MENU
カテゴリー

「松屋は太る」は誤解?太りにくい賢い食べ方ガイド

当ページのリンクには広告が含まれています。
「松屋は太る」は誤解?太りにくい賢い食べ方ガイド

松屋は太るのでは?」と心配し、お店選びに悩んでいませんか。

確かに高カロリーで太るメニューも存在しますが、実は選び方次第で松屋はダイエットの味方にもなります。

この記事では、松屋がダイエット中にありかという疑問にお答えします。

カロリー一覧を低い順に確認しながら、高タンパクな選択肢や、ライスを抜いたロカボメニューについても詳しく解説します。

さらに、太る食べ方・太りにくい食べ方の違いを理解し、テイクアウトでのダイエット活用法も探ります。

夜寝る前に食べると太るのか、何時までなら良いのか、といった時間帯に関する疑問にも触れていきますので、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること
  • 松屋で太るとされるメニューの特徴
  • ダイエット中でも選べる太りにくいメニュー
  • カロリーや脂質を抑える食べ方のコツ
  • 高タンパク質やロカボメニューの活用法
目次

「松屋は太る」は選び方次第

「松屋は太る」は選び方次第
  • 松屋はダイエット中にあり?
  • 避けたい高カロリーな太るメニュー
  • 太る食べ方・太りにくい食べ方とは
  • 夜寝る前に食べると太る?何時まで

松屋はダイエット中にあり?

松屋はダイエット中にあり?

「牛丼チェーン=太りやすい」という漠然としたイメージがあるかもしれませんが、松屋はメニューの選び方次第で、ダイエット中でも十分に利用可能な外食チェーンです。

その最大の理由は、他の牛丼チェーンと比較しても、「定食メニュー」と「サイドメニュー」が非常に充実している点にあります。主力商品の牛めし(牛丼)やカレー、その他の丼もの単品だけでなく、主菜(肉や魚)、副菜(生野菜)、汁物(みそ汁)がセットになった「定食スタイル」を確立しており、これがダイエット中の食事バランスを整える上で大きな助けとなります。

定食を選べば、ご飯の量を「小盛」「並盛」「大盛」「特盛」から選択(一部店舗除く)でき、糖質(炭水化物)の摂取量を柔軟にコントロールできます。また、生野菜、冷奴、納豆、国産とろろ、キムチなど、食物繊維や植物性たんぱく質を補えるサイドメニューが豊富に用意されています。

このように、自炊が難しい時や外食が続く場合でも、PFCバランス(たんぱく質・脂質・炭水化物)を意識した食事を自分で設計しやすい環境が整っているのです。

もちろん、何も考えずに高カロリーな丼ものや脂質の多い定食を選んでしまえば、摂取カロリーは簡単に跳ね上がります。そのため、松屋がダイエットの味方になるかどうかは、利用者の知識とメニュー選びにかかっていると言えます。

避けたい高カロリーな太るメニュー

ダイエット中に松屋を利用する際、まず警戒すべきは「高脂質」と「高糖質」が組み合わさったメニューです。これらは摂取カロリーが極端に高くなる傾向があり、1食で1日の必要カロリーの半分以上を占めてしまうことも少なくありません。

具体的には、以下のような特徴を持つメニューは避けるのが賢明です。

  • チーズ系メニュー: 「チーズ牛めし」や「ブラウンソースチーズハンバーグ」など、とろけるチーズがたっぷりかかったメニューは、脂質とカロリーが大幅に増加します。
  • W定食・特盛サイズ: 肉の量が2倍になる「W定食」や、ご飯と具材が増える「特盛」は、当然ながらカロリー、脂質、糖質のすべてが倍増します。
  • 脂質の多い部位の肉: 「カルビ焼肉定食」などに使われるカルビは、赤身肉に比べて脂質が多く、高カロリーになりがちです。
  • カレー類: カレールーには、美味しさを出すために多くの油脂や小麦粉が使われています。特に牛肉やカツが乗った「ビーフカレギュウ」などは高カロリーの代表格です。

特に注意が必要な高カロリーメニューの例(並盛・ライス並盛)を以下に示します(2025年10月時点の情報を参考)。

スクロールできます
メニュー名カロリー(目安)脂質(目安)特徴
牛生姜焼W定食約1409kcal約85.7g肉量2倍、脂質が非常に高い
カルビ焼肉W定食約1338kcal約79.7g肉量2倍、カルビの脂質
チーズかけビーフカレギュウ約1293kcal約71.8gカレー+牛+チーズ
ブラウンソースチーズハンバーグ定食約1093kcal約47.4gハンバーグ+チーズ
チーズ牛めし(並盛)約932kcal約46.1g牛めし+チーズ

成人女性の活動量が「ふつう」の場合、1日の摂取カロリー目安は約2000kcal程度とされています。上記のメニューは1食で1000kcalを超えており、ダイエット中には明らかに過剰です。これらのメニューは、体を大きくしたい増量期など、特別な目的がある場合に適していると考えられます。

うわぁ、W定食とかチーズ系はカロリーえぐいなぁ…。これは知らんかったら、ついつい頼んでまうとこやったわ。知ってれば避けられるんやから、ラッキーや!

参考:農林水産省 「食事バランスガイド」

太る食べ方・太りにくい食べ方とは

同じメニューを選んだとしても、その「食べ方」によって太りやすさは大きく変わってきます。血糖値のコントロールが鍵となります。

太る食べ方

最も太りやすい食べ方は、牛めしや丼もの単品を注文し、それを短時間で一気にかき込むように食べることです。

空腹の状態で、いきなり糖質(ご飯)と脂質・塩分の多い具材を摂取すると、血糖値は「スパイク」と呼ばれるほど急激に上昇します。血糖値が急上昇すると、すい臓からインスリンというホルモンが大量に分泌されます。インスリンには血糖値を下げる働きがありますが、同時にエネルギーとして使い切れなかった糖を脂肪として体に蓄える働きも促進してしまいます。

また、早食いは満腹中枢が刺激される(食後約20分かかると言われます)前に食べ過ぎてしまう原因にもなります。ご飯を「大盛」や「特盛」にすることも、単純な糖質の過剰摂取につながり、太る原因となります。

太りにくい食べ方

一方、太りにくい食べ方の基本は、血糖値の上昇を穏やかにする「ベジファースト」です。食事の最初に食物繊維を豊富に含む野菜から食べることで、その後に摂取する糖質や脂質の吸収速度を緩やかにする効果が期待できます。

松屋でこれを実践する場合、以下の食べる順番を意識することが大切です。

  1. 生野菜(サラダ): まずは食物繊維を摂取します。ドレッシングは、脂質の多いごまドレッシング(約69kcal)よりも、比較的カロリーの低いフレンチドレッシングや、卓上のポン酢(同約14kcal)を選ぶと、さらに脂質をカットできます。
  2. みそ汁: 温かい汁物で水分を補給し、胃を落ち着かせることで、早食いを防ぎ、満腹感を得やすくなります。
  3. 主菜のおかず(肉・魚など): 次にたんぱく質や脂質を摂取します。
  4. ご飯(炭水化物): 最後に炭水化物を食べることで、血糖値の急上昇を最大限に抑えることが期待できます。

この順番を最も実践しやすいのが「定食」の注文です。もし丼ものを注文する場合でも、必ず「生野菜」や「お新香」「冷奴」などをサイドメニューで追加し、それらを先に食べる習慣をつけることが重要です。

また、ご飯の量は「並盛」(約370kcal)ではなく、「小盛」(同約252kcal)や「半ライス」に調整することも、糖質コントロールに非常に有効な手段です。

なるほどなぁ、食べる順番が大事なんか。野菜から食べて、次みそ汁な。それだけで変わるんやったら、今日からすぐできるええこと聞いたわ!

夜寝る前に食べると太る?何時まで

松屋:夜寝る前に食べると太る?何時まで

夜遅い時間の食事は、時間帯そのものが太るリスクを高めるため、特に注意が必要です。結論から言えば、寝る直前の食事は避けるべきです。

その最大の理由は、夜間は日中に比べて活動量が大幅に減少し、摂取したカロリーがエネルギーとして消費されにくくなるためです。日中であれば活動で消費されるはずだったエネルギーが、夜間ではそのまま脂肪として蓄積されやすくなります。

さらに、私たちの体には「BMAL1(ビーマルワン)」という、体内時計を調整するたんぱく質が存在します。このBMAL1には、脂肪の蓄積を促進する働きがあり、特に夜10時から深夜2時にかけてその分泌量がピークに達するとされています。つまり、同じカロリーの食事であっても、日中に食べるよりも夜遅くに食べた方が、より脂肪になりやすいという生理学的な理由があるのです。

理想としては、食べたものが消化される時間(胃の内容物によりますが、一般的に約3時間程度)を考慮し、就寝の3時間前までには食事を終えることです。

もし仕事の都合などで、どうしても食事が夜遅くになってしまう場合は、メニュー選択を通常以上に厳しくする必要があります。ご飯(糖質)が主体となる定食や丼ものは避け、「牛皿」単品や「炙り焼鮭」単品、または「冷奴」「納豆」といった、たんぱく質がメインで糖質・脂質が極力少ないメニューを選ぶようにしましょう。この場合、炭水化物は摂らないか、ごく少量に留めるのが賢明です。

夜10時過ぎたらアカンのかぁ。まぁ、そらそうよな。でも、どうしても遅なったら「牛皿単品」にしとくとか、ちゃんと逃げ道があるんは優しいわぁ。

参考:厚生労働省(睡眠と生活習慣病との深い関係)

「松屋で太る」を防ぐ賢い食べ方

「松屋で太る」を防ぐ賢い食べ方
  • メニューのカロリー一覧 低い順
  • ダイエット中の太りにくいメニュー
  • 高タンパクなメニューの選び方
  • ライス抜き?ロカボメニュー活用術
  • テイクアウトでダイエットは可能?
  • 「松屋は太る」は誤解?賢く選ぼう

メニューのカロリー一覧 低い順

松屋で太らないメニューを選ぶためには、まず各メニューのカロリーを知ることが第一歩です。主要なメニューのカロリー目安を低い順に並べた一覧表を作成しました(2025年10月時点の情報を参考)。

メニューを選ぶ際は、単品のカロリーだけでなく、ご飯やみそ汁、サイドメニューとの組み合わせで総カロリーがどうなるかを考えることが大切です。

ダイエット中は、これらの数値を参考に、単品だけでなく「定食」や「サイドメニュー」との組み合わせで、全体のカロリーやPFCバランスを考えることが大切です。

※カロリーは「ライス並盛・みそ汁(店内無料分)含む」を基本としていますが、一部異なる基準のものが含まれます。あくまで目安としてご活用ください。

丼もの(みそ汁付)

メニュー名カロリー(目安)
牛めし(小盛)約 507 kcal
牛めし(並盛)約 715 kcal
鬼おろしポン酢牛めし(並)約 739 kcal
ネギねぎ塩豚焼肉丼(並)約 745 kcal
キムカル丼(並)約 781 kcal
ネギたっぷり旨辛ネギたま牛めし(並)約 818 kcal
牛焼ビビン丼(並)約 828 kcal
ネギねぎ牛めし(並)約 851 kcal
ネギとろろ牛めし(並)約 882 kcal
たっぷりチーズ牛めし(並)約 932 kcal
キムチーズ牛めし(並)約 943 kcal

カレー(みそ汁付)

メニュー名カロリー(目安)
松屋ビーフカレー(並)約 783 kcal
ハンバーグビーフカレー(並)約 1102 kcal
ビーフカレギュウ(並)約 1115 kcal
松屋特製ロースかつビーフカレー(並)約 1277 kcal
チーズかけハンバーグビーフカレー(並)約 1290 kcal
チーズかけビーフカレギュウ(並)約 1303 kcal

定食(レギュラー)

(ライス並盛・みそ汁付)

メニュー名カロリー(目安)
焼鮭定食約 700 kcal
牛焼肉定食(プレーン)約 743 kcal
焼さば定食約 779 kcal
ブラウンソースハンバーグ定食約 876 kcal
牛ヒレ肉のカットステーキライスセット約 870 kcal
オニオンガーリックソースのチキングリル定食約 880 kcal
ブラウンソースエッグハンバーグ定食約 979 kcal

朝定食(午前5時~午前11時)

(ライス並盛・みそ汁付)

メニュー名カロリー(目安)
Wで選べるたまごかけごはん約 476 kcal
炙り焼鮭朝定食約 523 kcal
ソーセージエッグ朝定食約 589 kcal
焼鮭納豆朝定食約 623 kcal

ロカボメニュー(ライスなし)

(定食のごはんを生野菜に変更したメニュー)

メニュー名カロリー(目安)
豚カルビ焼肉生野菜セット約 299 kcal
牛焼肉生野菜セット約 374 kcal
ブラウンソースハンバーグ生野菜セット約 504 kcal
ブラウンソースエッグハンバーグ生野菜セット約 592 kcal
ブラウンソースチーズハンバーグ生野菜セット約 690 kcal

サイドメニュー・単品

メニュー名カロリー(目安)
生野菜約 24 kcal
お新香約 34 kcal
みそ汁(単品)約 34 kcal
国産とろろ約 43 kcal
納豆(ネギ付)約 81 kcal
冷やっこ約 90 kcal
炙り焼鮭(単品)約 100 kcal
半熟玉子約 80~90 kcal
ミニ牛皿約 160 kcal
牛皿(並)約 260~270 kcal

ご飯(単品)

メニュー名カロリー(目安)
ライス(小盛)約 252 kcal
ライス(並盛)約 370 kcal
ユキフル

おっ、焼鮭朝定食はめっちゃええやん!脂質すっくな!これなら罪悪感ゼロや。朝に松屋行く楽しみができたわ。

ダイエット中の太りにくいメニュー

松屋:ダイエット中の太りにくいメニュー

前述のカロリー一覧を踏まえ、ダイエット中に特におすすめできる「太りにくいメニュー」の組み合わせを具体的に紹介します。ポイントは「低脂質」と「低糖質(調整可能)」です。

1. 炙り焼鮭朝定食(朝限定:午前5時~11時)

松屋:炙り焼鮭朝定食(朝限定:午前5時~11時)

カロリーは約523kcal、たんぱく質約18.2g、脂質約8.0g、炭水化物約91.5g(ライス並盛時)とされています。

最大の魅力は、主菜が魚であり、脂質を10g以下という非常に低いレベルに抑えられる点です。鮭からは良質な脂質であるEPAやDHAも摂取できます。さらに、ご飯単体よりも味噌汁や鮭の脂質と一緒に摂ることで血糖値の吸収が穏やかになる(GI/GLの観点)とされており、朝食として理想的な構成の一つです。

2. 焼鮭定食(レギュラー)のカスタム

朝の時間帯以外で魚を選びたい場合の選択肢です。ただし、標準の「焼鮭定食」はミニ牛皿が付くため、カロリー約700kcal、脂質約22.3gと、朝定食に比べて脂質が大幅に上がります。

ダイエット中は、このミニ牛皿をどう扱うかが鍵です。単品で「炙り焼鮭」(約100kcal)、「ライス(小盛)」(約252kcal)、「生野菜」(約24kcal)、「みそ汁」(約35kcal)を組み合わせることで、合計約411kcal、脂質も大幅に抑えたオリジナル定食を作ることが可能です。

3. 単品組み合わせ(オリジナル低脂質定食)

松屋:単品組み合わせ(オリジナル低脂質定食)

松屋の豊富なサイドメニューを活かし、自分で定食を組み立てる方法です。これが最も脂質をコントロールしやすくなります。

例えば「ライス(小盛)」(約252kcal)+「半熟卵」(約71kcal)+「納豆」(約81kcal)+「お新香」(約34kcal)+「みそ汁」(約35kcal)という組み合わせを考えてみます。

合計カロリーは約473kcal、脂質は合計で約9.5g程度(卵4.8g+納豆3.9g+他)となり、非常に低脂質かつ満足感のある食事構成が可能です。たんぱく質も卵と納豆でしっかり摂取できます。

高タンパクなメニューの選び方

筋肉量を維持しながら健康的に痩せたい場合、たんぱく質の摂取は不可欠です。松屋には高タンパクなメニューも豊富ですが、問題は「脂質」も同時に高くなりがちな点です。

高タンパクメニューを選ぶ際は、たんぱく質量(P)と脂質量(F)のバランスを必ず確認する必要があります。

スクロールできます
メニュー名(定食・ライス並)たんぱく質(目安)脂質(目安)脂質/たんぱく質 比率
ブラウンソースチーズハンバーグ約41.4g約47.4g1.14 (脂質が多い)
牛焼肉W定食約39.9g約57.6g1.44 (脂質が非常に多い)
カルビ焼肉W定食約51.8g約79.7g1.54 (脂質が極端に多い)
ブラウンソースハンバーグ約27.5g約30.3g1.10 (脂質が多い)
牛焼肉定食(通常)約24.2g約29.9g1.23 (脂質が多い)
炙り焼鮭朝定食約18.2g約8.0g0.44 (脂質が少ない)

(2025年10月時点の情報を参考)

この表から分かるように、ハンバーグやW定食はたんぱく質が豊富ですが、それ以上に脂質の比率が高いことがわかります。脂質は1gあたり9kcalと、たんぱく質や糖質(1gあたり4kcal)の2倍以上のカロリーを持つため、脂質が多いと総カロリーが跳ね上がります。

したがって、脂質を抑えたい減量中のダイエットにおいては、これらの高脂質なメニューは不向きな場合があります。もしハンバーグ系を選ぶのであれば、せめてチーズや目玉焼きのトッピングがない「ブラウンソースハンバーグ定食」にする、あるいは「牛焼肉定食」のW(ダブル)ではない通常サイズにするなど、次善策を検討する必要があります。最もバランスが良いのは、前述の「炙り焼鮭朝定食」です。

タンパク質だけ見て「やった!」て思うたらアカンねんな。脂質もぎょうさんやったら意味ないもんなぁ。ちゃんと数字見て、賢く選ばな。勉強んなるわ。

ライス抜き?ロカボメニュー活用術

糖質制限(ロカボ)ダイエットを実践している方にとって、松屋は非常に利用しやすい選択肢を提供しています。

松屋では「ロカボライフ応援メニュー」として、定食メニューからライス(ご飯)を抜いたセットが正式に用意されています。これにより、糖質の摂取量を大幅にカットすることが可能です。

具体的なメニューとして以下のようなものがあります(2023年9月時点の情報参考)。

  • 牛焼肉生野菜セット(脂質約29.2g)
  • カルビ焼肉生野菜セット(同脂質約24.6g)
  • 肉厚豚焼肉2枚盛り生野菜セット
  • デミグラスソースハンバーグ生野菜セット

これらは、主菜となるおかずと生野菜、そしてみそ汁がセットになっています。糖質制限のメリットである血糖値の急上昇を抑える食事を、外食で手軽に実践できるのが大きな強みです。

ただし、これらのメニューを利用する際にも注意点があります。それは、糖質は抑えられても「おかず自体の脂質」は決して低くないという点です。特にカルビ焼肉やハンバーグは脂質が多めです。「糖質制限中だから脂質はいくら摂っても良い」という考え方もありますが、脂質を摂れば総カロリーは確実に増加します。

糖質制限と同時にカロリーコントロールも行いたい場合は、脂質の多い肉(カルビなど)を避けたり、ハンバーグのソースを残したりするなど、脂質をなるべく抑える工夫が求められます。

ユキフル

え、ライス抜きなんてあるんや!めっちゃ助かるやん!これなら糖質オフ中でも、堂々とお店入れるわ。松屋さん、わかってるなぁ。

テイクアウトでダイエットは可能?

テイクアウト(お持ち帰り)は、店内飲食とは異なるメリットとデメリットがあり、これを理解して活用すればダイエットに役立てることが可能です。

テイクアウトのメリット:自宅でのアレンジ

最大のメリットは、自宅にある食材と自由に組み合わせられる点です。店内飲食では難しい、より高度な栄養コントロールが可能になります。

  • 単品おかずの活用: テイクアウトでも「牛皿」単品、「炙り焼鮭」単品、「ハンバーグ」単品などを購入できます。
  • 自宅食材との連携: これらのおかずと、自宅で用意したサラダ(ブロッコリー、トマト、アボカドなど)、低糖質のご飯(玄米、もち麦、こんにゃく米)、豆腐、納豆などを組み合わせられます。
  • 例: 「牛皿」単品をテイクアウトし、自宅で大量のゆで野菜や豆腐の上にかける「肉豆腐サラダ」のようにアレンジすれば、満足感はありつつも糖質を抑え、食物繊維を大量に摂取できます。

テイクアウトのデメリットと対策

一方で、デメリットも存在します。

  • ベジファーストがしにくい: 丼ものやカレーをテイクアウトすると、ご飯と具材が一体となっているため、食べる順番(ベジファースト)を実践しにくくなります。
  • みそ汁の不在: テイクアウトでは基本的にみそ汁が付きません(一部キャンペーン除く)。温かい汁物による満足感や、食事のペースを整える効果が得られにくいです。

これらのデメリットへの対策として、丼ものをテイクアウトした場合でも、必ず先に自宅で用意したサラダや野菜スープを食べるようにしましょう。みそ汁が欲しい場合は、インスタントのわかめスープやみそ汁を別途用意するのも良い方法です。

【総括】「松屋は太る」は誤解?賢く選ぼう

  • 「松屋は太る」というのは、高カロリーメニューを選んだ場合の話
  • メニュー選びと食べ方次第で、ダイエットの味方になる
  • 避けるべきは「チーズ系」「W定食」「特盛」「カレー」
  • 高カロリーメニューは1食1000kcalを超えるものもある
  • 太る原因は「脂質」と「糖質」の同時過剰摂取
  • 太る食べ方は「丼もの単品」の「早食い」
  • 太りにくい食べ方は「ベジファースト」の実践
  • 定食を選び、生野菜から先に食べるのが基本
  • みそ汁を先に飲み、満腹感を高める
  • 夜遅く(寝る3時間前以降)の食事は脂肪になりやすい
  • 夜10時以降はBMAL1の増加で特に太りやすい
  • 夜遅く食べるなら「牛皿単品」「冷奴」など低糖質・低脂質に
  • ダイエット中のおすすめは「炙り焼鮭朝定食」(朝限定)
  • レギュラータイムなら「焼鮭」単品とご飯・野菜の組み合わせ
  • 高タンパクメニューは「脂質」も高い傾向にあるため要注意
  • 糖質制限なら「ロカボ(ライス抜き)」メニューが便利
  • ご飯の量は「小盛」や「半ライス」に調整する
  • テイクアウトは「単品おかず」を活用し、自宅でアレンジするのが賢い
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次