ファミマのタンスティック、手軽で美味しくたんぱく質も摂れると人気ですよね。
でも、おつまみ感覚でつい手が伸びると、やっぱり太るんじゃないか…と心配になりませんか?
その心配、もしかしたら食べ方次第で解決できるかもしれません。
この記事では、ファミマのタンスティックで太るとされる原因を、種類別の詳しいカロリーや他の食品との比較から徹底的に探ります。
1本分のカロリーを消費する運動量の目安から、ダイエット中に本当にありかなしか、食べ過ぎると体に悪いのか、という素朴な疑問にもお答えします。
さらに、一番気になる夜寝る前に食べると太るのか、食べるなら一体何時までがリミットなのか。
太る食べ方と太りにくい食べ方の決定的な違いを知って、罪悪感なく日々の食生活に上手に取り入れるコツを見つけましょう。
- タンスティックが太る原因とされる理由
- 種類別の正確なカロリーと栄養成分
- 太りにくい食べ方と適切な時間帯
- ダイエット中に選ぶ際の注意点
ファミマのタンスティックは太る?カロリーと栄養素

- 懸念される太る原因とは
- タンスティックの種類別カロリー一覧
- 他の食品とのカロリー比較
- ファミマのタンスティックのカロリー消費運動量
- ダイエット中にあり?たんぱく質と糖質
- 食べ過ぎると体に悪い?添加物と塩分
懸念される太る原因とは
ファミマのタンスティックが太る原因として懸念されるのは、主に「脂質」や「塩分」の摂取量、そしてそれらを含む「総摂取カロリー」です。タンスティック自体は、たんぱく質が豊富で糖質が低く設計されているため、糖質制限をしている方にとっては魅力的な食品です。
しかし、1本あたりのカロリーは決してゼロではありません。例えば、「タンスティック 瀬戸内レモン」は1本80kcal、「タンスティック チーズ」は88kcalとされています。これらは間食として極端に高い数値ではありませんが、たんぱく質や糖質(1gあたり4kcal)に比べ、脂質は1gあたり9kcalと倍以上のカロリーを持つため、脂質が含まれている分、カロリーも発生します。
太る基本的なメカニズムは、消費カロリーよりも摂取カロリーが上回ることです。タンスティックは手軽に食べられるため、「ついもう1本」と複数本食べてしまったり、他の食事に加えて間食として頻繁に取り入れたりすると、1日の総摂取カロリーや脂質の量が積み重なり、太る原因になり得ます。
また、塩分も1本あたり1g以上含まれている場合が多いようです。塩分の過剰摂取は、直接的に体脂肪を増やすわけではありませんが、体が水分を溜め込みやすくなり、むくみの原因となります。さらに、濃い味付けは食欲を増進させ、他の高カロリーな食べ物を余計に欲してしまう可能性も指摘されています。
したがって、タンスティック単体が直接太る原因というよりは、食べる量や頻度、時間帯といった「食べ方」が、太るかどうかの大きな分かれ道になると考えられます。

なるほど、脂質と塩分か~。結局は『食べ方』次第っちゅうことやな!それなら工夫のしがいがあるわ!
タンスティックの種類別カロリー一覧
ファミマのタンスティックは、いくつかのフレーバーが展開されており、種類によってカロリーや栄養成分が異なります。チーズが加われば脂質が、味付けによっては糖質や塩分が変わるため、選ぶ種類にも注意が必要です。
代表的な商品の栄養成分の目安を、公開されている情報に基づいて以下の表にまとめます。
ただし、商品は頻繁にリニューアルされることがあり、栄養成分や内容量が変動する可能性もあります。そのため、購入時には必ずパッケージに記載されている最新の栄養成分表示を確認してください。
| 種類(内容量目安) | エネルギー (kcal) | たんぱく質 (g) | 脂質 (g) | 糖質 (g) | 食塩相当量 (g) | 
| 瀬戸内レモン (42g) | 80 | 7.7 | 4.7 | 1.7 | 約 1.0~1.2 | 
| チーズ (40g) | 88 | 7.7 | 5.5 | 1.9 | 約 1.0~1.2 | 
| ねぎ塩 (40g) | 79 | 7.1 | 4.8 | 2.2 | 約 1.0~1.2 | 
| プレーン (42g) | 80 | 7.7 | 4.7 | 1.7 | 約 1.0~1.2 | 
※食塩相当量は、ナトリウム量(mg)から換算したおおよその目安です。
※数値はすべて1包装あたりの目安です。
このように見ると、チーズ味は他の種類に比べて脂質がやや高く、その分カロリーも高めになる傾向があるようです。これは、プロセスチーズなどが加わる分、脂質が増加するためと考えられます。脂質がわずか0.8g増えるだけでも、カロリーは約7kcal上昇します。
一方で、プレーンや瀬戸内レモン、ねぎ塩はカロリーや脂質に大きな差はないものの、糖質量にはわずかな違いが見られます。
他の食品とのカロリー比較


タンスティックのカロリーが他の一般的な間食やコンビニ食品と比べてどのような位置づけにあるのか、比較してみましょう。これもあくまで目安の数値です。
| 食品名 | 目安カロリー (kcal) | 目安たんぱく質 (g) | 目安脂質 (g) | 目安糖質 (g) | 
| ファミマ タンスティック (瀬戸内レモン) | 80 | 7.7 | 4.7 | 1.7 | 
| ファミマ タンスティック (チーズ) | 88 | 7.7 | 5.5 | 1.9 | 
| サラダチキンバー (標準的なもの) | 約 60~70 | 約 10~12 | 約 1~2 | 約 0.5 | 
| ゆでたまご (Lサイズ 1個) | 約 90 | 約 7.5 | 約 6.5 | 約 0.2 | 
| おにぎり (鮭) | 約 170~190 | 約 5 | 約 1.5 | 約 35 | 
| あんパン (1個) | 約 280 | 約 6.5 | 約 5 | 約 50 | 
| ポテトチップス (小袋 60g) | 約 330 | 約 3 | 約 20 | 約 30 | 
この比較から、タンスティックは、ゆでたまご(Lサイズ)とほぼ同程度のカロリーであることが分かります。おにぎりや菓子パン、スナック菓子と比較すると、明らかに低カロリー・低糖質です。
特に糖質量の差は大きく、タンスティックが糖質制限を意識している方にとって選びやすい選択肢であることがうかがえます。
ただし、同じ高たんぱく・低糖質を特徴とするサラダチキンバーと比較すると、タンスティックは脂質がやや高め、塩分も多めな傾向があります。これは、タンスティックが食感や風味、おつまみとしての満足感を重視しているためかもしれません。
また、おにぎりやあんパンは主にエネルギー源となる糖質が中心ですが、タンスティックは体の材料となるたんぱく質が中心です。ダイエットの目的(糖質を制限したいのか、脂質を制限したいのか)によって、どちらが適しているかは変わってきます。



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ファミマのタンスティックのカロリー消費運動量


ファミマのタンスティック1本分(約80kcal~90kcalと仮定)のカロリーを消費するためには、どのくらいの運動が必要になるのでしょうか。
必要な運動量は、その人の体重や年齢、筋肉量、運動強度によって大きく異なります。ここでは、体重60kgの人を例とした場合の、約80kcalを消費するための運動時間の目安を示します。
| 運動の種類 | 目安時間(体重60kgの場合) | 
| ウォーキング (やや早歩き: 約100m/分) | 約 20~25 分 | 
| ジョギング (ゆっくり: 約120m/分) | 約 10~12 分 | 
| サイクリング (平地・ゆっくり) | 約 15~20 分 | 
| 階段の上り下り (昇降) | 約 10 分 | 
| 掃除機がけ (室内清掃) | 約 30 分 | 
| デスクワーク (座ったまま・基礎代謝) | 約 80~90 分 | 
このように見ると、タンスティック1本分のカロリーは、日常生活の中での活動や、少し意識した運動で消費できる範囲内とも言えます。例えば、ウォーキング20〜25分は、通勤時に一駅分多く歩く距離に相当するかもしれません。
しかし、デスクワーク(基礎代謝)で消費しようとすると1時間以上かかる計算になります。これは座っているだけで消費できるわけではなく、生命維持の一環です。つまり、積極的な運動をしなければ、この80kcalは「余剰カロリー」として蓄積されやすいことを示しています。
「たった80kcal」と軽く考えるか、「消費するには20分の歩行が必要」と重く考えるかで、食べる頻度や量の判断も変わってくるはずです。
ダイエット中にあり?たんぱく質と糖質


タンスティックは、ダイエット中の間食として「あり」か「なし」かで言えば、その特性を理解した上で「条件付きで“あり”」と考えられます。
最大の理由は、前述の通り「高たんぱく質」かつ「低糖質」である点です。多くの種類でたんぱく質が7g以上含まれている一方で、糖質は2g前後に抑えられています。
たんぱく質は、筋肉や皮膚、髪の毛などの材料となる不可欠な栄養素です。ダイエット中に食事量を減らすと筋肉量も落ちやすくなりますが、筋肉量が減ると基礎代謝(何もしなくても消費するカロリー)も低下してしまいます。そのため、基礎代謝を維持し、痩せやすい体を作るためにも、たんぱく質の補給は重宝されます。
また、たんぱく質は消化吸収に時間がかかるため、満腹感が持続しやすいというメリットもあります。
糖質が少ない点も、ダイエットにおいては大きな利点です。糖質を多く含む食品を食べると血糖値が急上昇し、それを下げるためにインスリンというホルモンが大量に分泌されます。インスリンは、余った糖を脂肪として体内に蓄える働きもするため、過剰な分泌は肥満につながりやすくなります。糖質が低いタンスティックは、このインスリンの過剰分泌が抑えられ、体が脂肪を溜め込むモードになりにくいと言えます。
ただし、注意点も明確に存在します。前述の通り、脂質がゼロではなく、塩分も比較的多めです。ダイエット中は総カロリーだけでなく、PFCバランス(たんぱく質・脂質・炭水化物の割合)も大切です。タンスティックはP(たんぱく質)は優秀ですが、F(脂質)も含まれるため、他の食事で脂質を摂りすぎないよう調整が必要です。
したがって、ダイエット中に取り入れる場合は、「不足するたんぱく質を補うため」「小腹を満たし、次の食事のドカ食いを防ぐため」といった目的を明確にし、1日に何本も食べるのではなく1本を目安にする、他の食事で脂質や塩分を調整する、といった工夫が求められます。



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食べ過ぎると体に悪い?添加物と塩分
タンスティックに限らず、どのような加工食品でも「食べ過ぎ」は体に悪い影響を与える可能性があります。特にタンスティックで懸念されるのは、継続的な摂取による「塩分」と「食品添加物」の蓄積です。
塩分の過剰摂取
タンスティックは、おつまみとしての側面も持つため、味がしっかりついており、1本あたり約1.0g~1.2g程度の食塩相当量が含まれている場合があります。
厚生労働省が示す「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、1日の食塩摂取目標量を、高血圧予防の観点から成人男性で7.5g未満、成人女性で6.5g未満としています。
もしタンスティックを間食やおつまみとして1日に2本食べれば、それだけで約2.0g~2.4gの塩分を摂取することになり、1日の目標量の約1/3に達してしまう計算です。3食の食事にも塩分は含まれるため、日常的に食べ過ぎると、容易に目標量を超えてしまいます。塩分の過剰摂取は、高血圧のリスクを高めるほか、体内の水分バランスを崩し、むくみの原因にもなります。
食品添加物について
タンスティックのような加工肉製品には、品質保持、風味付け、色合いの維持のために、食品添加物が使用されていることが一般的です。
原材料に発色剤(亜硝酸ナトリウム)やリン酸塩(Na)などが含まれていることが指摘されています。
- 発色剤(亜硝酸ナトリウム):食肉の色を鮮やかに保ち、ボツリヌス菌などの増殖を抑える役割があります。この成分については、国際的な機関(IARCとJECFA)で見解が分かれる部分もありますが、日本では食品衛生法に基づき厳格な使用基準が定められています。
- リン酸塩(Na):肉の保水性を高め、食感を良くする(プリっとさせる)ためなどに使用されます。しかし、過剰に摂取し続けると体内のミネラルバランス(特にカルシウムの吸収)に影響を与える可能性が指摘されています。
もちろん、これらは日本の基準内で安全に使用されているものです。通常の食生活で1本食べる程度で、ただちに健康被害が出るものではありません。
しかし、特定の食品を極端に「食べ過ぎる」ということは、これらの特定の成分(塩分や添加物)も偏って大量に摂取し続けることにつながります。食べ過ぎが続けば、長期的に見て体に負担をかける可能性は否定できません。



そらそうよな、美味しいからって食べ過ぎはアカン。体大事にせな。何事もバランスが一番やで!
ファミマのタンスティックで太る食べ方と対策


- 夜寝る前に食べると太る?何時までが目安か
- 太る食べ方・太りにくい食べ方の違い
- 健康的な間食としての活用法
- 添加物やカロリーを気にする選び方
- ファミマのタンスティックで太るのは食べ方次第
夜寝る前に食べると太る?何時までが目安か


結論から言うと、夜寝る前にタンスティックを食べると太るリスクは日中に食べるよりも高くなります。
私たちの体には、「BMAL1(ビーマルワン)」という、体内に脂肪を蓄積する働きを促進するたんぱく質が存在します。BMAL1は「体内時計」に関わるたんぱく質の一種で、時間帯によって体内の分泌量が大きく変動します。
一般的に、BMAL1の分泌量は日中の14時~15時頃に最も少なくなり、夜22時から深夜2時頃にかけて分泌のピークを迎えるとされています。
つまり、同じカロリーのタンスティックを食べても、BMAL1が少ない日中に食べればエネルギーとして消費されやすいのに対し、BMAL1が多い夜遅い時間帯に食べると、そのカロリーが脂肪として蓄積されやすくなるのです。この時間帯は、体がエネルギーを消費するモードから蓄積するモードに切り替わるためです。
また、就寝直前に食べること自体にも問題があります。食べ物が胃に入ると、体は消化活動を優先します。就寝中に消化活動が続くと、体は深い休息状態に入れず、睡眠の質を低下させる可能性があります。
質の良い睡眠は、ダイエットや健康維持に不可欠です。睡眠中には脂肪燃焼や筋肉の修復に関わる成長ホルモンが分泌されますが、睡眠の質が低下するとこれらのホルモンの分泌が妨げられる可能性があります。
消化にかかる時間を考慮すると、食事は就寝の3時間前までに済ませておくのが理想とされています。
したがって、タンスティックを間食として食べる場合でも、夕食後や寝る前に食べるのは避けるのが賢明です。どうしても夜に食べる場合は、遅くとも夜21時頃まで、できれば活動量の多い日中(15時のおやつなど)に食べるのが、最も太るリスクが低いと言えます。



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太る食べ方・太りにくい食べ方の違い
同じタンスティックでも、食べ方次第で太りやすさが大きく変わってきます。どのような食べ方が太りやすく、どう工夫すれば太りにくいのか、具体的に見ていきましょう。
太る食べ方の具体例
- 毎日複数本を習慣的に食べる(理由:1本は約80kcalでも、3本食べれば240kcal。これは小さなおにぎり1個分以上のカロリーとなり、脂質や塩分も3倍蓄積されます)
- 夜22時以降や、寝る直前におつまみとして食べる(理由:前述の通り、BMAL1の働きが活発になり、食べたものが脂肪として蓄積されやすいためです)
- タンスティックだけでなく、菓子パンやカップ麺、スナック菓子なども一緒に食べる(理由:低糖質というメリットが、他の高糖質・高脂質な食品によって完全に打ち消され、総カロリーが大幅に増加します)
- お酒(特に糖質の多いビールや甘いカクテル)と一緒にダラダラと食べ続ける(理由:アルコール自体にカロリーがある上、肝臓がアルコールの分解を優先するため、脂質の代謝が後回しにされます。また、食欲が増進し、食べる量も増えがちです)
- あまり噛まずに早食いする(理由:満腹中枢が刺激される前に食べ終わってしまい、満足感が得られず、他のものにも手を伸ばしやすくなります)
これらの食べ方は、1日の総摂取カロリーや脂質、塩分を簡単にオーバーさせてしまいます。
太りにくくする工夫
- 1日の目安を1本までと決める(理由:総カロリーや塩分量を管理しやすくするためです。「間食は200kcal以内」といったルールにも収まります)
- 食べる時間帯を日中、特に脂肪が蓄積されにくいとされる14時~15時頃の間食にする(理由:BMAL1の分泌が最も少ない時間帯であり、食べた後も活動する時間があるため、エネルギーとして消費されやすいためです)
- 野菜スティックやサラダ、海藻スープなど、食物繊維が豊富なものと一緒に食べる(理由:食物繊維が先(ベジファースト)に胃に入ることで、後から入る脂質の吸収を穏やかにしたり、血糖値の急上昇を抑えたりする効果が期待できます)
- よく噛んで、味わって食べる(理由:タンスティックはコリコリとした食感が特徴です。ゆっくりよく噛むことで満腹中枢が刺激され、1本でも満足感を得やすくなります)
- 運動後のたんぱく質補給として活用する(理由:運動後は筋肉がたんぱく質を必要としています。このタイミングで補給することで、脂質や糖質として蓄積されるよりも、筋肉の修復・合成に使われやすくなります)



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健康的な間食としての活用法
タンスティックを健康的な間食として活用するには、そのメリットである「高たんぱく・低糖質」という点を最大限に活かすことが鍵となります。
例えば、昼食が早かったり軽すぎたりして、夕食までに強い空腹を感じてしまう場合に最適です。強い空腹状態で夕食を迎えると、血糖値が急上昇しやすい炭水化物(ご飯やパン)から食べたくなり、早食いやドカ食いにつながりがちです。
夕食の1〜2時間前にタンスティックを1本食べておくことで、空腹感を和らげ、血糖値の変動を穏やかにし、落ち着いて夕食をとることができます。
また、運動や筋力トレーニングをした後も絶好のタイミングです。運動後は筋肉がダメージを受け、その修復のためにたんぱく質を必要とする「ゴールデンタイム」とも呼ばれます。このタイミングで手軽にたんぱく質を補給できるのがタンスティックの利点です。
ただし、タンスティックだけで栄養が偏らないよう、他の間食と組み合わせるのも良い方法です。例えば、ゆで卵や無糖ヨーグルト、素焼きのナッツ、チーズなど、他の高たんぱく・良質な脂質を含む食品と日替わりでローテーションを組むと、飽きずに栄養バランスも整えやすくなります。
以下に、目的に合わせた間食のローテーション例を示します。
| 目的 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 
| たんぱく質重視 | タンスティック | ゆで卵 | 無糖ヨーグルト | サラダチキンバー | タンスティック | 
| バランス重視 | 素焼きナッツ | 高カカオチョコ | タンスティック | プロセスチーズ | 小魚アーモンド | 
あくまで「食事の補助」や「不足する栄養素の補給」という位置づけで、賢く取り入れることが大切です。
添加物やカロリーを気にする選び方
添加物やカロリーを気にしてタンスティックを選ぶ場合は、購入前に必ずパッケージの裏側にある「栄養成分表示」と「原材料名」を確認する習慣をつけましょう。
栄養成分表示で確認するポイント
カロリー(熱量)はもちろんですが、ダイエット中であればそれ以上に「脂質」と「食塩相当量」の数値に注目してください。同じシリーズでも、脂質が低いものを選ぶのが基本です。
前述の通り、チーズ味は他のフレーバーよりも脂質やカロリーがやや高い傾向があるため、脂質を厳密に制限したい日は、プレーンや瀬戸内レモン味を選ぶ、といった選択ができます。
また、カロリーだけでなく、PFCバランス(たんぱく質・脂質・炭水化物)の確認も推奨します。P(たんぱく質)がしっかり摂れ、F(脂質)が自分の許容範囲内かを確認します。C(炭水化物、特に糖質)が低いことはタンスティックの共通の特徴です。
原材料名で確認するポイント
原材料名は、使用されている重量が多い順に記載されています。まず、「豚舌」が最初に(あるいはそれに近い位置に)記載されていることを確認しましょう。
添加物を完全に避けることは難しいですが、どのようなものが使われているかを把握しておくことはできます。「添加物の種類が比較的少ないもの」を選ぶのも一つの方法です。例えば、シンプルなプレーンやレモン味は、チーズ味や複雑な風味のものに比べて、原材料がシンプルな傾向があるかもしれません。
例えば、塩分を厳しく制限している方にとっては、食塩相当量1gでも「高い」と感じるかもしれません。自分の健康状態やダイエットの目的に合わせて、商品表示を比較検討し、納得できるものを選ぶように心がけてください。
【総括】ファミマのタンスティックで太るのは食べ方次第
- ファミマのタンスティック自体が太る直接の原因とは言いにくい
- しかしカロリー、脂質、塩分も含まれるため食べ過ぎれば太る
- 1本あたりのカロリーは約80kcalから90kcal程度が目安
- 種類によってカロリーや脂質が異なりチーズ味はやや高め
- おにぎりや菓子パンより低カロリー低糖質である
- サラダチキンバーやゆで卵と比較すると脂質や塩分は多め
- 約80kcalを消費するにはウォーキング約20~25分が必要
- 高たんぱく低糖質でダイエット中の栄養補給には適している
- 食べ過ぎは塩分過多や添加物摂取量の蓄積につながる懸念がある
- 夜寝る前(特に22時以降)に食べると脂肪として蓄積されやすい
- 間食は就寝3時間前まで、できれば日中(15時頃)が理想
- 太る食べ方は「毎日複数本」「夜遅くにお酒と」など
- 太りにくい食べ方は「1日1本」「日中に」「野菜と一緒」
- 購入時は栄養成分表示で脂質や塩分を確認する習慣が大切
- ファミマのタンスティックで太るかどうかは量・時間・頻度次第

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