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ラム酒は太る?カロリー・糖質とダイエット中の賢い飲み方を徹底解説!

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ラム酒は太る?カロリー・糖質とダイエット中の賢い飲み方を徹底解説!

甘く芳醇な香りが魅力のラム酒について、「ラム酒は太る」というイメージをお持ちではないでしょうか。

サトウキビを原料としているため、どうしても甘くて高カロリーな印象があります。

この記事では、そんなラム酒に関するダイエットの疑問に徹底的にお答えします。

ラム酒がそもそもなぜ甘いのか、その秘密から始まり、実際のカロリー・糖質はどのくらいなのか、他のお酒とのカロリー比較を通じて明らかにしていきます。

本当にダイエット向き?という問いに対して、太る原因を分析し、ラム酒のカロリーを消費するための運動量の目安も提示します。

さらに、飲み過ぎると体に悪い?という健康面の不安や、夜寝る前に飲むと太るのか、飲むなら何時までが良いのか、といった具体的な疑問にも答えていきます。

太る飲み方と太りにくい飲み方の違いを理解し、お酒が止まらなくなる対処法を知ることで、失敗や後悔を避けることができるでしょう。

また、ラム酒に期待できる美容効果や、ダイエット中のおすすめお酒3選といった、より豊かな情報も提供します。

この記事を読めば、ラム酒と上手に付き合いながら、健康的なライフスタイルを送るための知識が身につきます。

この記事でわかること
  • ラム酒のカロリーや糖質、他のお酒との違い
  • ラム酒で太る本当の原因と太らない飲み方
  • ダイエット中に飲む際の具体的な注意点
  • ラム酒を楽しみながら健康を維持するコツ
目次

「ラム酒は太る」は本当?基本情報を解説

「ラム酒は太る」は本当?基本情報を解説
  • ラム酒はサトウキビが原料なのになぜ甘い?
  • カロリー・糖質と他のお酒とのカロリー比較
  • 結局ラム酒はダイエット向きなの?
  • ラム酒のカロリーを消費するための運動量の目安
  • 意外と知らないラム酒の美容効果

ラム酒はサトウキビが原料なのになぜ甘い?

ラム酒はサトウキビが原料なのになぜ甘い?

ラム酒がサトウキビを原料にしていると聞くと、その甘い風味から「砂糖がたくさん入っているのでは?」と想像する方も多いかもしれません。しかし、ラム酒の甘い香りは、必ずしも糖分に由来するものではありません。ここでは、ラム酒が甘い風味を持つ理由について、その製造過程から解説します。

ラム酒は、サトウキビの搾り汁を煮詰めて砂糖の結晶を取り出した後に残る「糖蜜(モラセス)」、またはサトウキビの搾り汁そのものを原料として造られます。この原料を酵母でアルコール発酵させた後、「蒸留」という工程を経てアルコール度数を高めていきます。

重要なのはこの「蒸留」の工程です。蒸留を行うと、アルコール分は気化して凝縮されますが、糖分のような非揮発性の成分は元の液体に残ります。そのため、完成したラム酒(蒸留酒)には、原料由来の糖質はほとんど含まれていない状態になるのです。

それでは、なぜラム酒は甘い香りがするのでしょうか。その理由は、発酵や熟成の過程で生まれる「エステル」などの香り成分にあります。エステルは果物にも含まれる香り成分で、これがラム酒に特有のフルーティーで甘い香りを与えています。特に、樽で長期間熟成させるダークラムなどは、樽の成分と相まって、バニラやカラメルのような、より複雑で芳醇な香りをまといます。

したがって、ラム酒の「甘さ」とは、味覚的な甘み(糖分)ではなく、嗅覚で感じる甘い香り(香味成分)が主体であると考えられます。この香りの印象が、ラム酒が甘くて太りやすいというイメージに繋がっているのかもしれません。

へぇ~、糖質がないのに甘い香りがするんか。賢くなったわ~!香りで楽しむお酒って、なんかオシャレやんな。

カロリー・糖質と他のお酒とのカロリー比較

ラム酒:カロリー・糖質と他のお酒とのカロリー比較

ラム酒が太るかどうかを判断する上で、カロリーと糖質の量を正確に把握することが大切です。ここでは、ラム酒の具体的な数値を示すとともに、他のお酒と比較してその特徴を見ていきましょう。

文部科学省の「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」によると、ラム酒の栄養成分は以下のようになっています。

  • カロリー: 100mlあたり約240kcal
  • 糖質: 100gあたり約0.1g

このように、ラム酒の糖質は蒸留過程でほとんど取り除かれるため、ほぼゼロに近い値です。これは、糖質の摂取を制限するダイエットを行っている方にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。

一方で、カロリーは100mlあたり240kcalと、決して低くはありません。アルコール度数が40度前後と高いため、アルコール自体のカロリーが主体となっています。

では、他のお酒と比較するとどうでしょうか。以下に代表的なお酒の100mlあたりのカロリーと糖質の目安をまとめました。

ラム酒:カロリー・糖質と他のお酒とのカロリー比較

※上記の数値は目安であり、製品によって異なります。

この表からわかるように、ラム酒はウイスキーや焼酎と同じ「蒸留酒」の仲間であり、「高カロリー・低糖質」という共通の特徴を持っています。ビールや日本酒、ワインといった「醸造酒」と比較すると、カロリーは高いものの、糖質を大幅に抑えられる点が大きな違いです。

そのため、「糖質を避けたい」という方にはラム酒は適していますが、「総摂取カロリーを抑えたい」という方は、飲む量に注意が必要となります。100mlあたりのカロリーだけを見ると高く感じますが、ラム酒はアルコール度数が高いため、ビールのように大量に飲むことは少ないでしょう。一杯をゆっくりと嗜む飲み方であれば、結果的にビールやワインを数杯飲むよりもカロリーを低く抑えられるケースも考えられます。

なるほどな~。カロリーだけ見たらアカンってことやね。糖質がほぼゼロなんは、めっちゃ嬉しいポイントやんか!これなら選びやすいわ。

結局ラム酒はダイエット向きなの?

結局ラム酒はダイエット向きなの?

これまでの情報から、「結局、ラム酒はダイエットに向いているのか、いないのか」という疑問が湧いてくることでしょう。この問いに対する答えは、「飲み方を工夫すれば、ダイエットの選択肢になり得る」と言えます。

まず、ダイエットの中でも特に「糖質制限」を実践している方にとって、ラム酒は心強い味方になります。前述の通り、ラム酒は蒸留の過程で糖質がほとんど除去されるため、血糖値の急激な上昇を招きにくいお酒です。血糖値の乱高下は脂肪の蓄積に繋がりやすいため、これを避けられるのは大きな利点と考えられます。

ただし、注意すべきはそのカロリーです。ラム酒のカロリーは100mlあたり約240kcalと、他のお酒と比較しても高い部類に入ります。このカロリーの多くはアルコール自体に由来するもので、「エンプティカロリー」と呼ばれることがあります。エンプティカロリーは、ビタミンやミネラルといった栄養素を含まず、体内で優先的に熱として消費されやすいという特徴があります。

しかし、これを「飲んでも太らないカロリー」と誤解してはいけません。アルコールのカロリーが優先的に消費されている間、一緒に食べたおつまみなどのカロリー消費は後回しにされてしまいます。その結果、余ったエネルギーが体脂肪として蓄積されやすくなるのです。

したがって、ラム酒をダイエット中に楽しむためには、以下の2つのポイントが鍵となります。

  1. 飲む量をコントロールすること: カロリーが高い以上、飲む量が多ければ当然ながら太る原因になります。ロックやストレートで、1日に1~2杯程度をゆっくりと味わうのが賢明です。
  2. 割り材やおつまみに注意すること: 糖質ゼロのラム酒を選んでも、甘いジュースやコーラで割ってしまえば意味がありません。また、揚げ物やスナック菓子など高カロリーのおつまみを一緒に摂るのも避けるべきです。

これらの点を守れば、ラム酒はダイエット中の息抜きや楽しみとして、うまく取り入れることが可能です。完全に禁酒するストレスを溜めるよりも、賢くお酒と付き合う方が、ダイエットの継続に繋がる場合もあるでしょう。

ユキフル

結局は自分次第っちゅーことやな!工夫すれば味方になってくれるんやから、ええやんか!ポジティブにいこ!

ラム酒のカロリーを消費するための運動量の目安

ラム酒のカロリーを消費するための運動量の目安

ラム酒のカロリーは決して低くないため、もし飲んだ場合には、どのくらいの運動で消費できるのかを知っておくと、体重管理の助けになります。ここでは、ラム酒1杯分のカロリーを消費するために必要な運動量の目安をご紹介します。

まず、ラム酒の1杯あたりのカロリーを計算してみましょう。一般的なバーで提供されるシングルの量は約30mlです。100mlあたり約240kcalなので、30mlでは約72kcalとなります。今回は、この「72kcal」を消費するための運動を考えてみます。

運動による消費カロリーは、個人の体重や運動の強度によって異なります。ここでは、体重60kgの人をモデルケースとして、運動強度の指標である「メッツ(METs)」を用いて計算します。

消費カロリー(kcal) = メッツ × 体重(kg) × 運動時間(h) × 1.05

この計算式を基に、72kcalを消費するために必要な各種運動の時間を算出すると、以下のようになります。

ラム酒1杯(約72kcal)を消費するための運動時間(体重60kgの場合)

  • ウォーキング(普通歩行・3.0メッツ): 約23分日常生活に取り入れやすい運動です。一駅手前で降りて歩いたり、少し遠回りして帰宅したりするだけでも十分に消費可能なカロリーと言えます。
  • ジョギング(6.0メッツ): 約11分短時間で効率よくカロリーを消費したい場合におすすめです。軽いジョギングを10分強行うことで、ラム酒1杯分のカロリーを消費できます。
  • サイクリング(軽いもの・4.0メッツ): 約17分気分転換にもなるサイクリングも効果的です。景色を楽しみながら15~20分ほど自転車を漕ぐことを意識してみましょう。
  • 階段の上り下り(5.0メッツ): 約14分エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を選ぶだけで、良い運動になります。通勤時や移動の際に意識するだけでも、カロリー消費に繋がります。
  • ストレッチング(2.5メッツ): 約27分運動が苦手な方でも、自宅で手軽に行えるストレッチ。リラックス効果も期待できるため、寝る前などの習慣にするのも良いでしょう。

もちろん、これらの数値はあくまで目安です。しかし、ラム酒を1杯楽しんだ後に「20分ほど歩こう」といった具体的な目標を持つことで、カロリーの過剰摂取を防ぎ、罪悪感なくお酒を楽しむことができます。お酒を飲む日は、意識的に体を動かす習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。

1杯飲んだら20分くらい歩けばええんか。それなら全然いけるわ!罪悪感なく楽しめるって最高やん!

意外と知らないラム酒の美容効果

ラム酒と聞くと、ダイエットやカロリーの話題が中心になりがちですが、実は適量を守って楽しむことで、美容面で期待できる効果があるという説もあります。もちろん、過度な期待は禁物ですが、ここではラム酒が持つ可能性についてご紹介します。

体を温める効果

ラム酒はアルコール度数が高いお酒であり、飲むと血行が促進され、体が温まりやすくなります。特に、お湯で割って飲む「ホットラム」は、寒い季節にぴったりの飲み方です。体が温まることで、冷え性の改善や、それに伴う代謝の低下を防ぐ効果が期待できます。血行が良くなることは、肌のターンオーバーを正常に保つ上でも良い影響を与えると考えられます。

リラックス効果によるストレス軽減

芳醇で甘い香りが特徴のラム酒には、リラックス効果があると言われています。香りを楽しむことで、日々のストレスや緊張が和らぎ、心身ともにリフレッシュできるでしょう。過度なストレスは、肌荒れやホルモンバランスの乱れを引き起こす原因にもなります。適度な飲酒でリラックスすることは、間接的に美容の維持に繋がる可能性があります。

ポリフェノールの可能性

ダークラムのように樽で長期間熟成されたラム酒には、樽由来のポリフェノールが含まれていることがあります。ポリフェノールは、抗酸化作用を持つことで知られており、体内の活性酸素を除去する働きが期待されています。活性酸素は、シミやしわ、たるみといった肌の老化の原因となるため、これに対抗する抗酸化物質を摂取することは、アンチエイジングの観点から注目されています。

ただし、これらの効果は、あくまで「適量を守った場合」に限られることを忘れてはいけません。飲み過ぎは、脱水症状による肌の乾燥、肝臓への負担、睡眠の質の低下などを引き起こし、かえって美容に悪影響を及ぼす可能性が高いです。また、ラム酒から摂取できるポリフェノールの量は、赤ワインなどに比べると限定的であるため、美容効果を主目的に飲むことは推奨されません。

ラム酒を飲む際は、あくまで嗜好品として楽しみ、その副次的な効果として美容への良い影響があるかもしれない、という程度に捉えておくのが賢明です。

え、美容にもええかもしれんの?それは知らんかったわ~。リラックスできるし体も温まるなんて、一石二鳥やんか。ええこと聞いたわ。

「ラム酒で太る」を回避する賢い飲み方

「ラム酒で太る」を回避する賢い飲み方
  • 太る原因はアルコール以外にあるかも
  • 太る飲み方・太りにくい飲み方を解説
  • 夜寝る前に飲むと太る?リミットは何時まで
  • 飲み過ぎると体に悪い?止まらなくなる対処法
  • ダイエット中のおすすめお酒3選も紹介

太る原因はアルコール以外にあるかも

「ラム酒を飲むと太る」と感じている場合、その原因はラム酒自体ではなく、無意識に行っている飲み方や食習慣にある可能性が非常に高いです。糖質がほぼゼロであるラム酒で体重が増加するとすれば、カロリーの過剰摂取が主な要因と考えられます。ここでは、ラム酒で太る間接的な原因となりうる3つのポイントを解説します。

① 割り材による糖質・カロリーの追加

ラム酒の最も一般的な太る原因は、割る飲み物にあります。ラム酒の甘い風味はコーラやジンジャーエール、甘いフルーツジュースと相性が良いため、カクテルとして楽しむ方も多いでしょう。しかし、これらの飲料には大量の糖質とカロリーが含まれています。

例えば、通常のコーラで割った「ラムコーク」は、1杯で150kcalを超え、糖質も20g以上になることがあります。せっかく糖質ゼロのラム酒を選んでも、これでは台無しです。知らず知らずのうちに、割り材から大量の糖質とカロリーを摂取しているケースは少なくありません。

② 高カロリーなおつまみの選択

アルコールを摂取すると、食欲が増進されることがあります。特に、アルコール度数の高いラム酒は、酔いが回りやすく、満腹中枢が麻痺して食べ過ぎてしまう傾向が見られます。

バーでラム酒を飲む際に、チョコレートやチーズ、ナッツ類、肉料理などを一緒に頼むことは多いでしょう。これらのおつまみはラム酒との相性も良いですが、脂質やカロリーが非常に高いものがほとんどです。前述の通り、アルコールと一緒に摂取した食事のカロリーは脂肪として蓄積されやすいため、おつまみの選択が太るかどうかの大きな分かれ道となります。

③ 飲む量のコントロール不足

ラム酒はアルコール度数が高いため、本来はゆっくりと嗜むお酒です。しかし、飲みやすいカクテルにしたり、楽しい雰囲気で飲んでいたりすると、ついペースが速くなり、飲む量が増えてしまうことがあります。

1杯あたりのカロリーはシングル(30ml)で約72kcalですが、これがダブル(60ml)になれば約144kcal、3杯、4杯と重なれば、あっという間に高カロリー摂取となります。ビールのようにゴクゴク飲むことはなくても、杯数を重ねることで総摂取カロリーが予想以上に多くなっている可能性を考慮する必要があります。

このように、ラム酒で太る原因の多くは、ラム酒そのものではなく、一緒に口にする「割り材」や「おつまみ」、そして「飲む量」に隠されています。

ユキフル

なんや、ラム酒のせいやなくて、周りのもんが原因やったんか!犯人探しみたいでおもろいな。これからは名探偵みたいに気ぃつけよ!

太る飲み方・太りにくい飲み方を解説

ラム酒を楽しむ上で、少しの工夫でカロリーや糖質の摂取を大きく変えることができます。ここでは、ダイエット中に避けたい「太る飲み方」と、おすすめの「太りにくい飲み方」を具体的に解説します。

【避けたい】太る飲み方

  1. 甘いジュースや炭酸飲料で割る前述の通り、コーラやジンジャーエール、オレンジジュース、パイナップルジュースなどで割る飲み方は、割り材に含まれる糖質とカロリーがそのまま上乗せされるため、最も避けたい方法です。「ピニャ・コラーダ」のような甘いカクテルも同様に高カロリーなので注意が必要です。どうしても甘さが欲しい場合は、ゼロカロリーのダイエットコーラなどを使うのが一つの手です。
  2. 高カロリー・高脂質なおつまみと合わせる揚げ物(フライドポテトや唐揚げ)、脂身の多い肉料理、チーズたっぷりのピザ、ポテトチップスなどのスナック菓子は、ラム酒と一緒に摂ると脂肪として蓄積されやすくなります。特に甘いダークラムと濃厚なチョコレートの組み合わせは格別ですが、どちらも高カロリーであるため、ダイエット中は控えるのが賢明です。

【おすすめ】太りにくい飲み方

  1. ロック、ストレートラム酒本来の風味を最も楽しめる飲み方であり、余計なカロリーや糖質を一切加えることがありません。大きな氷を入れたロックグラスでゆっくりと飲むことで、飲むペースを自然と抑えることができ、飲み過ぎ防止にも繋がります。
  2. 炭酸水(ソーダ)割りラム酒のソーダ割り(ラムハイボール)は、爽快感がありながらカロリーを加えずに楽しむことができる、非常におすすめの飲み方です。炭酸によって満腹感も得られやすく、飲む量を抑える効果も期待できます。ミントやライムを加えれば、より本格的な味わいになります。
  3. 水割り、お湯割りシンプルな水割りは、アルコール度数を調整し、自分のペースでゆっくり飲みたい場合に適しています。また、寒い季節にはお湯で割る「ホットラム」がおすすめです。体が温まり、リラックス効果も高まります。シナモンスティックやクローブを加えれば、香りも豊かになります。
  4. 低カロリー・高たんぱくなおつまみを選ぶおつまみを選ぶ際は、「低カロリー」「低糖質」「高たんぱく」を意識すると良いでしょう。例えば、枝豆、冷奴、アサリの酒蒸し、野菜スティック、さきいかなどがおすすめです。チーズやナッツ、ドライフルーツも糖質は低いですが、カロリーや脂質は高めなので、食べる量には注意が必要です。

このように、飲み方とおつまみの選び方を少し変えるだけで、ラム酒はダイエット中でも十分に楽しめるお酒になります。

うわー、甘いジュースで割るのはアカンのか…。でもソーダ割りとかロックならカッコええし、そっちでいこか!賢い飲み方、マスターしたるで!

夜寝る前に飲むと太る?リミットは何時まで

ラム酒:夜寝る前に飲むと太る?リミットは何時まで

「夜寝る前にお酒を飲むとリラックスできる」という方もいますが、ダイエットの観点からは、就寝直前の飲酒は避けるべきとされています。ここでは、夜にラム酒を飲むことがなぜ太りやすいのか、そして飲むなら何時までが良いのかについて解説します。

なぜ夜遅い時間の飲酒は太りやすいのか

夜、特に深夜帯に飲食をすると太りやすいと言われるのには、いくつかの理由があります。

  1. BMAL1(ビーマルワン)の働き私たちの体には、体内時計を調整する「BMAL1」というたんぱく質が存在します。このBMAL1には、脂肪を体に溜め込む働きがあり、時間帯によってその分泌量が変動します。一般的に、BMAL1の分泌量が最も少なくなるのは午後2時~3時頃で、逆に最も多くなるのが午後10時~深夜2時頃とされています。つまり、夜遅い時間に摂取したカロリーは、脂肪として蓄積されやすいのです。
  2. エネルギー消費量の低下夜は日中に比べて活動量が減り、就寝中はさらにエネルギー消費が少なくなります。そのような状態でアルコールやおつまみからカロリーを摂取すると、エネルギーとして消費されずに余ってしまい、体脂肪になりやすくなります。
  3. 睡眠の質の低下アルコールを摂取すると寝つきが良くなるように感じることがありますが、実際には睡眠の質を低下させることが多くの研究で報告されています。アルコールが分解される過程で生じるアセトアルデヒドが、深い睡眠を妨げるためです。睡眠の質が低下すると、食欲を増進させるホルモン「グレリン」が増加し、食欲を抑制するホルモン「レプチン」が減少することが知られており、翌日の食べ過ぎに繋がる可能性があります。

飲むなら何時までがリミット?

では、ラム酒を飲む場合、何時までに飲み終えるのが理想的なのでしょうか。

明確な「何時まで」という基準はありませんが、一つの目安として「就寝する3~4時間前」には飲酒を終えることが推奨されています。これは、肝臓がアルコールを分解・処理するのに時間がかかるためです。体内にアルコールが残ったまま眠りにつくのを避けることで、睡眠の質の低下を最小限に抑え、肝臓への負担も軽減することができます。

例えば、夜12時に就寝する習慣のある方であれば、遅くとも夜8時~9時頃には飲み終えるのが望ましいと言えます。もちろん、飲む量やその日の体調によってアルコールの分解速度は異なります。

ダイエット中に夜お酒を楽しむ際は、できるだけ早い時間帯に切り上げることを意識し、就寝直前の飲酒は避けるように心がけることが、体重管理を成功させるための重要なポイントです。

夜中はアカンねんな~。BMAL1くんが頑張りすぎんように、早めの時間で切り上げるのが優しさやな。体大事にせなアカンし!

飲み過ぎると体に悪い?止まらなくなる対処法

ラム酒:飲み過ぎると体に悪い?止まらなくなる対処法

ラム酒は糖質が低く、適量であればダイエット中でも楽しむことができますが、「飲み過ぎ」は体に様々な悪影響を及ぼすため、絶対に避けなければなりません。また、アルコールには依存性があり、「飲み始めると止まらなくなる」という悩みを持つ方も少なくありません。ここでは、ラム酒の飲み過ぎによる健康リスクと、飲み過ぎを防ぐための具体的な対処法について解説します。

飲み過ぎによる健康へのリスク

アルコールの過剰摂取は、以下のような深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。

  • 肝臓への負担: アルコールの分解は主に肝臓で行われます。大量のアルコールを摂取し続けると、肝臓に大きな負担がかかり、脂肪肝、アルコール性肝炎、さらには肝硬変といった命に関わる病気のリスクが高まります。
  • 生活習慣病のリスク増大: 長期的な過剰飲酒は、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病の発症リスクを高めることが知られています。
  • 脳への影響: 大量のアルコールは脳を萎縮させ、認知機能の低下を招く可能性があります。
  • 悪酔い・二日酔い: 短時間での大量飲酒は、血中アルコール濃度を急激に上昇させ、頭痛、吐き気、倦怠感といった不快な症状を引き起こします。

飲み過ぎ・止まらなくなるための対処法

お酒を楽しみつつも、健康を損なわないためには、セルフコントロールが不可欠です。以下に、飲み過ぎを防ぐための実践的な対処法をいくつかご紹介します。

  1. 飲む量をあらかじめ決めておく: 「今日はラム酒を2杯まで」というように、飲む前に上限を決めておくことは非常に効果的です。ボトルをテーブルに出しっぱなしにせず、1杯ずつ作るようにすると、飲んだ量を把握しやすくなります。
  2. チェイサー(水)を必ず用意する: ラム酒を飲む際は、必ず隣に水(チェイサー)を用意し、交互に飲むようにしましょう。これにより、血中アルコール濃度の上昇が緩やかになるだけでなく、脱水症状の予防にも繋がります。また、水を飲むことで口の中がリフレッシュされ、お酒を飲むペースを落とす効果も期待できます。
  3. アルコール度数の高いお酒はゆっくり飲む: ラム酒のような高アルコール度数のお酒は、時間をかけてゆっくりと味わうのが基本です。香りを楽しんだり、口の中で転がしたりすることで、少量でも満足感を得ることができます。
  4. 空腹状態での飲酒を避ける: 空腹時にお酒を飲むと、アルコールの吸収が速まり、酔いが回りやすくなります。飲酒前には、乳製品や軽食など、何か少し胃に入れておくと良いでしょう。
  5. 休肝日を設ける: 毎日お酒を飲むのではなく、週に2日以上はアルコールを一切摂取しない「休肝日」を設けることが、厚生労働省からも推奨されています。肝臓を休ませ、アルコール依存のリスクを低減するために非常に重要です。

もし、自身の飲酒量をコントロールすることが難しいと感じる場合は、専門の医療機関に相談することも一つの選択肢です。お酒は、あくまで生活を豊かにするための嗜好品であり、健康を害してまで飲むべきものではありません。

そら飲み過ぎは体に悪いわな。チェイサーは相棒やと思って、ちゃんと一緒に飲まなアカンな。自分の体は自分で守らな!

ダイエット中のおすすめお酒3選も紹介

ダイエット中のおすすめお酒3選も紹介

ダイエット中にラム酒を楽しむ方法について解説してきましたが、時には他のお酒も飲みたくなることでしょう。ここでは、ラム酒と同様に、ダイエット中に比較的おすすめできるお酒を3種類ご紹介します。これらのお酒に共通するポイントは、「蒸留酒」であるため糖質がほぼ含まれていない点です。

ウイスキー

ウイスキーもラム酒と同じく、穀物を原料とした蒸留酒です。そのため、糖質はほぼゼロでありながら、豊かな香りと味わいを持っています。特に、樽で長期間熟成されたウイスキーは、複雑で奥深い風味が楽しめます。飲み方としては、ラム酒と同様にロックやストレート、そして炭酸で割った「ハイボール」がおすすめです。ハイボールは居酒屋の定番メニューでもあり、外食の際にも選びやすいのが魅力です。レモンを搾ると、さらにさっぱりと楽しむことができます。

焼酎

日本を代表する蒸留酒である焼酎も、糖質ゼロのお酒としてダイエット中には非常に適しています。芋、麦、米、そばなど、様々な原料から造られており、それぞれに個性的な風味があります。水割りやお湯割り、緑茶やウーロン茶で割るなど、楽しみ方のバリエーションが豊富なのが特徴です。特に、温かいお茶で割れば、体を冷やすことなくお酒を楽しむことができます。カロリーを抑えたい場合は、甘いジュース類ではなく、無糖のお茶で割るのが基本です。

ジン

ジンは、大麦やライ麦などの穀物を原料とし、ジュニパーベリー(杜松の実)などのボタニカル(草根木皮)で香り付けをした蒸留酒です。爽やかで清涼感のある風味が特徴で、カクテルのベースとして非常に人気があります。代表的な飲み方は、トニックウォーターで割る「ジントニック」ですが、トニックウォーターには糖分が含まれているため、ダイエット中は注意が必要です。よりヘルシーに楽しむなら、炭酸水で割る「ジンソーダ」や「ジンリッキー」がおすすめです。柑橘系のフルーツとの相性も抜群です。

注意点

これらの蒸留酒を選ぶ際に共通する注意点は、ラム酒と同じく「カロリーは決して低くない」ということです。糖質が含まれていないからといって飲み過ぎてしまえば、アルコールのカロリーで太る原因となります。いずれのお酒も、適量を守り、割り材やおつまみに気をつけながら楽しむことが、ダイエットを成功させるための鍵となります。

ラム酒以外にも仲間がおるんやな!ウイスキーとかジンもおんなじ感じなんやったら、気分で選べてええやん。選択肢が増えるんは嬉しいこっちゃ。

まとめ:結局「ラム酒 太る」は飲み方次第

  • ラム酒のカロリーは100mlあたり約240kcalと高め
  • 糖質は蒸留過程で抜けるためほぼゼロに近い
  • 糖質制限ダイエットには比較的向いているお酒
  • 高カロリーなので飲み過ぎは体重増加の直接的な原因になる
  • 太る主な原因はラム酒自体より割り材とおつまみ
  • コーラや甘いジュースで割ると糖質とカロリーが急増する
  • 太りにくい割り材は炭酸水、水、お湯が基本
  • 揚げ物や高脂質なおつまみは避けるのが賢明
  • 低カロリーな枝豆や冷奴、野菜などがおすすめ
  • ロックやストレートは余計なカロリーを抑えられる
  • 飲む量は1日に1〜2杯程度を目安に
  • 夜遅い時間の飲酒はBMAL1の働きで脂肪を溜め込みやすい
  • 就寝の3〜4時間前には飲み終えるのが理想
  • 飲み過ぎを防ぐためにチェイサーの水を活用する
  • 「ラム酒が太る」のではなく飲み方が太る原因を作っている
ラム酒は太る?カロリー・糖質とダイエット中の賢い飲み方を徹底解説!

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