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CoCo壱は毎日食べると太る?太りにくい賢い食べ方ガイド

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CoCo壱は毎日食べると太る?太りにくい賢い食べ方ガイド

ココイチ(CoCo壱)のカレーが食べたいけれど、CoCo壱は太ると聞いてためらっていませんか。

国民食とも言えるカレーの中でも、豊富なトッピングとカスタマイズ性で人気のココイチですが、その自由度の高さゆえに「太りやすい」というイメージを持つ方も少なくないようです。

ダイエット中にありかなしか、毎日食べたら太るのか、という疑問は尽きません。

特に仕事で遅くなった日など、夜寝る前に食べると太るのでは、と何時までにすべきか悩む方もいるでしょう。

この記事では、ココイチのカロリー一覧を低い順に確認しながら、注意すべき「太るメニュー」や「太る食べ方」を徹底的に分析します。

同時に、ダイエット中におすすめの組み合わせや、太りにくい食べ方の具体的なコツも詳しく解説します。

ココイチで太るかどうかは、あなたの選び方次第です。正しい知識を身につけて、賢くココイチを楽しみましょう。

この記事でわかること
  • ココイチで太る原因とされるメニューやトッピング
  • ダイエット中でも選びやすい低カロリーメニュー
  • ライス量や低糖質カレーのカロリーと糖質
  • 太りにくい食べ方とおすすめの組み合わせ
目次

CoCo壱は太る?食べ方とメニューが鍵

CoCo壱は太る?食べ方とメニューが鍵
  • ココイチはダイエット中にあり?
  • 毎日食べ続けると太るのか
  • 夜寝る前に食べると太る?何時まで?
  • 注意すべき高カロリーな太るメニュー
  • カロリーが高いトッピング5選
  • ライス量によるカロリー比較

ココイチはダイエット中にあり?

CoCo壱:ココイチはダイエット中にあり?

ココイチのカレーは、ダイエット中に絶対に食べてはいけないという訳ではありません。むしろ、選び方次第ではダイエット中の外食として活用することも可能です。

なぜなら、ココイチ最大の魅力である「カスタマイズ性」が、ダイエットの強力な味方になるからです。具体的には、ライス量(糖質量)、ソースの種類、そして豊富なトッピング(脂質・たんぱく質・食物繊維)を自分で細かくコントロールできます。

もちろん、何も考えずに「ロースカツカレーのライス400g、チーズトッピング」といった注文をすれば、カロリーや脂質はあっという間に過剰になります。しかし、例えば「ベジカレーのライス200g、ほうれん草とゆでタマゴをトッピング」といった形に工夫すれば、PFCバランス(たんぱく質・脂質・炭水化物)を整えつつ、カロリーを抑えることが可能です。

外食チェーンでありながら、これほど細かく糖質量や脂質量を調整できるお店は多くありません。ダイエット中にカレーが食べたくなった時の「駆け込み寺」として、賢く利用する価値は十分にあると言えます。

ユキフル

諦めんとってな!選び方次第で全然いけるんやから、賢く食べよ!

毎日食べ続けると太るのか

CoCo壱:毎日食べ続けると太るのか

ココイチのカレーを「毎日」「何も考えずに」食べ続けることは、体重増加につながる可能性が非常に高いと考えられます。

その理由は、カレーという料理が一般的に高カロリー、高脂質、高塩分になりやすい特性を持っているためです。最もベーシックなポークカレー(ライス300g)でも約714kcalとされています。成人女性の1日の摂取カロリー目安が約2,000kcal前後、ダイエット中であれば1,500kcal程度に抑えたい場合、1食で700kcalを超えるのは決して低くありません。

もし、これにロースカツ(約419kcal)をトッピングすれば、それだけで約1,133kcalです。1日の摂取目安の半分以上を1食で摂取してしまうことになります。

このような高カロリー・高脂質な食事を毎日続ければ、1日の総摂取カロリーが消費カロリーを容易に上回ってしまいます。また、脂質や糖質に偏った食事が続くと、ビタミンやミネラル、食物繊維といった必須栄養素が不足し、栄養バランスが大きく崩れます。その結果、代謝が落ちたり、体調を崩しやすくなったりする可能性も否定できません。

健康的なダイエット、あるいは体重維持のためには、ココイチを利用する頻度を週に1〜2回程度に抑えるか、毎日食べる場合でも後述する低カロリーな選び方を徹底するなど、明確なルール決めが大切です。

参考:農林水産省 「食事バランスガイド」

夜寝る前に食べると太る?何時まで?

CoCo壱:夜寝る前に食べると太る?何時まで?

夜遅い時間に食事をすると太りやすくなる、というのは一般的な認識ですが、ココイチのカレーも例外ではありません。むしろ、高カロリー・高脂質になりがちなカレーは、夜遅くに食べる食事としては特に注意が必要です。

私たちの体には、「BMAL1(ビーマルワン)」という脂肪の蓄積を促すたんぱく質が存在します。このBMAL1は時間帯によって分泌量が異なり、日中は少なく、夜22時頃から急激に増え始め、深夜2時から4時にかけてピークを迎えるとされています。

つまり、BMAL1が多い時間帯に高カロリー・高脂質なココイチのカレーを食べると、エネルギーとして消費されにくいばかりか、効率よく脂肪として蓄積されやすくなってしまうのです。

また、消化の面でも問題があります。カレーのように脂質や固形物が多い食事は、胃での滞在時間が長く、消化・吸収に時間がかかります。就寝直前に食べると、胃が活発に動いている状態で眠りにつくことになり、睡眠の質を低下させる原因にもなります。胃もたれや胸やけを引き起こすことも少なくありません。

ダイエット中や健康面を考慮するならば、夕食は就寝の3時間前までに済ませるのが理想的です。もし仕事などで遅くなり、どうしても夜に食べる場合は、できるだけ早い時間帯、遅くとも20時や21時までには食べ終えるよう心がけましょう。その際、トッピングは揚げ物を避け、消化の良いほうれん草やキノコ類にし、ライス量も少なめ(150gや200g)に調整することが賢明です。

夜遅いのはやっぱり体に響くなぁ。できるだけ早めに、美味しく食べとこか!

参考:厚生労働省(睡眠と生活習慣病との深い関係)

注意すべき高カロリーな太るメニュー

CoCo壱:注意すべき高カロリーな太るメニュー
引用元:CoCo壱公式サイト

ココイチのメニューの中で、特にカロリーが高く「太る」原因として真っ先に挙げられるのは、揚げ物をメインに据えたメニューです。

カツやフライなどの揚げ物は、食材そのもののカロリーに加え、調理過程で大量の油を吸う「衣」が存在します。この衣が脂質を大幅に増加させ、総カロリーを一気に引き上げます。ただでさえ脂質を含むカレーソースと、高脂質な揚げ物が組み合わさることで、典型的な「高カロリー・高脂質」な食事となってしまうのです。

特にカロリーが高いとされる主なメニューをまとめました。ダイエット中は、これらのメニューを選ぶ頻度を減らすか、選んだ日の他の食事で大幅なカロリー調整(脂質をほぼ摂らないなど)を行うといった工夫が求められます。

▼ 高カロリーなメニュー例(ライス300g・ポークソースベースの場合)

スクロールできます
順位メニュー名カロリー(目安)概要
1手仕込とんかつカレー約1,306kcalボリュームのあるとんかつが乗り、1食で1,300kcalを超える高カロリーメニューです。
2ロースカツカレー約1,133kcal定番のカツカレーですが、こちらも1,100kcalを超えます。
3チキンカツカレー約1,132kcal鶏肉ですがカツにすることでロースカツと同等の高カロリーになります。
4クリームコロッケカレー(カニ入り)約1,102kcalコロッケ内部のクリームソースと衣の油で脂質が多くなりがちです。
5メンチカツカレー約1,063kcal挽肉の脂と衣の油が合わさり、1,000kcalを超えます。

※カロリーは公式サイトの情報を参照していますが、時期や店舗、ソースの種類により異なる場合があります。

ユキフル

うわぁ、カツ系はホンマにすごいカロリーやな!これはもう、たま〜のご褒美っちゅうことで!

カロリーが高いトッピング5選

前述の通り、カレーの総カロリーを大きく左右するのがトッピングの選択です。ベースのカレーが低カロリーでも、トッピング一つで「太るメニュー」に変貌してしまうため、特に注意が必要です。

やはり揚げ物関連が上位を占めますが、揚げ物以外にも注意すべきトッピングは存在します。特に高カロリーなトッピングを紹介します。

例えば、最もベーシックなポークカレー(ライス300g、約714kcal)に、1位の手仕込とんかつ(約592kcal)をトッピングするだけで、合計カロリーは約1,306kcalに達してしまいます。これは、ダイエット中の1日分の摂取カロリーに迫る数値です。

▼ 高カロリーなトッピング例

スクロールできます
順位トッピング名カロリー(目安)概要
1手仕込とんかつ約592kcalトッピング単体で600kcal近くあり、最も高カロリーな選択肢の一つです。
2ロースカツ約419kcal定番ですが、追加することで総カロリーは1,100kcal台になります。
3チキンカツ約418kcalロースカツとほぼ同等のカロリーがあります。
4クリームコロッケ(カニ入り)約388kcal2個分のカロリーです。脂質が高い傾向にあります。
5メンチカツ約349kcal揚げ物トッピングの中では比較的低いですが、それでも高カロリーです。

※カロリーは公式サイトの情報を参照していますが、時期や店舗により異なる場合があります。

このほか、「チーズ(約185kcal)」や「クリーミータルタルソース(約110kcal)」なども、揚げ物ほどではないものの、脂質が多くカロリーを高める要因となるため、ダイエット中は避けるかハーフサイズを選ぶのが賢明です。

ライス量によるカロリー比較

CoCo壱:ライス量によるカロリー比較

ココイチで太るかどうかを左右する最大の要因の一つが「ライス量」です。ココイチではライスの量を150gから600g(店舗によってはそれ以上)まで細かく調整できますが、このライス量が総カロリーと糖質量に直結します。

標準のライス量は300gですが、これは一般的なご飯茶碗(約150g)の約2杯分に相当し、かなりの量です。標準量のポークカレー(ライス300g)で糖質量が約126.7gとされていますが、これは角砂糖に換算すると30個分以上になる可能性があり、血糖値の急上昇を招きやすい量と言えます。

ライスを減らすだけで、誰でも簡単にカロリーオフと糖質オフが可能です。ポークカレーのライス量別カロリー・糖質量の目安は以下の通りです。

▼ ライス量別カロリー・糖質比較(ポークカレーの場合)

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ライス量カロリー(目安)糖質量(目安)標準(300g)との差
150g(少なめ)約402kcal ※推定約52.6g ※推定約 -312kcal
200g(少なめ)約558kcal約89.6g約 -156kcal
300g(標準)約714kcal約126.7g0kcal
400g(大盛り)約870kcal約163.8g約 +156kcal
500g(大盛り)約1,026kcal約200.9g約 +312kcal

※ライス100gあたり約156kcal、糖質約37.1gとして計算。ソースの増減分は加味されていない目安値とされています。

ダイエット中は、標準の300gから200g(約156kcal減)、あるいは150gに変更するだけでも、大きなカロリーカットにつながります。まずは標準量がいかに多いかを認識し、自分に適した量(できれば200g以下)を選ぶことが、太るのを避ける第一歩です。

ご飯の量だけで、こないに変わるんやな。200gにするだけでも大したもんやで!

CoCo壱で太るのを避ける賢い選び方

CoCo壱で太るのを避ける賢い選び方
  • メインのカロリー一覧(低い順)
  • ダイエット中におすすめのトッピング
  • 低糖質カレー(カリフラワーライス)
  • 太る食べ方・太りにくい食べ方のコツ

メインのカロリー一覧(低い順)

ココイチには、前述した高カロリーな揚げ物メニューだけでなく、比較的カロリーが控えめなメニューも多数存在します。太るのを避けたい場合は、これらのメニューを積極的に選ぶことが基本戦略となります。

主に、具材が野菜やキノコ類、または「揚げる」以外の調理法(煮込む・茹でる)を用いた魚介類や鶏肉のメニューは、カロリーが低い傾向にあります。これらを選ぶことで、満足感を得つつもカロリーを抑えることが可能です。

また、ベースとなるカレーソースの選択も重要です。ココイチのソースは、ポーク、ビーフ、ココイチベジ、ハヤシライス(店舗による)などがあり、それぞれカロリーが異なります。

▼ カレーソース別 カロリー比較(ライス300gの場合)

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ソース名カロリー(目安)特徴
ココイチベジカレー約688kcal動物由来の原材料不使用。脂質が少なく最も低カロリー。
ポークカレー約714kcalココイチの標準的なソース。
ビーフカレー約829kcalコクがある分、ポークよりカロリー・脂質が高め。
ハヤシライス約862kcalカレーではないが、ビーフカレーよりも高カロリーな傾向。

※カロリーは公式サイトの情報を参照していますが、時期や店舗により異なる場合があります。

このように、ソースを「ココイチベジカレー」にするだけでも、ビーフカレーに比べて約140kcalも抑えられます。

以下に、比較的低カロリーとされる主なメニューをデータベース情報に基づきまとめました。これらをベジカレーソースで注文すれば、さらにカロリーダウンが可能です。

▼ 低カロリーなメニュー例(ライス300g・ポークソースベースの場合)

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メニュー名カロリー(目安)概要
きのこカレー約724kcal食物繊維が豊富なきのこが具材。
ほうれん草カレー約725kcal野菜カレーの中でも特に低カロリーな選択肢。
エビにこみカレー約753kcal揚げていない「煮込み」のため、脂質が抑えられています。
たっぷりあさりカレー約761kcal魚介の旨味がありながら、カロリーは控えめです。
チキンにこみカレー約782kcalチキンカツとは異なり「煮込み」なのでヘルシーです。

※カロリーは公式サイトの情報を参照していますが、時期や店舗により異なる場合があります。

ダイエット中におすすめのトッピング

CoCo壱:ダイエット中におすすめのトッピング
引用元:CoCo壱公式サイト

ダイエット中にココイチを利用する際は、トッピングの選び方が非常に大切です。カロリーを抑えつつ、不足しがちな栄養素を補い、満足感を高めるトッピングを選びましょう。

カレーライスは糖質と脂質に偏りがちなため、トッピングで「たんぱく質」と「食物繊維」を補うのが理想的な戦略です。

おすすめは、食物繊維が豊富な野菜類やキノコ類、または脂質の少ないたんぱく源となる魚介類(煮込み)、卵、チキン(煮込み)です。これらは低カロリーでありながら、噛み応えをプラスして満腹感を助けてくれます。

低カロリーかつ栄養補給に適したトッピングの例は以下の通りです。これらを組み合わせて、オリジナルの「太りにくい」ヘルシーカレーにするのがおすすめです。

▼ ダイエット中におすすめのトッピング例

スクロールできます
カテゴリトッピング名カロリー(目安)おすすめの理由
食物繊維ハーフきのこ約5kcalほぼノンカロリーで食物繊維と食感をプラス。
ハーフほうれん草約6kcalビタミンや鉄分補給にも。
きのこ約10kcalハーフでは物足りない場合に。
完熟カットトマト約10kcalリコピンが摂れ、酸味で味の変化も楽しめます。
ほうれん草約11kcalカレーに不足しがちな緑黄色野菜。
オクラ山芋ネバネバ成分が糖の吸収を穏やかにする可能性も。
たんぱく質ハーフエビにこみ約19kcal低脂質・高たんぱく。
エビにこみ約39kcalしっかりたんぱく質を摂りたい場合に。
チキンにこみ約68kcal揚げずにたんぱく質を補給できます。
半熟タマゴ約69kcalまろやかさとたんぱく質をプラス。
ゆでタマゴ約94kcal腹持ちが良く、良質なたんぱく源。
納豆約86kcal発酵食品とたんぱく質を同時に摂れます。

※カロリーは公式サイトの情報を参照していますが、時期や店舗により異なる場合があります。

例えば、「ベジカレー(ライス200g)」に「チキンにこみ」と「ほうれん草」を追加すれば、カロリーを抑えつつPFCバランスが整った一皿になります。

ユキフル

野菜やキノコ、エビにこみもええやん!賢くトッピング追加して、満足感アップさせよ!

参考:ニチレイ(PFCバランスとは?栄養素の働きや理想のPFCバランスを解説)

低糖質カレー(カリフラワーライス)

CoCo壱:低糖質カレー(カリフラワーライス)
引用元:CoCo壱公式サイト

ダイエット中、特に糖質制限(ロカボ)を意識している方にとって、ココイチの「低糖質カレー」は非常に強力な選択肢となります。

これは、主食であるライスの代わりに、細かく刻んだカリフラワー(通称カリフラワーライス)を使用した画期的なメニューです。カリフラワーは野菜であるため、ライス(炭水化物)に比べて糖質が圧倒的に少なく、カロリーも大幅に抑えられます。

公式サイトの情報によると、カリフラワーライス約180gを使用した場合、ポークソースと合わせても糖質量は約19.7g、カロリーは約268kcal(トッピング除く)とされています。

この数値がどれほど低いか、通常のライスと比較してみましょう。

▼ 低糖質カレー vs 通常ライス(ポークカレーの場合)

スクロールできます
メニューカロリー(目安)糖質量(目安)
低糖質カレー約268kcal約19.7g
ポークカレー(ライス200g)約558kcal約89.6g
ポークカレー(ライス300g)約714kcal約126.7g

※トッピングは含まない数値です。

通常のポークカレー(ライス200g)と比較しても、カロリーは約半分、糖質量は5分の1以下にまで激減します。これなら、ロースカツ(約419kcal)をトッピングしても総カロリーを約687kcalに抑えることができ、糖質も管理しやすくなります。

ただし、もちろんメリットばかりではありません。カリフラワー特有の食感や風味(少し青っぽい香り)があるため、白米のライスとは全く別物であり、好みは分かれます。また、通常のカレーライスを食べる満足感とは異なる可能性も考慮しておきましょう。

糖質を徹底的に管理したい日や、夜遅い時間の食事には最適な選択肢と言えます。

ユキフル

カリフラワーライス、めっちゃ優秀やん!これなら罪悪感なしでいけるなぁ!

太る食べ方・太りにくい食べ方のコツ

同じメニューを選んだとしても、食べ方や細かな工夫次第で太りやすさが変わる可能性があります。ココイチで太るのを避けるためには、注文時と食事中の両方で、いくつかのコツを実践することが大切です。

まず、最も「太る食べ方」として挙げられるのは、空腹のあまり勢いよく注文し、ライスを増量し、さらに揚げ物やチーズなどの高カロリー・高脂質なトッピングを無計画に追加することです。そして、それを早食いしてしまうと、血糖値が急上昇しやすく、満腹感を得る前に食べ過ぎてしまう最悪のパターンに陥ります。

一方で、「太りにくい食べ方」のコツは、小さな工夫の積み重ねです。

サラダから食べる(ベジファースト)

食事の最初に野菜サラダを食べる「ベジファースト(ベジタブルファースト)」は、ダイエットの基本テクニックです。食物繊維が豊富な野菜を先に胃に入れることで、後から入ってくる糖(ライス)や脂質(カレールー)の吸収速度を穏やかにし、血糖値の急激な上昇を抑える効果が期待できます。ココイチには「ヤサイサラダ」「コーンサラダ」「ツナサラダ」など複数のサラダが用意されています。ドレッシングは、脂質の多い「ごま」よりも、「オリジナル」や「ノンオイル」を選ぶと、よりカロリーを抑えられます。

よく噛んでゆっくり食べる

カレーはルーとライスが一体化しているため、つい「飲み物」のように早食いしがちです。しかし、早食いは満腹中枢が刺激される前に食べ終わってしまい、結果として食べ過ぎ(特にライスの追加など)につながります。また、血糖値の急上昇も招きます。意識して「一口30回」噛むように心がけましょう。キノコやほうれん草、チキンにこみなど、噛み応えのあるトッピングを追加するのも、自然と咀嚼回数を増やすのに役立ちます。

ライス量を調整する

前述の通り、ココイチで太る最大の要因は「ライス量=糖質量」です。標準の300gがいかに多いかを認識し、自分の活動量やダイエットの進捗に合わせて、ライスを200gや150gに減らす、あるいは思い切って低糖質カレーに変更するだけで、摂取カロリーと糖質を劇的にカットできます。これは最も簡単で効果の大きい方法です。

トッピングと卓上スパイスを工夫する

揚げ物を避け、ほうれん草やきのこ、エビにこみ、ゆでタマゴなど、低カロリーで食物繊維やたんぱく質が摂れるトッピングを選ぶことは基本です。さらに、卓上の「とび辛スパイス」を活用するのもおすすめです。このスパイスは唐辛子や様々な香辛料がベースで、カロリーはほぼゼロとされています。辛味成分(カプサイシン)による発汗や代謝促進が期待できるほか、味にパンチが出ることで、脂っこいトッピングがなくても満足感を得やすくなります。逆に「とろ~り甘くなるソース」は糖質を含むため、ダイエット中は避けましょう。

【総括】CoCo壱で太るかは工夫次第

  • ココイチが太るかどうかはメニューと食べ方次第である
  • 揚げ物(カツ、コロッケ、メンチカツ)は高カロリー・高脂質の主な原因
  • 手仕込とんかつカレーは1,300kcalを超える場合があるため特に注意
  • 高カロリートッピングは揚げ物やチーズ、タルタルソース
  • 標準ライス(300g)は一般的な茶碗約2杯分と認識する
  • 標準ライス(300g)のポークカレーは約714kcal
  • ライスを200gに減らすだけで約156kcalの大幅カットが可能
  • 夜寝る前の食事、特に脂肪蓄積を促すBMAL1が増える22時以降は太りやすい
  • 夕食は消化時間を考慮し、就寝3時間前までに済ませるのが理想
  • 毎日のように高カロリートッピングで食べ続けるとカロリーオーバーで太る可能性が高い
  • ダイエット中は低カロリーなソース(ベジカレーなど)を選ぶ
  • きのこカレーやほうれん草カレー、エビにこみカレーは比較的低カロリー
  • おすすめトッピングは野菜、きのこ、エビにこみ、チキンにこみ、ゆでタマゴ
  • 低糖質カレー(カリフラワーライス)は糖質とカロリーを劇的にカットできる
  • 食事の最初にサラダを食べる「ベジファースト」を意識する
  • ドレッシングは「ノンオイル」や「オリジナル」を選ぶ
  • よく噛んでゆっくり食べることで食べ過ぎを防ぎ、血糖値上昇を穏やかにする
  • 卓上の「とび辛スパイス」はカロリーゼロで満足度アップに貢献する
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