こんにちは。ユキフルの道、運営者の「ゆう」です。
カツオって美味しいですよね。特に脂の乗った戻りガツオなんて最高ですが、ふと「こんなに脂があって太るんじゃないの?」と心配になること、ありませんか?
ダイエット中だとカロリーや糖質、脂質の数値がどうしても気になってしまいますよね。
実はカツオのたたきや刺身を食べながら「これってダイエット食品としてどうなの?」と疑問に思う方はとても多いようです。
今回は、そんな疑問を解消するために、カツオの栄養や食べ方について徹底的に調べてみました。
- カツオが太る原因になるのかという疑問の答え
- 春の初ガツオと秋の戻りガツオのカロリーの違い
- ダイエットの王様である鶏むね肉との比較結果
- 太らないための具体的な食べ方や注意点
カツオは太る?カロリーと脂質の真実

「脂が乗っている=太る」というイメージが強いカツオですが、実際の数値を見てみると、少し違った側面が見えてきます。ここでは、季節ごとの脂質の違いや、鶏肉との比較を通して、カツオの本当の姿に迫ってみましょう。
戻りガツオの脂質は高いのか
カツオについて語る上で外せないのが「季節」ですよね。春に獲れる「初ガツオ」と秋に獲れる「戻りガツオ」では、まるで別の魚かと思うくらい脂の乗り方が違います。
調べてみると、春の初ガツオはさっぱりしていて脂質が非常に少ないのが特徴です。一方で、秋の戻りガツオは「トロガツオ」とも呼ばれるくらい脂が乗っています。確かに戻りガツオの方が脂質は高いのですが、この脂にはEPAやDHAといった良質な脂肪酸が含まれているんです。
「脂質が高い=悪」と決めつけるのは少しもったいないかもしれません。ただ、単純にカロリーを削りたい時期なら、戻りガツオよりも初ガツオを選んだほうが無難かなと思います。
ユキフル脂が多い言うても体にええ脂なんやな。ガッツリ痩せたいなら春、健康なら秋って使い分けるのが賢いな!
カツオ100gあたりのカロリー


では、具体的なカロリーはどれくらいなのでしょうか。一般的な目安として数値を見てみましょう。
| 種類(100gあたり) | エネルギー目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 春獲り(初ガツオ) | 約114kcal | 超低脂質でヘルシー |
| 秋獲り(戻りガツオ) | 約165kcal前後 | 脂が乗り濃厚な味わい |
こうして見ると、春獲りのカツオは100gで114kcal程度と、かなり低カロリーなことがわかります。戻りガツオになると脂質の分だけカロリーは上がりますが、それでもお肉などに比べれば決して「激太りする」ような数値ではないですね。
糖質制限に最適な低糖質な数値
ダイエットといえば「糖質制限」をされている方も多いですよね。カツオの素晴らしいところは、糖質がほぼゼロに近いという点です。
ご飯やパン、麺類には多くの糖質が含まれていますが、魚であるカツオには炭水化物がほとんど含まれていません。つまり、糖質制限中の方にとっては、血糖値を急上昇させる心配がなく、安心してたっぷり食べられる食材だと言えます。夜ご飯の主菜にカツオを持ってくるのは、理にかなった選択なんですね。



ご飯やパンの糖質って結構気になるもんなぁ。夜に食べても罪悪感ないのは、ほんまにありがたいわ。
鶏むね肉よりダイエット向きな理由


ダイエット食材の王様といえば「鶏むね肉」や「ささみ」を思い浮かべる方が多いと思います。私もそうでした。でも実は、カツオ(特に春獲り)はそれらに匹敵、あるいは凌駕するスペックを持っているんです。
ここが凄い!カツオのダイエットスペック
- タンパク質量: 鶏むね肉よりもカツオの方がタンパク質密度が高い場合が多いです。
- 脂質の少なさ: 春のカツオは皮なしの鶏むね肉よりも低脂質なことがあります。
「毎日鶏肉ばかりで飽きた…」というダイエッターの皆さん、カツオは強力な味方になってくれますよ。魚由来の栄養も摂れますし、ローテーションに入れる価値は十分すぎるほどあります。



毎日鶏肉ばっかりやと正直飽きてくるよな。たまにはカツオ挟んで、美味しく続けられるのが一番や!
刺身なら太らないという根拠
「カツオで太る」という検索をする方が心配しているのは、おそらく調理法によるカロリーの加算ではないでしょうか。
カツオを刺身やたたきで食べる場合、余計な油を使わないため、素材そのままのカロリーで済みます。これが「刺身なら太らない」と言われる最大の根拠です。焼肉や揚げ物のように調理油を使わない分、大幅にカロリーをカットできるんですね。シンプルに醤油やポン酢でいただくスタイルこそが、ダイエットにおける正解ルートだと言えそうです。
痩せる栄養素ヒスチジンの効果
カツオには単にカロリーが低いというだけでなく、「ヒスチジン」というアミノ酸が豊富に含まれています。このヒスチジン、実はダイエットにおいて注目されている成分なんです。
ヒスチジンは体内でヒスタミンという物質に変わるのですが、これが脳の満腹中枢を刺激して、食欲を抑制してくれる働きがあると言われています。つまり、カツオを食べると自然と満腹感を感じやすくなり、食べ過ぎを防げる可能性があるということです。
さらに、カツオ出汁(だし)の旨味も脳に満足感を与えるため、暴飲暴食の抑制に役立つと言われています。



まさか食べるだけで満腹感を助けてくれる成分が入ってるとは…。我慢せんでええのはダイエットの救世主やな!
カツオで太るのを防ぐ食べ方と注意点


いくらカツオが優秀な食材でも、食べ方次第では残念ながら太る原因になってしまいます。「これをやったらアウト!」というNG行動や、より効果を高める食べ方について解説します。
フライやマヨネーズはNGな理由


ここが一番の落とし穴です。カツオそのものはヘルシーでも、「カツオのフライ」や「マヨネーズたっぷり」はダイエット中は絶対に避けるべきです。
カロリーオーバーの危険性
- カツオフライ: 衣が油を吸ってしまい、刺身の倍以上の脂質量になることもあります。
- マヨネーズ: 大さじ1杯で約80kcalもあります。せっかくの低脂質が台無しになります。
「カツオだから大丈夫」と思って、揚げ物やこってりした味付けにしてしまうと、あっという間にカロリーオーバーしてしまいます。「太る」と感じた方は、もしかしたらこの食べ方をしていませんでしたか?



せっかくのヘルシー食材も、揚げてマヨかけたら一発アウトや!カロリーの落とし穴には気ぃつけなあかんで。
たたきの薬味で代謝アップを狙う


カツオのたたきを食べるとき、ネギ、ショウガ、ニンニク、ミョウガなどの薬味をたっぷりと乗せますよね。実はこれ、味だけでなくダイエット効果も底上げしてくれる最高の組み合わせなんです。
特にショウガやニンニクには、体を温めて代謝を促進する効果が期待できます。カツオのタンパク質と薬味の代謝アップ効果の相乗効果で、より燃焼しやすい体作りをサポートしてくれるわけです。薬味はケチらず、山盛りにするのが私のおすすめです。
食べ過ぎとプリン体のリスク
「体に良いなら毎日お腹いっぱい食べよう!」と思いたくなりますが、ここで一つだけ注意が必要です。それは「プリン体」の存在です。
カツオは他の魚に比べてもプリン体が多く含まれています。プリン体自体が直接脂肪になるわけではありませんが、尿酸値を高める原因となり、痛風などのリスクにつながる可能性があります。健康的に痩せるためにも、「ばっかり食べ」は避けて、適量を美味しくいただくのが鉄則ですね。
※痛風や尿酸値が気になる方は、医師の指導に従って摂取量を調整してください。



体にええからって食べ放題とはいかんのか。プリン体が多いのは意外な盲点やし、何事もほどほどが大事やな。
カツオに関するよくある質問


ここで、カツオとダイエットに関してよくある疑問をQ&A形式でまとめてみました。
- カツオのたたきに付属のタレは使っていいの?
-
基本的にはOKですが、糖分が多く含まれている場合もあります。気になる方はポン酢や塩で食べるのがおすすめです。
- 夜遅くに食べても太らない?
-
刺身であれば消化も良く糖質も少ないため、夜食としても優秀です。ただし、白米と一緒にガッツリ食べると太る原因になるので注意しましょう。
結論:カツオは太る心配のない食材
ここまで調べてみてわかったのは、「カツオ自体は太るどころか、むしろダイエットに最適な食材である」ということです。
特に春の初ガツオは鶏むね肉並みのスペックですし、秋の戻りガツオも良質な脂を含んでいます。「カツオ=太る」という不安は、揚げ物にしたりマヨネーズをかけすぎたりした場合の話であって、刺身やたたきで適量を食べる分には心配無用です。
スーパーでカツオを見かけたら、「これは痩せる味方だ!」と思って、ぜひ手に取ってみてくださいね。美味しく食べて、健康的な体を目指していきましょう。
※本記事の情報は一般的な栄養知識に基づいています。特定の疾患がある場合や厳密な食事制限が必要な場合は、必ず専門家や医師にご相談ください。

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