ダイエット中なんだけど昼寝を2時間したら太る?
こんな質問に答えます!

こんにちは、ユキフルです。
昼寝って気持ちいいですよね。
私は平日休日問わず毎日昼寝しています。
気持ち良すぎて、休日は2時間昼寝してしまうこともありました(笑)
昼寝ですが、”昼寝=太る”というイメージが世間的に強いですよね。
これは本当なのか・・・
結論を言うと、長時間の昼寝は太る原因になり、15~30分程度の昼寝はダイエットに良いです。
長時間の昼寝:太る原因になる
15分から30分の昼寝:ダイエットに良い
本記事では、長時間の昼寝で太る原因について解説しますね。
ちなみに、短時間の昼寝がダイエットにプラスに働きく理由については『【昼寝がダイエットに効果的な理由】痩せるポイントは時間にあり!』で解説しているので良かったらご覧下さい。
- 長時間の昼寝で太る理由
- 長時間の昼寝のデメリット
- 昼寝をしすぎない工夫
長時間の昼寝で太る理由


では、長時間の昼寝で太る理由について解説しますね。
長時間昼寝すると、なかなか寝つけなくなり、寝る時間が遅くなりますよね。
その結果、寝不足になります。
長時間の昼寝によって、『寝る時間が遅くなる』『寝不足になる』というのが太る原因になります。
その理由は以下です。
- 夜食の機会が増える
- 脂肪の燃焼を促す成長ホルモンの分泌が低下する
- 睡眠不足になると食欲を促進させるホルモンが増える
それぞれ解説しますね。
1.夜食の機会が増える
長時間の昼寝すると、夜に眠れなくなりますよね。
寝る時間が遅くなれば、夜食の機会が増えます。
夜食が1日の中で一番太りやすいのは、皆さんもご存じだと思います。
夜食が太りやすい詳しい説明は、以下をご覧ください。
- 副交感神経が優位になる【肝臓がエネルギー吸収に努め、胃や腸の栄養吸収率が上がる】
- BMAL1が増える【脂肪を溜め込みやすい】
- 食事誘発性熱産生が低い【食事による消費カロリーが減る】
詳しくは『【『夜食は太る』というのは嘘?】夜食で太りやすい理由は3つ&太りにくい食べ方も紹介』をご覧ください。
つまり、長時間の昼寝をすると、太りやすい夜食の機会が増えるというのが太る原因になります。
2.脂肪の燃焼を促す成長ホルモンの分泌が低下する
寝る時間が遅くなることで太る原因につながる理由は、もう一つあります。
寝る時間が遅くなると、脂肪の燃焼を促す働きのある『成長ホルモン』の分泌が低下するためです。
なぜ夜遅くに寝ると成長ホルモンの分泌が低下するのかでうすが、これはメラトニンが成長ホルモンの分泌を促進することが関係します。
メラトニンの分泌量が多くなる時間帯は『深夜1時から深夜3時』ですが、この時間帯に深い眠りに入っておかないとメラトニンの分泌が上手にいきません。
そのため、長時間の昼寝で寝る時間が遅くと、『深夜1時から深夜3時』に深い眠りに入ることが難しくなり、メラトニン、そして脂肪の燃焼を促す成長ホルモンの分泌が上手くいかなくなるので太る原因になるということですね。



成長ホルモンの分泌のためには、午前0時には寝るように心がけましょう。
【ポイント】
- 成長ホルモン:脂肪の燃焼を促す
- 成長ホルモンはメラトニンによって分泌が促進される
- メラトニンの分泌が多くなる時間帯は『深夜1時から深夜3時』
- 成長ホルモンの分泌のために午前0には寝た方がいい
3.睡眠不足になると食欲を促進させるホルモンが増える
長時間の昼寝をしたことで、明日仕事があるのに夜寝れなくなることありますよね。
そして、寝が足りていない状態で朝早く起きて仕事・・・
長時間の昼寝をすることで、寝不足になる可能性があるということですね。
寝不足ですが、太る原因になります。
これは、睡眠不足になると、食欲を促進させるホルモンが増え、食欲を抑えるホルモンが減ってしまうことが研究によって判明したためです。(スタンフォード大学より)
つまり、長時間の昼寝で寝不足になると、食欲が増える可能性があるので太る原因になるということです。
以上、長時間の昼寝をすると太る理由を紹介しました。



長時間の昼寝は太りますが、短時間の昼寝はダイエットに良いです。
15分から30分の昼寝を心掛けましょう。
【長時間の昼寝は危険?】太る以外にもデメリットがある可能性がある!


長時間の昼寝をすると太る理由があることを説明しました。
しかし、長時間の昼寝のデメリットはこれだけではないかもしれません。
というのは、
- 死亡危険率
- 認知症の発症率
が高まるという調査結果が出たからです。
これは、シエスタの調査でわかりました。
以下は、その調査結果をまとめたものです。
- 昼寝が1時間を超えると心筋梗塞や脳梗塞などのよる死亡危険率が急増。
また、昼寝が2時間を超えると、昼寝をしていない人の約5倍まで死亡危険率が高まる。 - 1時間以上の昼寝を取る高齢者ではアルツハイマー型認知症の発症が2倍程度まで高まる。
- 逆に、30分以内の短い昼寝では心筋梗塞や脳梗塞の発症リスクが低い。



長時間の昼寝は怖いね・・・
とはいえ、これは調査結果なので必ずしも正しいというわけではありません。
現に、長い昼寝が心筋梗塞や認知症などの原因ではなく、このような病気を発症する身体状態にある人では、体力の低下などによって長い昼寝をとる傾向があるのではないかという考えも出ています。



調査による結果だけなので答えは定かではないですが、1時間、2時間を超える昼寝にリスクがある可能性は否定できないですし、30分以内の昼寝はパワーナップと呼び様々なメリットがあるので、少なくとも昼寝は短めに取った方が良いと言えるでしょう。
- 集中力アップ
- ストレス軽減
- 記憶力アップ
- 作業効率アップ
- 心臓疾患や認知症の予防
昼寝をしすぎない工夫


長時間の昼寝はデメリットの可能性があり、短時間の昼寝は様々なメリットがあります。
ですので、長時間の昼寝ではなく、パワーナップと呼ばれる15分から30分程度の昼寝をおすすめします。
しかし、昼寝は気持ちがいいので、ついつい寝過ごすということもありますよね。
そこで、私が普段やっている昼寝をしすぎない工夫を3つ紹介します。
その工夫とは、
- 昼寝の前にコーヒーを飲む
- 座ってうつ伏せで寝る
- スマホなどでアラームをセットする
です。
1.昼寝の前にコーヒーを飲む
昼寝の前にコーヒーを飲んでおくと、30分後にスッキリ目覚めることができます。
なぜなら、コーヒーには覚醒作用があるカフェインが含まれいるためです。
この作用は、およそ30分後に出現します。
つまり、昼寝の前にコーヒーを飲んでおくと、30分後に覚醒作用が働きスッキリ起きることができるということですね。
ちなみに、紅茶や緑茶でもカフェインが含まれているので代用可能です。



これ効果絶大なので試してみて下さい。
目覚めがバッチリなので、仕事や勉強モードに直ぐに切り替えられるというメリットもありますよ。
2.座ってうつ伏せで寝る


ベットやソファーなどで横になって昼寝をすると、睡眠が深くなりやすいので昼寝をしすぎる原因になります。
また、昼食後に横になって寝ると逆流性食道炎のリスクが上がるので良くありません。
寝る姿勢は、座ってうつ伏せ寝がおすすめです。
座ってうつ伏せで寝ると、深い眠りに落ちることを防げるので、スッキリ目覚めることができますよ。
3.スマホなどでアラームをセットする
最後は、スマホなどでアラームをセットするです。
寝過ぎないようにする対策で基本的なことですが、昼寝でアラームをセットする人は少ないように思えます。
実は、私は昼寝でアラームをかけていませんでした。
30分程度の昼寝だからと、なぜか起きれる自身があったからです(笑)
しかし、いざ昼寝をすると気持ち良すぎて、1時間、2時間と昼寝をしすぎてしまうことが多かったですね。
同じような人は多いのではないでしょうか。
短時間の昼寝とはいえアラームをセットしておくことをおすすめします。



職場では大きな音量のアラームは出せない人が多いかと思います。
コーヒーとうつ伏せ寝で対策していれば、音量は小さくても起きれますし、なんならバイブレーション機能だけでも起きれますよ。
まとめ
長時間の昼寝をすると太る原因になります。
- 夜食の機会が増える
- 脂肪の燃焼を促す成長ホルモンの分泌が低下する
- 睡眠不足になると食欲を促進させるホルモンが増える
からです。
また、長時間の昼寝は、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが上がり、高齢者のアルツハイマー型認知症の発症が増えたという調査結果も出ています。
調査なので必ずしも正しわけではないですが、長時間の昼寝は避けた方が良いと考えます。
逆に、パワーナップという15分から30分程度の短い昼寝は様々なメリットがあることがわかっているので、短い昼寝をおすすめします。
- 集中力アップ
- ストレス軽減
- 記憶力アップ
- 作業効率アップ
- 心臓疾患や認知症の予防
今回は以上です。
おわり!
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