ダイエットをしても痩せないな。
昼寝をしすぎているせいかな~。
こんな疑問に答えます!
- 長時間の昼寝で太る理由
- 長時間の昼寝のデメリット
- 昼寝をしすぎない工夫
こんにちは、ユキフルです。
長時間昼寝をしたら太るという噂ありますよね。事実なのか気になる人は多いのではないでしょうか。
結論を言うと、長時間の昼寝は太る原因になります。
本記事では長時間の昼寝で太る理由について紹介しますね。
長時間の昼寝で太る理由
長時間昼寝すると、なかなか寝つけなくなり、寝る時間が遅くなります。
これが太る原因です。
具体的な理由は以下をご覧ください。
- 夜食の機会が増える
- 脂肪の燃焼を促す成長ホルモンの分泌が低下する
- 睡眠不足になると食欲を促進させるホルモンが増える
それぞれ解説しますね。
夜食の機会が増える
長時間昼寝をするとなかなか寝つけなくなり、夜食の機会が増えます。
夜食をすると太るというのは有名ですよね。
夜間で太る主な理由は
- 副交感神経が優位になる【肝臓がエネルギー吸収に努め、胃や腸の栄養吸収率が上がる】
- BMAL1という脂肪を溜めるタンパク質が多くなる
- 食事誘発性熱産生が低い【食事による消費カロリーが減る】
からです。
長時間の昼寝で寝る時間が遅くなると、太りやすい時間帯での食事が増えるので太る原因になります。
脂肪の燃焼を促す成長ホルモンの分泌が低下する
寝る時間が遅くなると、脂肪の燃焼を促す働きのある『成長ホルモン』の分泌が低下してしまいます。
これはメラトニンが成長ホルモンの分泌を促進していることが関係しています。
メラトニンの分泌量が多くなる時間帯は『深夜1時から深夜3時』ですが、この時間帯に深い眠りに入っておかないとメラトニンが十分に分泌されません。
寝る時間が遅くなれば、メラトニンの分泌が低下、そしてメラトニンの分泌が低下することで成長ホルモンの分泌も低下するので太る原因になるのです。
成長ホルモンの分泌のためには、午前0時には寝るように心がけましょう。
【ポイント】
- 成長ホルモン:脂肪の燃焼を促す
- 成長ホルモンはメラトニンによって分泌が促進される
- メラトニンの分泌が多くなる時間帯は『深夜1時から深夜3時』
- 成長ホルモンの分泌のために午前0には寝た方がいい
睡眠不足になると食欲を促進させるホルモンが増える
長時間の昼寝をすると寝つきが悪くなり、寝不足になる可能性があります。
寝不足は太る原因になります。
睡眠不足になると、食欲を促進させるホルモンが増え、食欲を抑えるホルモンが減ってしまうからです。(スタンフォード大学の研究より)
つまり、長時間の昼寝で寝不足になると、食欲が増える可能性があるので太る原因になるということですね。
以上、長時間の昼寝をすると太る理由を紹介しました。
長時間の昼寝は太りますが、短時間の昼寝はダイエットに効果的です。
「ストレス太りを予防できる」「脂肪の燃焼が活発になる・基礎代謝の増加」といった効果に期待できるからですね。
15分から30分の昼寝を心掛けましょう。
【長時間の昼寝は危険?】太る以外にもデメリットがある可能性がある!
長時間の昼寝をすると太る原因になります。
しかし、長時間の昼寝のデメリットはこれだけではないかもしれません。
というのは、
- 死亡の危険率
- 認知症の発症率
が高まるという調査結果が出たからです。
これは、シエスタの調査でわかりました。
以下は、その調査結果をまとめたものです。
- 昼寝が1時間を超えると心筋梗塞や脳梗塞などのよる死亡危険率が急増。
また、昼寝が2時間を超えると、昼寝をしていない人の約5倍まで死亡危険率が高まる。 - 1時間以上の昼寝を取る高齢者ではアルツハイマー型認知症の発症が2倍程度まで高まる。
- 逆に、30分以内の短い昼寝では心筋梗塞や脳梗塞の発症リスクが低い。
長時間の昼寝は怖いね・・・
とはいえ、これは調査結果なので必ずしも正しいというわけではありません。
反対に、長い昼寝が心筋梗塞や認知症などの原因ではなく、このような病気を発症する身体状態にある人では、体力の低下などによって長い昼寝をとる傾向があるのではないかという考えも出ています。
調査なので必ずしも正しわけではないですが、1時間、2時間を超える昼寝にリスクがある可能性は否定できません。
反対に30分以内の昼寝はパワーナップと呼び様々なメリットがあるので、昼寝は短めに取った方が良いと言えるでしょう。
- 集中力アップ
- ストレス軽減
- 記憶力アップ
- 作業効率アップ
- 心臓疾患や認知症の予防
昼寝をしすぎない工夫
長時間の昼寝はデメリットがあり、短時間の昼寝は様々なメリットがあります。
ですので、長時間の昼寝ではなく、パワーナップと呼ばれる15分から30分程度の昼寝をおすすめします。
しかし、昼寝は気持ちがいいので、ついつい寝過ごすということもありますよね。
そこで、私が普段行っている昼寝をしすぎない工夫を3つ紹介します。
その工夫とは、
- 昼寝の前にコーヒーを飲む
- 座ってうつ伏せで寝る
- スマホなどでアラームをセットする
です。
1.昼寝の前にコーヒーを飲む
昼寝の前にコーヒーを飲んでおくと、30分後にスッキリ目覚めることができます。
なぜなら、コーヒーには覚醒作用があるカフェインが含まれいるためです。
この作用は、およそ30分後に出現します。
つまり、昼寝の前にコーヒーを飲んでおくと、30分後に覚醒作用が働きスッキリ起きることができるということですね。
ちなみに、紅茶や緑茶でもカフェインが含まれているので代用可能。
これ効果絶大なので試してみて下さい。
目覚めがバッチリなので、仕事や勉強モードに直ぐに切り替えられるというメリットもありますよ。
2.座ってうつ伏せで寝る
ベットやソファーなどで横になって昼寝をすると、睡眠が深くなりやすいので昼寝をしすぎてしまいます。
また、昼食後に横になって寝ると逆流性食道炎のリスクが上がるので良くありません。
寝る姿勢は、座ってうつ伏せ寝がおすすめです。
座ってうつ伏せで寝ると、深い眠りに落ちることを防げるので、スッキリ目覚めることができますよ。
3.スマホなどでアラームをセットしてから寝る
最後は、スマホなどでアラームをセットするです。
寝過ぎないようにする対策で基本的なことですが、昼寝でアラームをセットする人は少ないように思えます。
僕は昼寝でアラームをかけていませんでした。
30分程度の昼寝だからと、なぜか起きれる自身があったからです(笑)
案の定、1時間、2時間と昼寝をしすぎて失敗してしまうことが多かったですね。
同じような人は多いのではないでしょうか。
短時間の昼寝とはいえアラームをセットしておくことをおすすめします。
職場では大きな音量のアラームは出せない人が多いかと思います。
コーヒーとうつ伏せ寝で対策していれば、音量は小さくても起きれますし、バイブレーション機能だけでも起きれますよ。
まとめ
長時間の昼寝をすると太る原因になります。
- 夜食の機会が増える
- 脂肪の燃焼を促す成長ホルモンの分泌が低下する
- 睡眠不足になると食欲を促進させるホルモンが増える
からです。
また、長時間の昼寝は、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが上がり、高齢者のアルツハイマー型認知症の発症が増えたという調査結果も出ています。
調査なので必ずしも正しわけではないですが、長時間の昼寝は避けた方が良いと考えます。
逆に、パワーナップという15分から30分程度の短い昼寝は様々なメリットがあることがわかっているので、短い昼寝をおすすめします。
- 集中力アップ
- ストレス軽減
- 記憶力アップ
- 作業効率アップ
- 心臓疾患や認知症の予防
今回は以上です。
おわり!
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