こんにちは。ユキフルの道、運営者の「ゆう」です。
ふわふわ、しゅわしゅわの食感がたまらない台湾カステラ。
美味しいですよね!
でも、あの軽さとは裏腹に、「台湾カステラって実は太るんじゃない?」という噂が気になって検索した方も多いんじゃないでしょうか。
あの食感だから、つい「カロリーは低そう」とか「シフォンケーキみたいなものでしょ?」って思いがちですけど、実際のところ、脂質や糖質はどれくらいあるんでしょうか。
特にコンビニで手軽に買えるものや、米粉を使ったヘルシーそうなもの、あるいは生クリームがたっぷりサンドされた専門店のものまで、種類が多すぎて「どれが一番太りやすいのか」分かりにくいですよね。
もしかしたら、良かれと思って選んだものが、実はチーズケーキよりも高カロリーだった…なんてこともあるかもしれません。
この記事では、そんな台湾カステラが太ると言われる理由や、実際のカロリー、脂質、糖質について、いろんな製品を比較しながら徹底的に調べてみました。
「太るのが怖くて食べられない!」という方が、安心して台湾カステラと付き合っていくためのヒントになれば嬉しいです。
- 台湾カステラが太ると言われる本当の理由
- コンビニや専門店ごとのリアルなカロリー比較
- 他のスイーツ(シフォンケーキ等)とどっちが太るか
- 太らないための具体的な食べ方と選び方
台湾カステラは太る?食感と実態の乖離

まず気になるのが、「台湾カステラは本当に太るのか?」という核心部分ですよね。あの「ふわふわ感」に隠されたカロリーや脂質の実態を、他のスイーツとも比べながら詳しく見ていきましょう。正直、調べていくうちに「え、そうなの!?」と驚くデータも多く、知るとちょっと怖いかもしれません…。
台湾カステラのカロリーは高い?
結論から言うと、製品によってカロリーは「めちゃくちゃ低い」ものから「とんでもなく高い」ものまで、ふり幅がすごいです。
「え、どっちなの?」と思いますよね。具体例を見てみましょう。
例えば、病院のおやつとして紹介されているレシピだと、1切れ173kcalというデータがあります。これなら、管理栄養士さんが推奨する「間食は1日200kcal以内」という目安をしっかりクリアしているので、かなり安心感がありますよね。
さらに、低糖質・低カロリーを追求したレシピで作られたものだと、なんと1カットで68kcal、糖質もわずか0.54gなんていう驚異的な数字も。これならダイエット中でも罪悪感なく、あの「ふわふわ」食感を楽しめそうです。
…ただ、これはあくまで「プレーン(何も入っていない)」で「健康を意識して作られた」場合の話。私たちが普段、お店で見かけて「わー、美味しそう!」と心惹かれるものは、ちょっと事情が違うケースが多いんです。
脂質と糖質の実態を徹底比較
台湾カステラが「太る」と言われる本当の理由は、カロリーの数字そのものよりも、その中身である「脂質」と「糖質」の多さに隠されています。
あの「しっとり・じゅわっと感」を出すために、レシピには思った以上に多くの「油(脂質)」と「砂糖(糖質)」が使われているんです。「バター不使用」を謳っている製品もありますが、これは「低脂質」という意味ではありません。
バターの代わりに、サラダ油やこめ油といった液状油脂がたっぷり使われていることが多いんです。これらの植物油も、バターと同じく1gあたり9kcalの高カロリーな脂質であることに変わりはありませんからね。
そして、何より危険なのが、「クリームサンド」や「トッピング」といった付属物です。
プレーンなら170kcal程度のものでも、生クリームがサンドされた瞬間に、カロリーは数百kcal単位で跳ね上がります。クリーム自体が脂質と糖質の塊ですから…。台湾カステラ本体よりも、この「付属物」こそが太る最大の原因と言っても過言ではないかもしれません。
コンビニ品と専門店のカロリー

では、実際の商品ではどれくらいの差があるんでしょうか。身近なコンビニと専門店の例を見てみましょう。この差には本当に驚きますよ。
【危険】衝撃のカロリー比較(一例)
- コンビニ(ローソン)のクリームサンド: 243kcal
- 専門店(米米)の生クリームサンド: 1,599kcal
※これらの数値はあくまで私「ゆう」が調査した時点での一例です。商品や時期によって必ず変動しますので、参考程度に捉えてください。
まず、ローソンの「台湾カステラ(クリームサンド)」は243kcal。手軽に買えるサイズですが、これ1個で「間食200kcal」のラインを軽く超えてきちゃいます。もし、これを「ちょっとしたおやつ」として毎日食べ続けたら…。
1日あたり「+43kcal」の超過だとしても、1年間(365日)続ければ約15,700kcalの余剰になります。これは体脂肪に換算して約2.2kg分に相当する計算です。無意識のうちに太ってしまう、最も警戒すべきパターンかもしれません。
そして、衝撃的なのが専門店の「台湾カステラプレーン生クリームサンド」。なんと1,599kcalです。もはや「ケタが違う」レベルですよね。
口コミによれば「ショートケーキ3個分くらい」の大きさだそうで、もはや「間食」ではなく「食事」、それも1日分の食事に匹敵するカロリーです。例えば、身体活動レベルが「低い」成人女性の1日の推定エネルギー必要量は1,650kcal〜1,750kcal程度とされています(出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)概要」P.8)。
これをペロッと食べたら…どうなるか、想像に難くないですよね。
ユキフル1,599kcalて!もう笑うしかないわ!
ショートケーキ3個分らしいで。そら太るわな~!
米粉やグルテンフリーでも太る?
「じゃあ、米粉を使ったものやグルテンフリーならヘルシーでしょ?」と思うかもしれません。私もそう思っていました。「グルテンフリー」って聞くと、なんとなく体に良くて太りにくいイメージがありますからね。
でも、データを見るとそうとも言えないんです。ある米粉100%(グルテンフリー)、バター不使用の製品は、1袋(約120g)で581kcalでした。脂質も19.4gとしっかり入っています。
「健康のハロー効果」に注意
「グルテンフリー」や「バター不使用」と聞くと、なんとなく「健康的=太りにくい」と錯覚してしまいますよね。これを心理学で「健康のハロー効果(後光効果)」と呼ぶそうです。
実際には、小麦粉が米粉に変わっても、バターがこめ油に変わっても、カロリー自体が劇的に減るわけではありません。むしろ、この米粉製品を100gあたりに換算すると約484kcalとなり、後述するシフォンケーキ(100gあたり269kcal)の約1.8倍も高カロリーだったりするんです。
イメージに惑わされず、しっかり栄養成分表示をチェックする習慣が大事ですね。特に「〇〇フリー」や「〇〇不使用」という言葉には、冷静になる必要があります。



「グルテンフリー」って言葉、なんか安心しちゃうよな。
でもカロリーは別問題っちゅうことか。賢くならなあかんな。
シフォンケーキとのカロリー比較


「ふわふわ」つながりで、よくシフォンケーキと比較されますが、これも注意が必要です。「シフォンケーキみたいなもの」という認識でいると、痛い目を見るかもしれません。
ここで、両者の100gあたりの栄養価を比較したデータを見てみましょう。
| スイーツの種類 | データ元 | カロリー (kcal) | 脂質 (g) | 炭水化物/糖質 (g) | 100g換算 |
|---|---|---|---|---|---|
| シフォンケーキ (代表例) | (6) | 269 | 11.0 | 35.4 (炭) | 100gあたり |
| 台湾カステラ (米粉) | (3) | 581 | 19.4 | 33.7 (炭) | 約120g |
| → 台湾カステラ (米粉) | (3) 推計 | 約 484 | 約 16.2 | 約 28.1 (炭) | 100g換算 |
※(3), (6)はインプットされたデータベースの参照番号に対応した仮のデータです。
この比較表から分かるように、100gあたりで比べると、この米粉の台湾カステラは、シフォンケーキの約1.8倍のカロリーと約1.5倍の脂質を持つことになります(あくまで一例ですが)。
この差はどこから来るのかというと、台湾カステラ特有の「しっとり・じゅわっと感」を生み出すため、シフォンケーキよりも多くの油脂(例:こめ油やサラダ油)が使用される傾向にあるためと推察されます。
「シフォンケーキみたいなもの」という感覚で同じグラム数を食べると、意図せず大量の脂質を摂ってしまうことになるので、本当に気をつけたいところです。
チーズケーキより高カロリー?


「濃厚なチーズケーキより、ふわふわのカステラの方が低カロリーでしょ?」
そう思って、コンビニのデザートコーナーで台湾カステラを選んでいる方、それ、逆かもしれません。この事実を知った時、私はかなりショックを受けました。
ある時のローソン製品での比較(一例)を見てみましょう。
イメージが逆転?コンビニスイーツ比較(一例)
- 台湾カステラ (クリームサンド): 243kcal
- なめらかベイクドチーズケーキ (50g): 173kcal
- 生ベイクドチーズケーキ: 196kcal
※あくまで同時期に比較した一例です。製品は常に入れ替わります。
なんと、この例だと台湾カステラが一番高カロリーという結果に。「濃厚=高カロリー」というイメージのあるチーズケーキよりも、40〜70kcalも高いんです。「軽い」というイメージで選んだつもりが、実は店頭で最も「太る」選択をしていた…なんて、ショックすぎますよね。
もちろん、これはあくまで一例です。チーズケーキにも高カロリーなものは沢山ありますし、台湾カステラにも低カロリーなものはあります。



うわ、まじか!
ふわふわやから油断してたわ…。見た目に騙されたらアカン典型やな、ホンマ。
台湾カステラで太るのを防ぐ食べ方


ここまでの話で、「台湾カステラ=太る」というイメージが強くなってしまったかもしれません。「もう怖くて食べられない…」と思った方もいるかも。でも、大丈夫です!要は「食べ方」次第なんです。ここでは、台湾カステラと上手に付き合い、太るのを防ぐための具体的な戦略をご紹介します。
台湾カステラが太る理由とは
まず、敵を知ることから。なぜ台湾カステラが太りやすいのか、その理由をもう一度、今度はもう少し詳しく3つのポイントに分解してみます。
台湾カステラが太りやすい3つの理由
- 原材料の「油」と「砂糖」: しっとり感のために、見た目以上に脂質と糖質が多い。
- 食感の「欺瞞(ぎまん)」: 「ふわふわ」で軽く、大きいサイズでも食べられてしまう。実際には高カロリーなのに「低カロリー」と錯覚させ、食べ過ぎを誘発する。
- 「付属物」の罠: 太る製品の多くは「クリームサンド」や「トッピング」付き。本体(約170kcal)より、付属物(数百〜1000kcal超)がカロリーの主犯。
この3つの理由を理解すれば、対策はおのずと見えてきますね。
原材料の「油」と「砂糖」
パウンドケーキのような固形のバターを大量に使うイメージはありませんが、その代わりに液状油脂がたっぷり。これが「しっとり」の正体です。この油(脂質)と砂糖(糖質)が、カロリーの土台をしっかり押し上げています。
食感による「カロリー計算の麻痺」
台湾カステラ特有の製法(メレンゲの泡立て、湯煎焼き)は、生地に「空気」と「水分」を最大限に抱き込ませます。これにより、体積(かさ)は大きいのに、物理的な密度(g/cm³)は低くなります。これが「ふわふわ」の正体です。
でも、生地自体のカロリー密度(kcal/g)は高いまま。消費者は「こんなに大きいのに軽い」と、カロリー計算が麻痺してしまい、結果的に過剰摂取につながってしまうんです。
本体のカロリーを凌駕する「付属物」
これが最大の罠かもしれません。今回分析した「太る」製品のワースト2(1,599kcal、243kcal)は、どちらも「クリームサンド」でした。一方で、「太らない」基準値である173kcalや68kcalのものは、プレーン(付属物なし)です。この差は決定的ですよね。



なるほどな~。
結局はクリームとか「付属物」が一番のアカンたれやったんか。本体は悪くなかったんやな。
太らない食べ方のコツ
太る理由がわかったところで、具体的な対策です。私が実践しようと決めた「太らない食べ方のコツ」はこちら。
台湾カステラで太らないための鉄則
- 鉄則1:【種類】「プレーン」一択! 最大の敵は「付属物」です。生クリームサンド、カスタード入り、黒蜜やタピオカのトッピングなどは避け、プレーンなものを選びましょう。これが最も簡単で効果的な方法です。
- 鉄則2:【飲み物】無糖のお茶かコーヒー! 甘いミルクティーや黒糖ドリンクと合わせるのは、「カロリーの二重摂取」になる最悪の選択です。飲み物は無糖の紅茶、ブラックコーヒー、緑茶などに徹底しましょう。
この2つを守るだけでも、摂取カロリーは劇的に抑えられるはずです。まずはここから始めてみるのが良いかなと思います。
食べる時間は15時がベスト


「どうせ食べるなら、太りにくい時間に食べたい!」と思いますよね。これは科学的にも根拠がある話なんです。
管理栄養士さんによれば、間食を食べるのにベストな時間は、「14時〜15時頃」だそうです。
この時間帯は、私たちの体内で脂肪の蓄積に関わる「BMAL1(ビーマルワン)」というタンパク質の活動が1日で最も少なくなるんだとか。つまり、「15時のおやつ」は、医学的にも理にかなっていたんですね。
逆に、BMAL1が活性化する21時以降、特に深夜に食べるのは、食べたものが最も脂肪に変わりやすい時間帯。夜のコンビニスイーツは、やっぱり色々な意味で危険だったわけです…。



「15時のおやつ」って、昔から言うこと聞いてて正解やったんやな!
これからは堂々と15時に食べたらええんや!
太らない適量は200kcal以内
時間も大事ですが、「量」はもっと大事です。いくら15時に食べても、1,599kcalも食べてしまったら元も子もありません。
太りにくい間食の目安は、先ほどから何度も出ている通り「1日200kcal以内」。これを台湾カステラに当てはめてみると、かなりシビアな現実が見えてきます。
- 1,599kcalの製品 (専門店): 約1/8カットで我慢
- 581kcalの製品 (米粉): 約1/3袋(約41g)しか食べられない
- 243kcalの製品 (コンビニ): 8割食べて、2割残す
…なかなか厳しいですよね。唯一、病院レシピの173kcalのものだけが、1個丸ごと食べてもセーフです。
市販品の多くは、美味しさや満足感を優先するあまり、この「200kcal」という間食の適正量を軽く超えるように設計されている、ということを知っておくだけでも、食べ過ぎのブレーキになるかもしれません。
ダイエット中の間食の選び方については、こちらの記事でも詳しく書いているので、よかったら参考にしてみてください。
避けるべきNGな飲み物
これは本当に重要なので、もう一度、今度はもっと強く言わせてください。
台湾カステラ自体はプレーンを選び、173kcalに抑えたとします。完璧です。でも、一緒に飲むもので全てが台無しになる可能性があります。
危険な「カロリー二重摂取」セット
台湾カステラに合いそう…と推奨されがちな以下の飲み物には注意が必要です。
- ミルクティー(特にタピオカ入り)
- 黒糖生姜奶茶(黒糖ジンジャーミルクティー)
- 甜黒糖クリームミルク(黒糖クリームミルク)
- 鴛鴦(エンオウ:紅茶+コーヒー+ミルク)
これらは飲み物自体が150kcal〜300kcal、あるいはそれ以上ある「もう一つのデザート」です。
例えば、カステラ(243kcal) + 黒糖ミルク(約200kcalと仮定) = 合計443kcal。これ、ほぼ1食分のカロリーですよね。台湾カステラが太ると言われる原因の多くは、この「飲み物との組み合わせ」による「カロリーの二重摂取」にあると私は思っています。
ミルクティーのカロリーが気になる方は、こちらの記事もどうぞ。
台湾カステラを食べる時は、飲み物は「無糖」を徹底しましょう!



あ~、これやってたわ…。
カステラには甘いミルクティーが最高やと思ってたけど、あれが「二重摂取」やったんか。これからは無糖にせなあかんな。
台湾カステラで太るかは食べ方次第
さて、ここまで「台湾カステラ 太る」問題について徹底的に調べてきました。
結論として、台湾カステラは「ふわふわ」というイメージとは裏腹に、原材料(特に油と砂糖)と、付属物(特にクリーム)によって、他のスイーツと比較しても「特に太りやすい」スイーツになり得る、というのが私の見解です。
特に、メレンゲと湯煎焼きが生み出す「軽い食感」が、「これだけ食べても大丈夫」というカロリー計算の錯覚を引き起こし、過剰摂取を誘発する点が最大の危険性だと感じました。
でも、太る原因は主に「クリーム」「食べ過ぎ」「飲み物」にあることも分かりました。つまり、これらをコントロールすればいいわけです。
「太らない」ための最終戦略
- 【種類】クリームサンドは絶対避け、「プレーン」を選ぶ。(カロリーが数百kcal変わります)
- 【量】「1日200kcal」を目安に。(コンビニ品(243kcal)でも多いと知ること)
- 【時間】食べるなら、脂肪蓄積リスクが低い「15時」に。(夜食は絶対NG)
- 【飲物】「無糖」を徹底。(甘いドリンクとのセットは「カロリーの二重摂取」です)
これらのルールさえ守れば、台湾カステラで太るリスクは最小限に抑えられます。むしろ、病院のおやつ(173kcal)や低糖質レシピ(68kcal)のように、賢く選べばダイエット中の優秀なおやつにもなり得ます。
この記事で紹介した情報は、あくまで私「ゆう」が調査した時点での一例です。カロリーなどの正確な数値は、必ず購入する商品のパッケージや公式サイトで確認してくださいね。また、健康やダイエットに関する最終的な判断は、ご自身の責任において、必要であれば医師や管理栄養士などの専門家にご相談ください。
ルールをしっかり守って、美味しい台湾カステラと上手に付き合っていきましょう!

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