ローソンの飲むヨーグルトは手軽で美味しいため、つい日常的に手に取ってしまいますが、「ローソンの飲むヨーグルト 太る」という噂が気になっている方も多いのではないでしょうか。
健康的だと考えて飲んでいたのに、もし太る原因になるとしたら残念です。
飲むヨーグルトの一般的な太る原因や、太る飲み方・太りにくい飲み方の違いを知らないと、せっかくの健康習慣が逆効果になるかもしれません。
この記事では、ローソンの飲むヨーグルトの種類別カロリーを具体的に示し、他の飲み物とのカロリー比較も詳細に行います。
また、摂取したカロリーを消費するための運動量の目安や、そもそもダイエット中にありかなしか、飲み過ぎると体に悪いのか、といった多角的な疑問にもお答えします。
特に気になる、夜寝る前に飲むと太るのか、飲むなら何時までが適切かについても詳しく掘り下げていきます。
- ローソンの飲むヨーグルトのカロリーと糖質量
- 太りやすい飲み方と太りにくい飲み方の違い
- ダイエット中に飲む場合の適切な選び方
- 飲むのに適した時間帯や注意点
ローソンの飲むヨーグルトは太る説は本当?

- 飲むヨーグルトの一般的な太る原因
- ローソンの種類別カロリーと糖質一覧
- 他の飲み物とのカロリー比較
- カロリーを消費するための運動量目安
- 飲み過ぎると体に悪い影響はある?
飲むヨーグルトの一般的な太る原因
飲むヨーグルトが太る原因として指摘される可能性はあります。その主な理由は、製品に含まれる「糖質の量」と、液体であることによる「摂取のしやすさ」の2点に集約されます。
多くの飲むヨーグルトは、ヨーグルト本来の酸味を抑え、飲みやすくするために砂糖や果糖ぶどう糖液糖といった甘味料が多く加えられています。これにより、私たちが思う以上に糖質量が高くなっている製品が少なくありません。糖質を一度に多く摂取すると、血糖値が急上昇します。この状態は「血糖値スパイク」とも呼ばれ、体はこれを危険な状態と判断し、すい臓からインスリンというホルモンを大量に分泌させます。インスリンは血糖値を下げる働きをしますが、同時に余った糖をエネルギーとして使い切れないと判断し、脂肪として体内に蓄える働きも促進します。これが、飲むヨーグルトが太りやすいとされる最大の理由です。
また、液体であるため、固形のヨーグルトのように「噛む」という行為が発生しません。咀嚼(そしゃく)は満腹中枢を刺激する重要なプロセスですが、飲むヨーグルトではこれが省略されるため、満足感を得にくく、短時間で多くの量を摂取しがちです。コップ1杯のつもりでも、商品によっては300ml近く飲んでしまうこともあり、意図せずカロリーや糖質を過剰に摂取してしまうことも、太る原因の一つと考えられます。

なるほどなぁ、血糖値スパイクか。飲みやすいからってゴクゴクいったらアカン理由がよう分かったわ。これは気をつけなあかんな。
ローソンの種類別カロリーと糖質一覧


ローソンでは、プライベートブランド商品(ナチュラルローソン=NL表記含む)だけでも多様な種類の飲むヨーグルトが販売されています。公式サイトや関連情報に基づくと、主な商品のカロリーと糖質は以下のようになっています。
ただし、コンビニの商品はラインナップの入れ替わりが早いため、これはあくまで一例です。購入時には必ずパッケージの栄養成分表示を確認することをおすすめします。特に内容量が商品によって異なる(180g~270g)ため、総量での比較が大切です。
| 商品名(内容量) | 熱量 (kcal) | たんぱく質 (g) | 脂質 (g) | 糖質 (g) | 
| のむヨーグルト プレーン (270g) | 204 | 8.9 | 4.9 | 30.7 | 
| のむヨーグルト ブルーベリー (190g) | 125 | 6.3 | 0.2 | 24.3 | 
| のむヨーグルト いちご (190g) | 130 | 5.7 | 0.6 | 25.2 | 
| のむヨーグルト まろやかいちご (240g) | 157 | 7.4 | – | 31.7 | 
| のむヨーグルト アロエ (190g) | 128 | 5.6 | 0.2 | 25.8 | 
| のむヨーグルト Mottainaiバナナ (190g) | 123 | 5.8 | 0.2 | 24.2 | 
| NL たんぱく質20gが摂れるのむヨーグルト (190g) | 142 | 20.0 | 0.7 | 13.6 | 
| NL のむヨーグルト生乳たっぷり (180g) | 148 | 6.1 | 3.8 | 19.9 | 
| NL 1日分の鉄分が摂れるのむヨーグルト 4種のベリー (190g) | 130 | 6.1 | 1.0 | 24.1 | 
このように見ると、「プレーン」という名称でも大容量(270g)タイプは糖質が30gを超えており、決して低カロリー・低糖質とは言えません。一方で、「たんぱく質20g」のように健康志向を明確にした商品は、糖質が13.6gと顕著に低く抑えられています。選択肢が多様であるからこそ、自分の目的に合った商品を見極める必要があります。



こうして見比べると、商品によって全然ちゃうんやな!『プレーン』やから安心ってわけでもないんか。買う前にちゃんと裏の表示見るクセつけとこ。
他の飲み物とのカロリー比較


飲むヨーグルトのカロリーが他の一般的な飲料と比較してどうなのか、気になる点です。飲料によって1杯の量が異なるため、ここでは100ml(または100g)あたりの目安で比較してみます。
ローソンの「のむヨーグルト プレーン (270g)」は100gあたり約75.6kcal、「のむヨーグルト ブルーベリー (190g)」は100gあたり約65.8kcalと算出されます。
| 飲料の種類 (100ml/100gあたり) | 推定カロリー (kcal) | 備考 | 
| ローソンのむヨーグルト プレーン (目安) | 約76 kcal | 270gで204kcal | 
| ローソンのむヨーグルト ブルーベリー (目安) | 約66 kcal | 190gで125kcal | 
| 牛乳 (普通) | 約67 kcal | |
| カフェオレ(砂糖・ミルク入り) | 約40 kcal | |
| 野菜ジュース(果汁入り) | 約69 kcal | 製品による | 
| オレンジジュース (100%果汁) | 約45 kcal | |
| コーラ | 約45 kcal | |
| スポーツ飲料 | 約25 kcal | |
| コーヒー (ブラック・無糖) | 約0 kcal | 
この比較から、ローソンの飲むヨーグルト(特にプレーンの大容量タイプ)は、100gあたりで見ると牛乳と同程度、あるいはコーラやオレンジジュースといった甘い清涼飲料水よりもカロリーが高い場合があることが分かります。
ただ、飲むヨーグルトにはたんぱく質やカルシウム、乳酸菌といった他の飲料にはない栄養素が含まれている利点もあります。単純なカロリー比較だけでなく、どのような栄養を求めているかで価値が変わってくると言えます。
カロリーを消費するための運動量目安


では、ローソンの飲むヨーグルト1本分のカロリーを消費するには、どの程度の運動が必要になるのでしょうか。カロリー消費量は体重や運動強度によって変わりますが、ここでは体重60kgの人を例として、おおよその目安を示します。
例えば、「のむヨーグルト プレーン (270g)」の204kcalを消費する場合、ウォーキング(普通の速さ、時速4km程度)であれば約55分、ジョギング(時速8km程度)であれば約30分程度の運動量に相当すると考えられます。もしデスクワーク(座ったまま)で消費しようとすると、約2時間30分かかる計算になります。
もし、「のむヨーグルト ブルーベリー (190g)」の125kcalであれば、ウォーキングは約35分、ジョギングは約18分、デスクワークでは約1時間30分が目安です。
これらの数値はあくまで概算ですが、飲むヨーグルト1本を飲むのは一瞬でも、そのカロリーを消費するには意外と多くの時間や運動が必要になることが理解できます。日常生活の中で、エレベーターではなく階段を使う、一駅分歩くといった小さな積み重ねも、こうしたカロリー消費には有効です。
ローソンの飲むヨーグルトのカロリー消費に必要な運動時間(体重60kgの人の目安)
| 商品名(カロリー) | ウォーキング(普通) | ジョギング | デスクワーク | 
| のむヨーグルト プレーン (270g) (204kcal) | 約55分 | 約30分 | 約2時間30分 | 
| のむヨーグルト ブルーベリー (190g) (125kcal) | 約35分 | 約18分 | 約1時間30分 | 



うわ、飲むんは一瞬やのに、ウォーキング55分かいな!なかなか手強いなぁ(笑)まぁでも、美味しく飲んだ分、楽しく歩いたらええ運動になるわな!
飲み過ぎると体に悪い影響はある?
飲むヨーグルトは適量であれば、たんぱく質やカルシウムの補給、腸内環境のサポートなど、健康維持に役立つ飲料です。しかし、どのような食品でも同様ですが、飲み過ぎた場合にはいくつかのデメリットが考えられます。
第一に、これまでに述べてきた通り、カロリーや糖質の過剰摂取につながり、肥満の原因となる可能性が最も大きな懸念点です。特に糖質の多いタイプを毎日何本も飲めば、中性脂肪の増加にも関わってきます。
第二に、乳製品に含まれる飽和脂肪酸の摂取量が増えることも懸念されます。ローソンの商品データを見ると、「のむヨーグルト プレーン (270g)」は脂質が4.9g、「のむヨーグルト生乳たっぷり (180g)」は脂質が3.8gとなっています。これらの脂質の多いタイプを過剰に飲み続けると、血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)値の上昇に関わる可能性も指摘されています。
第三に、体質によっては下痢や腹痛を引き起こすことがあります。これは、乳製品に含まれる「乳糖」を消化する酵素が少ないか、働きが弱い「乳糖不耐症」の場合に起こりやすいとされています。日本人には比較的この体質の人が多いとも言われていますので、飲んだ後にお腹がゴロゴロする場合は注意が必要です。
したがって、1日の適量を守って飲むことが大切です。一般的な目安としては、1日にコップ1杯(約200ml)程度が良いとされています。農林水産省の「食事バランスガイド」でも、牛乳・乳製品は1日に2つ(例:牛乳コップ半分とヨーグルト1個)程度が目安とされており、飲むヨーグルトもその中に含めて考えるのが妥当です。
「ローソンの飲むヨーグルトで太る」を防ぐ飲み方


- ダイエット中にあり?飲む際の選び方
- 夜寝る前に飲むと太る?何時までOK?
- 太る飲み方・太りにくい飲み方とは
- 低糖質・高たんぱく商品の活用法
- ローソンの飲むヨーグルト 太るかは飲み方次第
ダイエット中にあり?飲む際の選び方


ダイエット中に飲むヨーグルトを飲むこと自体は、一概に「なし」とは言えません。むしろ、選び方と飲む量を工夫すれば、ダイエットの強力なサポート役にもなり得ます。
その理由は、ヨーグルトに含まれるたんぱく質が、ダイエット中に落ちやすい筋肉量を維持するのに役立つためです。筋肉量が維持されれば基礎代謝の低下を防ぐことにもつながります。また、乳酸菌が腸内環境を整えることで、便通の改善が期待できる点もダイエットにはプラスに働きます。
ダイエット中に飲むヨーグルトを選ぶ際は、栄養成分表示の確認が不可欠です。「低糖質」「低脂肪(または無脂肪)」と表示されている商品、あるいは実際の数値が低いものを選ぶのが賢明です。
例えば、スナック菓子(ポテトチップス1袋80gで約440kcal、脂質約29g)やチョコレートケーキ(1個約400kcal)を間食に摂る代わりに、ローソンの「たんぱく質20gが摂れるのむヨーグルト」(142kcal、脂質0.7g)を選べば、摂取カロリーと脂質を大幅に抑えつつ、満足感とたんぱく質を得られます。
ローソンのラインナップであれば、前述の「たんぱく質20gが摂れるのむヨーグルトプレーン低糖質」は、糖質13.6g、脂質0.7gと非常に優秀な選択肢です。逆に「のむヨーグルト プレーン (270g)」のように糖質が30gを超えるものは、ダイエット中は避けた方が無難でしょう。



お、ダイエット中でも賢く選んだら飲んでええんやな。安心したわ。あの『たんぱく質20g』のやつ、今度チェックしてみよかな。
夜寝る前に飲むと太る?何時までOK?


「夜寝る前に飲むヨーグルトは太る」という意見と、「夜に飲むと腸活やカルシウム吸収に良い」という意見の両方が存在し、迷うところです。
まず、太るという懸念については、その通りになる可能性があります。飲むヨーグルトに限らず、寝る直前にカロリーのあるものを摂取すると、そのエネルギーが消費されずに脂肪として蓄積されやすくなるためです。これは、夜間は活動量が減るため当然と言えます。また、就寝中に胃腸が消化活動を行うことになり、内臓が休まらず、睡眠の質が低下する可能性も指摘されています。
一方で、夜にヨーグルトを摂取するメリットも報告されています。例えば、睡眠中は副交感神経が優位になり腸の動きが活発になるため、そのタイミングで乳酸菌を補給するのが腸内環境(腸活)に良いという説です。また、カルシウムは夜間に吸収率が高まるとも言われています。
これらの点を考慮すると、もし夜に飲むのであれば、「寝る直前」は避け、胃の消化時間なども考慮して「就寝の2~3時間前まで」に飲むのが良いとされています。そして、その際に選ぶのは、もちろん「低糖質・低脂質」の商品に限定すべきです。



やっぱり寝る直前はアカンよなぁ。そらそうか。お風呂上がりに飲みたいとこやけど、ちょっと早めの時間にしとくのが良さそうやな。
太る飲み方・太りにくい飲み方とは
同じローソンの飲むヨーグルトでも、日々の飲み方によって、太りやすさが大きく変わってくる可能性があります。自身の習慣を見直してみましょう。
太る飲み方の例
太る飲み方として最も注意したいのは、「喉が渇いたときの水分補給代わり」にすることです。水やお茶のように一気に飲むと、含まれる糖質が一気に吸収され、血糖値スパイクを招きやすくなります。
また、「食事にプラスして飲む」習慣も危険です。特に朝食や昼食でパンやおにぎりなどの糖質をしっかり摂っているところに、さらに糖質の多い飲むヨーグルトをプラスすると、1食での糖質摂取量が過剰になります。これはカロリーオーバーにも直結します。
当然ながら、美味しいからといって1日に何本も飲むのは過剰摂取にあたります。
太りにくい飲み方の例
太りにくい飲み方としては、まず「適量を守る」ことが基本です。1日1本(約200ml前後)を目安にしましょう。
飲むタイミングとしては、「間食」として単体で取り入れるのがおすすめです。特に、体内で脂肪の蓄積を促すたんぱく質「BMAL1(ビーマルワン)」の分泌が1日のうちで最も少なくなる、午後2時から3時頃のおやつ代わりにするのは、体内時計のリズムから見ても理にかなった方法とされています。
スナック菓子や甘いジュース、菓子パンなどを間食にしていた人は、それを飲むヨーグルト(できれば低糖質タイプ)に「置き換える」ことで、全体の摂取カロリーや脂質、糖質を調整できます。
飲む際は、一気飲みせず、口の中で少し味わうように「ゆっくり飲む」ことで、液体であっても多少の満足感を得る助けになります。



なるほど!おやつをコレに『置き換える』んやな。ただプラスするんとは大違いや。どうせ飲むなら賢く飲まんとソンやで、ほんま!
低糖質・高たんぱく商品の活用法
ローソンには「NL たんぱく質20gが摂れるのむヨーグルトプレーン低糖質」という、ダイエットや健康維持の強い味方となる商品があります。これは、その名の通り、活用シーンを明確に意識した商品です。
この商品は、公式サイトの情報に基づくと、1本(190g)あたり142kcalでありながら、糖質13.6g、脂質0.7gと非常に低く抑えられています。それに対し、たんぱく質は20.0gも摂取できます。これは、コンビニで手に入るプロテインバーに匹敵する、あるいはそれ以上のたんぱく質量です。さらに、コラーゲンペプチド5000mgやカルシウム251mgも含まれているとされており、栄養補給飲料として高いスペックを持っています。
レビュー情報によれば、味については、一般的な甘い飲むヨーグルトのまろやかさを期待すると、少しプロテイン特有の風味やクセを感じる場合があるようです。しかし、この高たんぱく・低糖質・低脂質というスペックは、そのわずかなクセを補って余りあるメリットと言えます。
具体的な活用シーンとしては、まず「運動後の栄養補給」が挙げられます。運動後30分~1時間以内は、筋肉の修復・合成のためにたんぱく質が最も必要とされるゴールデンタイムであり、手軽に補給できるこの商品は最適です。
また、「朝食のたんぱく質不足を補う」ためにも使えます。パンとコーヒーだけ、おにぎりだけといった朝食にこれを1本加えるだけで、1日のスタートに必要な良質なたんぱく質を手軽に確保できます。
【総括】ローソンの飲むヨーグルトで太るかは飲み方次第
ローソンの飲むヨーグルトが太るかどうかは、商品選びと日々の飲み方に大きく左右される、というのがこの記事での見解です。最後に、重要なポイントをまとめます。
- ローソンの飲むヨーグルトには多様な種類がある
- カロリーや糖質量は商品によって大きく異なる
- プレーンタイプや大容量サイズはカロリー・糖質が高めになる傾向
- 「たんぱく質20gが摂れる」商品は低糖質・低脂質・高たんぱく
- 一般的な飲むヨーグルトは飲みやすさのために糖質が多く含まれがち
- 糖質の過剰摂取は血糖値の急上昇を招き、脂肪蓄積につながる
- 液体のため一気に飲みやすく、過剰摂取になりやすい
- 100gあたりのカロリーはコーラやジュースより高い場合がある
- 1本分のカロリー消費には30分以上のウォーキングが必要な場合も
- 飲み過ぎはカロリーオーバーや脂質過多、腹痛の原因になり得る
- ダイエット中は「低糖質・低脂肪」タイプを選ぶ
- お菓子の代わりに間食として飲むのは良い方法
- 飲むタイミングは午後3時頃がおすすめ
- 夜に飲む場合は寝る2~3時間前までにする
- 水分補給代わりに一気飲みするのは避ける
- 食事にプラスするのではなく「置き換え」を意識する
- ローソンの飲むヨーグルト 太るという懸念は、適量と商品選択で解消できる

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