は何でしょうか?基本的には「小麦粉(薄力粉)」と「砂糖」です。しかも、食物繊維やミネラルを含んだ全粒粉ではなく、精製されて真っ白になった小麦粉が使われます。これらは消化吸収のスピードが非常に速く、食べた直後から急速に分解されてブドウ糖となり、血液中に流れ込みます。

これを「血糖値スパイク」と呼びます。グラフで見ると、鋭い針のように血糖値が跳ね上がるイメージです。玄米や全粒粉パンのように食物繊維が豊富な食品であれば、血糖値の上昇は緩やかになりますが、食物繊維が少ない蒸しパンではそのブレーキ役がいません。

インスリンは「肥満ホルモン」

血糖値が急激に上がると、体は危険を察知して、膵臓から「インスリン」というホルモンを大量に分泌して血糖値を下げようとします。このインスリンの働きがダイエットの鍵を握っています。

インスリンには、血液中の糖分を細胞に取り込ませてエネルギーとして使わせる役割がありますが、使いきれずに余った糖分を中性脂肪に合成して脂肪細胞に蓄め込むという重要な役割も持っています。そのため、インスリンは別名「肥満ホルモン」とも呼ばれるのです。

インスリンの働きについては、厚生労働省の健康情報サイトでも詳しく解説されています。血糖値を下げる唯一のホルモンであると同時に、余分なエネルギーを脂肪に変える働きがあることが示されています。
(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット『インスリン』

食べたのにお腹が空く「反応性低血糖」

さらに恐ろしいのが、食後の食欲への影響です。インスリンが大量に分泌されると、今度は急上昇した血糖値が一気に急降下します。これを「反応性低血糖」と言います。

血糖値が急激に下がると、脳は「エネルギーが足りない!」と勘違いをして、強い空腹感やイライラ、甘いものへの渇望を生み出します。つまり、蒸しパンを食べたことで、かえって食欲が増進され、「もっと食べたい」「すぐに何か食べたい」という負のループに陥ってしまうのです。「蒸しパン1個じゃ全然足りない」と感じるのは、単に量が少ないからだけでなく、この血糖値の乱高下が影響している可能性が高いですよ。

食べたのにすぐ腹減る原因はこれやったんか…。血糖値が急に下がると、また甘いもん欲しくなる負のループやな。

腹持ちが悪く早食いになる食感

蒸しパンの最大の魅力といえば、あの「ふわふわ」「しっとり」とした口溶けの良い食感ですよね。赤ちゃんの離乳食にもなるくらい柔らかくて食べやすいですが、ダイエットの観点から見ると、この食感こそが大きなデメリットになり得ます。

噛まずに飲める「空気」のような食べ応え

硬いフランスパンやベーグル、あるいは玄米などを食べる時を想像してみてください。しっかりと顎を使って、何度も噛まないと飲み込めませんよね。これに対して蒸しパンはどうでしょうか?口に入れた瞬間に唾液を含んでホロホロと崩れ、数回噛んだだけで(あるいはほとんど噛まずに)飲み込めてしまいます。

「カレーは飲み物」なんて言葉がありますが、蒸しパンもまた、物理的な抵抗が少なく、あっという間に胃の中に到達してしまいます。これでは、食べているという実感を得にくいだけでなく、食事にかかる時間が極端に短くなってしまいます。

満腹中枢が働く前の「空白の20分」

私たちの脳にある満腹中枢が「お腹いっぱいになった」という信号(レプチンなどのホルモン)を出すまでには、食べ始めてからおよそ15分〜20分かかると言われています。

しかし、柔らかい蒸しパンは、1個を食べるのに5分もかからないことが多いですよね。そうすると、胃袋には十分なカロリーが入っているのに、脳はまだ「食べていない」と判断している状態が生まれます。これが「空白の20分」です。この間に、「まだ足りない気がする」と錯覚して、2個目の蒸しパンや他のお菓子に手を伸ばしてしまう…。これが、早食いが太ると言われる最大の理由であり、蒸しパンがその引き金になりやすい理由です。

咀嚼不足が招く代謝低下

よく噛むことには、もう一つ重要なダイエット効果があります。それが「食事誘発性熱産生(DIT)」です。食事をする時、体は消化吸収のためにエネルギーを使いますが、よく噛むことで交感神経が刺激され、このエネルギー消費量が増えることが分かっています。

咀嚼回数が極端に少ない蒸しパンの摂取は、この食事によるエネルギー消費のチャンスを逃していることにもなります。「よく噛んで食べる」というのは、単なる精神論ではなく、消費カロリーを稼ぐための立派なテクニックなのですが、蒸しパンではそれが実践しにくいのが難点ですね。

チーズ蒸しケーキの脂質に注意

コンビニやスーパーのパンコーナーで、長年不動の人気を誇る「北海道チーズ蒸しケーキ」などのチーズ系蒸しパン。濃厚なチーズの香りと、口の中でとろけるような食感は至福の味わいですが、ダイエット中の方はその成分表示を直視する必要があります。

もはやパンではない、スイーツとしての実力

商品名に「ケーキ」とついている通り、栄養学的な分類で見れば、これらは「パン(主食)」ではなく完全に「洋菓子(デザート)」です。一般的な食パンやロールパンとは、構成要素が根本的に異なります。

多くのチーズ蒸しケーキは、1個あたり300kcal〜350kcalほどのエネルギーを持っています。これはご飯大盛り1杯分や、カップ麺1個分に相当します。さらに驚くべきは脂質の量です。製品にもよりますが、1個あたり12g〜15g、多いものではそれ以上の脂質が含まれています。

注意点:
クロワッサンやデニッシュも脂質が高いですが、チーズ蒸しケーキは「見た目の油っぽさ」がないため、油断してパクパク食べてしまいがちです。バターの風味がダイレクトに来るわけではないのに、実はしっかりと油を摂取している点に注意が必要です。

コストパフォーマンスとカロリーの罠

スーパーなどでは100円前後で売られていることが多く、手軽に買えて満足感も高い優れた商品です。しかし、「安くて、美味しくて、カロリーが高い」というのは、食糧難の時代には救世主ですが、飽食の現代、特にダイエット中においては強敵となります。

「お金がないからとりあえず蒸しパンで」という選び方は、結果的に「安価な脂肪」を体に溜め込むことになりかねません。栄養価(ビタミンやミネラル、タンパク質)に対するカロリーの比率が高すぎる、いわゆる「エンプティカロリー」に近い状態になりがちな点も懸念材料です。

どうしても食べたい時のルール

ここまで厳しく書きましたが、私もチーズ蒸しケーキは大好きです。絶対に食べてはいけないわけではありません。食べたい時は、以下のルールを守ってみてはいかがでしょうか。

  • 半分だけ食べる: 1個を半分にカットして、残りは翌日に回すか誰かとシェアする。これでカロリーも脂質も半分です。
  • 冷凍して食べる: 最近流行りの食べ方ですが、冷凍することで生地が引き締まり、噛み応えが出ます。ゆっくり味わって食べられるので満足感が上がります。
  • ご褒美として設定する: 「日常の食事」ではなく、週に一度の「スイーツ」として位置付け、その分他の食事で調整する。
ユキフル

あれ美味しいからつい買ってまうけど、中身はケーキそのものなんやなぁ。食べるならご褒美として半分だけにしとこな!

朝ごはんや夜食に食べるリスク

蒸しパン:朝ごはんや夜食に食べるリスク

「いつ食べるか」というタイミングも、太るか太らないかを分ける重要なファクターです。蒸しパンを食べるタイミングとして多いのが「忙しい朝」と「小腹が空いた夜」ではないでしょうか。残念ながら、この2つのタイミングはどちらもリスクが高いと言わざるを得ません。

朝の空腹に投げ込む「糖質爆弾」

睡眠中に断食状態だった体は、朝起きると栄養を吸収しようと待ち構えています。そこに、吸収の早い砂糖と小麦粉たっぷりの蒸しパンをいきなり放り込むとどうなるか。先ほど解説した「血糖値スパイク」が最も起きやすいのがこのタイミングです。

朝一番で急激に血糖値を上げてしまうと、インスリンが大量に出て血糖値が急降下し、お昼前には強烈な眠気や集中力の低下、そして激しい空腹感に襲われます。結果、昼食でドカ食いをしてしまう…という悪循環のスタートボタンを押すことになってしまいます。

夜の蒸しパンは脂肪の素

夜食として食べるのはさらに危険です。人間の体には「BMAL1(ビーマルワン)」というタンパク質があり、脂肪の合成を促進する働きを持っています。このBMAL1は、夜の22時から深夜2時にかけて最も活発になります。

つまり、夜遅い時間に食べたものは、昼間に食べたものよりも脂肪として蓄積されやすいのです。しかも、夜はこれから寝るだけでエネルギーを消費しません。消費されなかったカロリーは、そのまま予備エネルギー(=体脂肪)として貯蔵庫へ直行します。「夜の甘い蒸しパンは、翌朝の脂肪」と心得て、夜食には低糖質なヨーグルトやスープなどを選ぶのが賢明です。

夜中の『ちょっとだけ』が一番太る原因やで!寝る前に高カロリーなもん食べたら、全部脂肪になるだけやから気つけや。

蒸しパンで太るのを回避するコツ

蒸しパンで太るのを回避するコツ

ここまで蒸しパンの「太る理由」を散々お話ししてきましたが、決して「蒸しパン=悪」と決めつけたいわけではありません!選び方や食べ方、あるいは作り方を少し工夫するだけで、ダイエット中でも美味しく、かつヘルシーに蒸しパンを楽しむことは十分に可能です。

ここからは、今日から実践できる具体的な回避策や、罪悪感なしで食べられる魔法のようなレシピについてご紹介します。

コンビニの低糖質商品を選ぶ

蒸しパン:コンビニの低糖質商品を選ぶ

「手作りする時間なんてない!」という方でも大丈夫。最近のコンビニエンスストア、特にローソンなどが力を入れている「ロカボ(低糖質)」シリーズは、ダイエッターにとって最強の味方です。普通の蒸しパンとは設計思想が全く異なるこれらの商品を活用しない手はありません。

「ブラン」や「もち麦」の力を借りる

パッケージに「ブラン(ふすま)」や「もち麦」「大麦」といった言葉が書かれている商品を探してみてください。これらは小麦の外皮や雑穀を使用しており、通常の小麦粉に比べて糖質が圧倒的に低く、食物繊維が豊富に含まれています。

例えば、ローソンの「ブランの蒸しケーキ」や「もち麦の蒸しパン」といった商品は、1個あたりの糖質を10g以下〜20g程度に抑えているものが多いです。一般的な蒸しパンの糖質が40g以上あることを考えると、これは半分以下の数値。これなら血糖値の急上昇も抑えられますし、脂肪になりにくいです。

選び方のポイント:
必ずパッケージ裏の「栄養成分表示」をチェックしましょう。見るべきは「カロリー」だけでなく、「糖質(または炭水化物)」「食物繊維」の量です。「糖質が低く、食物繊維が多い」ものが正解です。

プロテイン入り商品も狙い目

最近では、高タンパク質を謳った蒸しパンも登場しています。タンパク質は筋肉の材料になるだけでなく、消化に時間がかかるため腹持ちを良くし、食事誘発性熱産生(DIT)を高める効果もあります。「ベースブレッド(BASE BREAD)」などの完全栄養食パンもコンビニで買えるようになりましたが、これらも栄養バランスが整っており、単なる菓子パンを食べるよりはずっとダイエット向きです。

コンビニで買うなら『ブラン』や『もち麦』を選んだらええんやな。裏の成分表示見るクセつけるだけで、全然変わるで!

おからパウダーで手作りする

蒸しパン:おからパウダーで手作りする

もし少しでも自炊をする余裕があるなら、私が最もおすすめしたいのが「おから蒸しパン」の手作りです。「おから」は大豆の搾りかすですが、これがダイエットにおいては神食材と言えるスペックを持っています。

糖質ほぼゼロの奇跡

おからパウダーの最大の特徴は、糖質が極限まで低いことです。小麦粉をすべておからパウダーに置き換えることで、蒸しパンの糖質を90%以上カットすることも夢ではありません。しかも、おからには「不溶性食物繊維」がたっぷりと含まれています。

この食物繊維は、胃の中で水分を吸って約3倍〜5倍に膨れ上がります。そのため、食べた直後は「ちょっと小さいかな?」と思っても、後からずっしりとした満腹感がやってきます。腹持ちの良さは小麦粉の比ではありません。

レンジで混ぜてチンするだけの簡単レシピ

「パン作りなんて面倒くさい」と思うかもしれませんが、おから蒸しパンは発酵もこねる作業も不要です。タッパーの中で材料を混ぜて、電子レンジで3〜4分加熱するだけで完成します。

基本の配合例(1人分):
・おからパウダー(微粉タイプ):20g
・卵:1個
・水または豆乳:60〜80ml
・ラカントS(甘味料):大さじ1〜2
・ベーキングパウダー:小さじ1
・バニラエッセンス:数滴(あれば)

これを保存容器でダマがなくなるまで混ぜ、ふんわりラップをして600Wのレンジで3分〜4分ほど加熱するだけ。洗い物も少なくて済みますよ。

ユキフル

レンジでチンするだけで作れるのはええなぁ!おからなら腹持ちもええし、これならダイエット中でも我慢せんでええわ。

オートミール活用でヘルシーに

「おからパウダーのモサモサ感が苦手」という方には、「オートミール」を使った蒸しパンがおすすめです。オートミールも低GI食品の代表格であり、血糖値の上昇が緩やかです。

水溶性食物繊維「β-グルカン」のパワー

オートミールには「β-グルカン」という水溶性の食物繊維が豊富に含まれています。これは腸内でゲル状になり、糖質の吸収を穏やかにしたり、コレステロールを吸着して排出したりする働きがあります。腸内環境を整える「腸活」効果も期待できるので、便秘がちなダイエッターには特におすすめです。

パンに近いもちもち食感

オートミールをミキサーやフードプロセッサーで粉砕して「オートミール粉」にしてから使うと、小麦粉で作ったパンに近い、もちもちとした食感の蒸しパンが作れます。バナナを潰して混ぜ込んだり、ココアパウダーや抹茶を加えたりと、アレンジの幅が広いのも魅力です。

朝食にオートミール蒸しパンを食べれば、腹持ちが良いのでお昼まで余計な間食をせずに済みますし、栄養価も高いので一日の活力になります。

豆腐を使ってカロリーオフ

蒸しパン:豆腐を使ってカロリーオフ

昔からの定番テクニックですが、「豆腐」を生地に練り込む方法も非常に有効です。これは「かさまし」によるカロリーダウンと、食感の改善を同時に叶える素晴らしい知恵です。

油なしでも「しっとり」を実現

通常の蒸しパン作りでは、しっとり感を出すために油を入れますが、豆腐を使うとその必要がありません。豆腐自体が持っている水分と大豆の脂質が、生地をしっとりと保湿してくれます。これにより、サラダ油やバターをカットでき、大幅なカロリーオフが可能になります。

植物性タンパク質もプラス

絹ごし豆腐150g(3個パックの1個分)を使うと、それだけで約8g〜10gの植物性タンパク質を追加できます。小麦粉やホットケーキミックスの一部を豆腐に置き換えるイメージで作ってみてください。

作り方は、まずボウルで豆腐を泡立て器でクリーム状になるまで滑らかに潰し、そこに卵や粉類を混ぜていくだけ。出来上がりは独特の「もちもち・むっちり」とした弾力のある食感になり、食べ応えも十分です。抹茶味やきな粉味など、和風のフレーバーとの相性が抜群ですよ。

ダイエット中のよくある質問

最後に、蒸しパンとダイエットに関して、よく読者さんからいただく質問にお答えします。正しい知識を持って、迷いのないダイエット生活を送りましょう。

米粉の蒸しパンなら太りませんか?グルテンフリーなら痩せますか?

ここは勘違いしやすいポイントですが、「グルテンフリー」=「太らない(低カロリー)」ではありません。
米粉は小麦粉と同様に炭水化物(糖質)の塊です。GI値も小麦粉と大きく変わりません。グルテンフリーはあくまで小麦アレルギーや腸内環境へのアプローチであり、体重を減らす目的で米粉蒸しパンをたくさん食べれば、普通に太ります。ダイエット目的であれば、糖質そのものが低いおからやふすま粉を選ぶのが正解です。

野菜(カボチャやサツマイモ)が入った蒸しパンならヘルシーですか?

「野菜入り」という言葉には安心感がありますが、注意が必要です。カボチャやサツマイモ、トウモロコシなどは、野菜の中でも糖質が高い「根菜類」や「穀類」です。これらが生地に入ると、さらに糖質量がプラスされます。
また、野菜の青臭さを消すために、プレーンなものより砂糖が多く使われている場合もあります。「野菜が入っているからゼロカロリー」とはなりませんので、全体のカロリーと糖質量をしっかり確認しましょう。

蒸しパンと一緒に何を飲めば太りにくいですか?

甘いカフェオレやジュースは絶対に避けましょう。蒸しパンの糖質に飲み物の糖質が加わり、血糖値スパイクが悪化します。
おすすめは、血糖値の上昇を抑える効果が期待できる「緑茶」や「ブラックコーヒー」、あるいは「無調整豆乳」です。特に豆乳はタンパク質が摂れるので、蒸しパンに不足している栄養素を補うことができます。

蒸しパンで太るのを防ぐまとめ

今回は、蒸しパンが太りやすい理由と、それを回避するための戦略について詳しくお話ししてきました。「蒸しパン」はその優しい響きとは裏腹に、市販のものの多くは糖質と脂質の塊であり、ダイエット中には注意が必要な食品です。

  • 市販の蒸しパンは「高糖質×高脂質」で、腹持ちも悪く太りやすい。
  • 特にチーズ蒸しケーキなどは「スイーツ」として認識し、食べる頻度や量を管理する。
  • コンビニで買うなら、成分表示を見て脂質と糖質が低い「ロカボ商品」を選ぶ。
  • 食べる時は「ベジファースト(野菜先食べ)」や、タンパク質(ゆで卵など)と一緒に食べて血糖値の急上昇を防ぐ。
  • 時間がある時は、おからパウダーやオートミールを使って、自分好みのヘルシー蒸しパンを作るのが最強の解決策。

大切なのは、「絶対に食べてはいけない」と禁止することではなく、その食品の特性(メリット・デメリット)を理解して、賢く付き合うことです。我慢しすぎてストレスを溜めてドカ食いしてしまうよりも、「太らない蒸しパン」を選んだり作ったりして、美味しく楽しくダイエットを続けていきましょう!あなたのダイエット生活が、無理なく続くことを応援しています。

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