「パイの実って太るの?」と気になって検索したあなたへ。
サクサクの食感と甘いチョコの香りに、ついつい手が止まらなくなるパイの実。
しかしその美味しさの裏には、糖質・脂質の多さという“太る原因”が潜んでいます。
本記事では、1個あたりのカロリーや糖質を種類別に一覧で紹介しつつ、「ダイエット中は何個までOK?」という疑問に明確にお答えします。
また、夜中に食べたら太るのか、源氏パイとの比較はどうか、食べてはいけないほど体に悪いのか?といったリアルな悩みにもデータで解説。
さらに「太りにくい食べ方」や「カロリー消費に必要な運動量」など、すぐに使える工夫も満載です。
シェアパックの活用法やお得な購入方法、小さくなったという噂の真相、ダイエット中におすすめのおやつ3選まで、読めばパイの実との上手な付き合い方がきっと見つかります。
- パイの実が太りやすい理由と成分の特徴
- ダイエット中に食べる適量とタイミング
- 源氏パイとのカロリーや糖質の違い
- 太らないための工夫や賢い食べ方
パイの実で太る原因とカロリー徹底解説
- 太る原因は糖質と脂質の多さ
- パイの実は何個までOK?ダイエット中の目安
- 1個は何カロリー?種類別一覧表あり
- 源氏パイと比較!カロリーや糖質の違い
- 食べ過ぎると体に悪い?デメリットを紹介
太る原因は糖質と脂質の多さ
パイの実が太りやすいお菓子である主な理由は、糖質と脂質がともに高いことです。1箱(73g)あたりの糖質は約43g、カロリーは約397kcalとなっており、間食としては明らかにオーバー気味です。
このように糖質と脂質が多い食品は、体に取り込まれた際、エネルギーとして使われず余ると脂肪として蓄積されやすくなります。特に糖質が急激に体内に入ると血糖値が急上昇し、それに反応してインスリンというホルモンが大量に分泌されます。インスリンには脂肪を溜め込みやすくする働きがあるため、糖質の多い食品を頻繁に摂ることで体脂肪が増加しやすくなるのです。
また、脂質は1gあたり9kcalと高エネルギーであり、糖質以上に太る原因になります。パイの実はサクサクとした食感と甘さで食べやすいため、知らないうちに食べ過ぎてしまう傾向もあります。
これらの要素が組み合わさることで、パイの実はダイエット中に避けるべきお菓子として位置づけられています。間食を楽しむ際には、栄養バランスや摂取量を意識することが非常に重要です。
パイの実は何個までOK?ダイエット中の目安

パイの実は、ダイエット中であっても「絶対NG」というわけではありません。ただし、量には十分注意する必要があります。適量を守れば、無理なく楽しむことも可能です。
一般的に間食のカロリー目安は1日150~200kcal程度とされており、これに収めるためにはパイの実は4粒前後が妥当です。1粒あたり約22〜23kcalなので、4粒でおよそ88〜92kcalになります。これであれば、他の食事とのバランスも崩さずに済みます。
また、食べるタイミングも重要です。おすすめは昼食後や午後3時ごろの間食タイムです。この時間帯は代謝も活発で、摂取したエネルギーが消費されやすいため、体脂肪として蓄積されにくくなります。
ただし、「今日は少し多く食べてもいいか」と気を緩めてしまうと、気付かぬうちに1箱食べてしまうこともあります。パイの実は箱タイプではなく、シェアパックなどで個包装されたタイプを選ぶことで、食べ過ぎを防ぐことができます。
このように、量とタイミングを意識してパイの実と付き合うことで、ダイエット中でもストレスを溜めずに甘いものを楽しむことができます。
1個は何カロリー?種類別一覧表あり

パイの実は、1粒あたりのカロリーが約22~24kcalとされています。この数字を見ると一見少なく感じますが、数粒で100kcalを超えるため注意が必要です。
実際に販売されている主な商品について、以下にカロリーと糖質の目安をまとめます。
【種類別カロリー&糖質一覧(1箱あたり)】
・パイの実(73g):約395kcal/糖質約43.7g(約18個入り)
・深みショコラ(69g):約376kcal/糖質約40.1g(約17個入り)
1個あたりのカロリーと糖質を平均すると、次のようになります。
・カロリー:約22~24kcal
・糖質:約2.3~2.4g
このように、1粒単位では小さくても、数が増えるとあっという間にカロリー・糖質ともに高くなります。特にシェアパックや箱入りを開けた場合は、知らず知らずのうちに10粒以上食べてしまうこともあるため、個数の管理が非常に重要です。
なお、記載されている糖質量は「炭水化物」として表示されているケースが多く、実際の糖質量は食物繊維を差し引いた値となることに留意しておきましょう。
商品名 | カロリー(1箱) | 糖質(1箱) | 内容量(個数) | 1個あたりカロリー | 1個あたり糖質 |
---|---|---|---|---|---|
商品名 | カロリー(1箱) | 糖質(1箱) | 内容量(個数) | 1個あたりカロリー | 1個あたり糖質 |
パイの実(73g) | 約395kcal | 約43.7g | 約18個 | 約22〜24kcal | 約2.3〜2.4g |
深みショコラ(69g) | 約376kcal | 約40.1g | 約17個 | 約22〜24kcal | 約2.3〜2.4g |
源氏パイと比較!カロリーや糖質の違い

パイの実とよく比較されるお菓子に「源氏パイ」があります。どちらもパイ生地を使用した焼き菓子ですが、原材料や味わい、そして栄養成分にも違いがあります。
まず、源氏パイは1枚あたり約60kcal前後です。これに対し、パイの実は1粒あたり22~24kcal程度。見た目や食べ応えは異なるものの、単体のカロリー量だけを比べると、源氏パイのほうがやや高めです。
次に糖質量を見てみましょう。源氏パイは1枚あたり約7~8gの糖質が含まれています。対してパイの実は1粒で約2.3g前後となっており、個数を調整すれば糖質摂取量もコントロールしやすいと言えます。
ただし、パイの実はチョコレートが中に入っている分、脂質が高めで、1箱あたりの脂質は約22g以上です。一方、源氏パイは原材料がシンプルで、脂質はやや抑えられています。
このように、どちらのお菓子にも一長一短があります。チョコの満足感を求めるならパイの実、シンプルな甘さとサクサク食感を楽しみたいなら源氏パイが適しています。ダイエット中は、食べる時間や量を調整しながら選ぶことが大切です。
項目 | パイの実 | 源氏パイ |
---|---|---|
カロリー(1個/1枚) | 22〜24kcal | 約60kcal |
糖質(1個/1枚) | 約2.3g | 約7〜8g |
脂質(1箱あたり) | 約22g | やや少なめ |
特徴 | チョコ入り、濃厚な味わい | シンプルな甘さと軽い食感 |
食べ過ぎると体に悪い?デメリットを紹介

パイの実はおいしくて手が止まらなくなるお菓子ですが、食べ過ぎると体に悪影響を及ぼす可能性があります。具体的なデメリットを把握することで、より健康的に付き合えるようになります。
まず、最も懸念されるのが「脂質」と「糖質」の過剰摂取です。1箱あたりの脂質は22g以上、糖質は約43g前後にも及びます。これを一度に摂ると、血糖値が急上昇し、その後急降下するため、空腹感や眠気、集中力の低下を招く場合があります。
さらに、糖質と脂質の組み合わせは「高エネルギー・低栄養価」となりやすく、摂取エネルギーのわりに満足感や栄養補給効果が低いのが特徴です。結果として、過食を引き起こしやすくなります。
また、マーガリンや加工油脂が使われている点にも注意が必要です。これらに含まれるトランス脂肪酸は、摂り過ぎると悪玉コレステロールを増やし、動脈硬化や心疾患のリスクを高める可能性があります。日本では明確な規制はないものの、世界的には制限されている成分でもあります。
他にも、食後すぐに運動せずに眠ってしまうと、余分なエネルギーが体脂肪として蓄積されやすくなります。特に夜中の間食でパイの実を食べる習慣がついてしまうと、体重増加だけでなく睡眠の質にも悪影響を及ぼすことがあります。
これらのことから、パイの実は「ほどほど」がカギです。楽しむことは悪くありませんが、頻度や量に気をつけなければ健康を損なう可能性があるという認識を持っておきましょう。

パイの実:太るのを防ぐ賢い食べ方
- うますぎて止まらない理由とは?
- 太りにくい食べ方のコツを紹介
- 夜中に食べると太るって本当?
- パイの実1個のカロリーを消費する運動量
- お得に買う方法と注意点
- 小さくなった?リニューアルの影響とは
- ダイエット中のおすすめおやつ3選
うますぎて止まらない理由とは?

パイの実が「止まらなくなるお菓子」として多くの人に愛されるのは、いくつかの科学的・感覚的な理由があります。単なる美味しさ以上に、脳や体に作用する要因が隠れています。
まず、パイの実の魅力は64層のサクサクしたパイ生地と、中に包まれたチョコレートの濃厚な甘さの組み合わせにあります。この「サクサク+とろける甘さ」という食感と味のコントラストが、食べる人の脳の報酬系を強く刺激します。これにより、もう一口、さらにもう一口と手が伸びてしまうのです。
また、砂糖と脂質を同時に摂ることで、満腹感を感じにくくなります。特に、空腹時にパイの実を食べると血糖値が急上昇し、一時的に幸福感が得られますが、その後の血糖値低下により「もっと食べたい」という衝動が再び起こります。
さらに、サイズが小さいため「1個くらいなら大丈夫」と思いやすく、気づけば10粒以上食べていたというケースも珍しくありません。視覚的なボリューム感のなさも、食べ過ぎを助長する要因の一つです。
このような要素が重なることで、パイの実は「うますぎて止まらない」と感じやすいお菓子になっています。楽しむためには、あらかじめ食べる量を決めておくことが欠かせません。
太りにくい食べ方のコツを紹介

パイの実は高カロリー・高糖質なため、太りやすいイメージがありますが、食べ方を工夫すれば体重管理の妨げになりにくくなります。ここでは、太りにくくするための具体的なコツを紹介します。
まずは「量のコントロール」が基本です。1日あたりの目安は3〜4粒ほどに留めると、100kcal前後で収まり、間食として適切な範囲に収めやすくなります。特に箱ごと食べるのではなく、個包装タイプやシェアパックを活用し、小分けにすることが有効です。
次に、食べる時間帯にも注意が必要です。夜遅くよりも午後3時頃の間食として取り入れることで、エネルギー消費が比較的活発な時間帯に吸収されやすくなります。逆に、夜中や就寝前に食べると消費されず脂肪として蓄積されやすくなるため控えた方が無難です。
また、空腹時に単体で食べるのではなく、食後のデザートとして取り入れるのも効果的です。満腹状態の中で食べることで血糖値の急上昇を抑えられ、満足感も得やすくなります。
さらに、1粒ずつゆっくり噛んで食べることも太りにくさにつながります。早食いや一気食いは満腹感を感じにくく、結果的に食べ過ぎを招いてしまいます。温かいお茶などと一緒に食べることで、満足感を高める工夫もおすすめです。
このように、ちょっとした工夫でパイの実の“罪悪感”を軽減しながら楽しむことが可能です。食べ方を見直すだけで、ダイエット中でも無理なく甘いものを楽しむことができるでしょう。
夜中に食べると太るって本当?

夜中にパイの実を食べると太りやすいのは事実です。その背景には、体のリズムや代謝の働きが大きく関係しています。
まず、夜は日中に比べてエネルギーの消費量が少なくなります。特に就寝前は体を動かす機会が少ないため、食べたものが脂肪として蓄積されやすくなります。さらに、夜遅くに糖質や脂質を摂ると、血糖値が急激に上昇しやすく、それに対応するインスリンの分泌も増加します。この働きが脂肪の合成を促進してしまうのです。
また、夜中にお菓子を食べる習慣が続くと、胃腸への負担や睡眠の質の低下にもつながります。寝つきが悪くなったり、翌朝の体調に悪影響が出たりすることもあるでしょう。これらの要因が重なり、結果的に体重が増えやすくなるのです。
パイの実は1箱に含まれる糖質とカロリーが高いため、夜に何気なく食べ続けると、知らない間に摂取エネルギーが過剰になります。夜間にどうしても何か食べたくなった場合は、水分を摂ったり、糖質の少ない軽食に置き換えるなどの対策を取るとよいでしょう。

パイの実1個のカロリーを消費する運動量

パイの実は1個あたり約22〜24kcalです。この程度のカロリーであれば大したことはないように感じるかもしれませんが、実際にそれを消費するには意外と時間と労力がかかります。
例えば、体重50kgの人がウォーキングをした場合、22kcalを消費するのに約7〜8分の継続歩行が必要になります。ジョギングなら約4〜5分、縄跳びであれば約3分ほどが目安です。ただし、これはあくまでも軽度の運動として計算されたものであり、体重や運動の強度によって消費量は前後します。
このように見てみると、パイの実を5個食べた場合、およそ110〜120kcalの摂取となり、それを運動で消費しようとすると30分以上のウォーキングが必要になる計算です。思ったよりも運動量が必要であることがわかります。
また、運動は消費カロリーだけでなく、空腹感を誘発することもあるため、運動後の食欲増進によってかえって摂取量が増えてしまうこともあります。運動で帳消しにするのではなく、最初から食べる量を意識的にコントロールすることの方が、はるかに効率的です。
パイの実を楽しみつつ体型を維持するには、カロリーの“出入り”のバランスを知ることが重要です。
運動の種類 | 消費時間(1粒22kcal) |
---|---|
ウォーキング(分速80m) | 約7〜8分 |
ジョギング(分速133m) | 約4〜5分 |
縄跳び | 約3分 |
お得に買う方法と注意点

パイの実を少しでも安く買いたいなら、購入場所とタイミングに注目するのがポイントです。特売日を狙ったり、まとめ買いに対応している店舗を利用することで、通常価格より安く手に入れることができます。
まず、スーパーやドラッグストアでは週末や月初めにセールが行われることが多く、パイの実も対象商品になることがあります。特に特売チラシを事前にチェックしておくと、狙い撃ちで買いに行けます。また、イオンや業務スーパーといった大型店では、PB(プライベートブランド)商品と一緒にセットで割引されることもあります。
さらに、オンラインショップでのまとめ買いも効果的です。Amazonや楽天市場では10個セットやシェアパックが通常よりも割安で販売されており、ポイント還元やクーポンを併用することでさらにお得に購入できます。
ただし、安さだけに目を向けると、かえって「買いすぎ」に繋がることもあるので注意が必要です。特に家にストックがあると、ついつい食べすぎてしまうリスクがあります。ダイエット中であれば、あえて少量パックのみを購入し、あらかじめ1日の上限を決めておくほうが安全です。
お得に買うことは可能ですが、自分にとっての“適量”を意識した買い方を心がけることが、長期的に見て無駄な出費や体重増加を防ぐポイントになります。
小さくなった?リニューアルの影響とは

「最近のパイの実、小さくなった?」と感じた方は少なくないかもしれません。実際、過去と比べてサイズや内容量に変化があったのは事実です。
パイの実は以前、1箱あたりの内容量が81gありましたが、現在では73gに減少しています。これは数年にわたる段階的な変更によるもので、消費者の多くが「小さくなった」と感じる要因となっています。また、1箱に入っている個数も、以前は20個前後だったのが、現在は17〜18個前後が主流です。
このリニューアルは、単なるコストカットではなく、品質改良という目的もあります。2024年には「史上最高のサクサク感」を実現するため、64層のパイ生地を見直すなど、構造そのものの調整が行われました。この結果、より軽い食感とチョコレートのバランスを感じやすい仕上がりになっています。
ただし、味や食感の改良が進んだ反面、「満足感が減った」と感じる人も一定数いるのが現状です。サイズが小さくなることで、1個あたりの満足度が下がり、結果的に食べる個数が増えてしまうこともあるため注意が必要です。
このように、パイの実のリニューアルは味や品質の向上を目的として行われていますが、内容量やサイズの変化についても理解しておくと、より納得して購入・摂取ができるようになります。
ダイエット中のおすすめおやつ3選

ダイエット中でも間食を完全に我慢する必要はありません。むしろ、適切なおやつを選ぶことで、ストレスを軽減しながら食欲をコントロールすることが可能になります。ここでは、糖質やカロリーを抑えつつ満足感のあるおやつを3つ紹介します。
1. 高カカオチョコレート(カカオ70%以上)
甘いものが欲しいときにおすすめなのが、高カカオチョコレートです。一般的なチョコレートに比べて糖質が低く、ポリフェノールも豊富に含まれているため、抗酸化作用にも期待ができます。1〜2枚程度をゆっくり味わうことで、甘いものへの欲求を満たしながらカロリーを抑えることができます。
2. 素焼きアーモンド(無塩・無添加)
ナッツ類の中でもアーモンドは食物繊維やビタミンEが豊富で、腹持ちが良いのが特長です。脂質は多めですが、良質な不飽和脂肪酸が中心のため、適量であればダイエットの味方になります。目安としては1日10〜15粒程度を推奨します。

3. ギリシャヨーグルト(無糖タイプ)
たんぱく質を効率よく摂取できるギリシャヨーグルトは、間食にぴったりです。無糖タイプを選べば糖質も少なく、満足感のあるクリーミーな食感で空腹を和らげてくれます。どうしても甘みが欲しい場合は、少量のはちみつや果物を加えるとバランスの取れたおやつになります。
このように、栄養価や満足感を意識しておやつを選べば、ダイエット中でも無理なく続けることができます。注意点としては「食べ過ぎないこと」と「毎日続けないこと」。週に数回、あらかじめ量を決めて楽しむのが長続きのコツです。
パイの実で太る理由と対策【総まとめ】
- 糖質と脂質が多く太りやすい構成になっている
- 1箱のカロリーは約395kcalと高め
- 1粒あたりのカロリーは約22〜24kcal
- 糖質は1粒あたり約2.3〜2.4gで積み重ねに注意
- ダイエット中は1日4粒までが目安
- 昼食後や午後3時ごろに食べるのが理想的
- 箱ごとではなく個包装タイプで管理しやすくする
- 食べ過ぎると血糖値の乱高下で空腹感が増す
- 脂質と糖質の組み合わせで体脂肪がつきやすい
- 源氏パイより脂質が多いが糖質はやや低い
- 夜中の摂取は脂肪蓄積や睡眠の質の低下を招く
- 1粒分のカロリー消費には約7〜8分のウォーキングが必要
- シェアパックや特売日を活用すればお得に購入できる
- 近年リニューアルされて内容量はやや減少傾向
- 太りにくくするには量とタイミングの調整がカギ