ついつい手が伸びてしまうベビースターラーメン。
軽い食感で食べやすく、おやつにぴったりの存在ですが、「太るかも…」と不安に感じたことはありませんか?
本記事では、太る原因として注目されるカロリーや糖質について、種類別の成分データをもとにわかりやすく解説します。
他のお菓子と比較して実際に高カロリーなのか?夜寝る前に食べるのは本当にNGなのか?といった疑問にも答えながら、太りにくい食べ方や、止まらなくなる時の対処法まで幅広く網羅しています。
さらに、ダイエット中でも罪悪感なく楽しめるおすすめのおやつ3選も紹介。
間食との上手な付き合い方がわかる、実践的で役立つ内容です。
この記事を読めば、ベビースターラーメンを賢く楽しみながら、無理なく体型管理ができるようになります。
- ベビースターラーメンが太りやすい理由
- 種類別のカロリー・糖質の違い
- 太らないための食べ方と工夫
- ダイエット中に適した間食の選び方
ベビースターラーメンは太るって本当?

- 太る原因はカロリーと糖質の多さ
- 種類別カロリー・糖質をチェック
- 他のお菓子とのカロリー比較
- ベビースターラーメンのカロリーを消費するための運動量
- ベビースターラーメンはダイエット向き?
太る原因はカロリーと糖質の多さ
ベビースターラーメンが「太りやすい」と言われる一番の理由は、スナック菓子としての特性上、カロリーと糖質の両方が高めである点にあります。
まず、ベビースターラーメンの主な原材料には小麦粉や植物油脂、砂糖などが含まれています。これらの原材料はエネルギー量が高く、糖質や脂質が豊富です。つまり、少量でもカロリーが高く、血糖値の上昇につながりやすい構成です。
例えば、ミニサイズ(21〜23g)であっても、1袋あたりのカロリーは約105〜119kcal、糖質は約13〜14g程度あります。この量はご飯茶碗半分〜3分の2杯程度に相当するため、知らずに何袋も食べてしまうと、すぐにカロリーオーバーになってしまうでしょう。
さらに、糖質の摂取量が多いと血糖値が急上昇し、それを抑えるためにインスリンが大量に分泌されます。このインスリンは余った糖を脂肪として体内に蓄える働きがあるため、肥満につながりやすくなります。
こうした背景から、ベビースターラーメンは少量でも高カロリー・高糖質な食品であり、食べ過ぎれば太るリスクが高まると考えられます。特にダイエット中や間食を制限している人は、摂取量に注意することが重要です。
種類別カロリー・糖質をチェック

ベビースターラーメンは一つの味だけでなく、さまざまなフレーバーやサイズが展開されています。そのため、種類ごとのカロリーや糖質を把握しておくと、より適切な選択が可能になります。
以下は代表的な種類の栄養成分です(いずれも1袋あたり)。
- チキン味ミニ(21g):105kcal/糖質13.3g
- うましお味ミニ(20g):102kcal/糖質11.6g
- とんこつしょうゆ味ミニ(20g):99kcal/糖質11.8g
- 焼そば(ソース味)ミニ(20g):97kcal/糖質13.2g
- うどん(かつおだし風味)ミニ(20g):98kcal/糖質12.1g
- チキン味ビッグ(68g):339kcal/糖質43.0g
- チキン味BIGコンビニ限定(74g):369kcal/糖質46.8g
商品名 | 内容量 | 熱量(kcal) | 炭水化物(g) |
---|---|---|---|
ベビースターラーメン(チキン味)ミニ | 21g | 105 | 13.3 |
ベビースター焼そば(ソース味)ミニ | 20g | 97 | 13.2 |
ベビースターラーメン(うましお味)ミニ | 20g | 102 | 11.6 |
ベビースターラーメン(とんこつしょうゆ味)ミニ | 20g | 99 | 11.8 |
ベビースターうどん(かつおのだし風味)ミニ | 20g | 98 | 12.1 |
ベビースターラーメン(チキン味)ミドル | 36g | 179 | 22.8 |
ベビースターラーメン(チキン味)ビッグ | 68g | 339 | 43 |
ベビースターラーメン(チキン味)BIG※コンビニ限定 | 74g | 369 | 46.8 |
このように、同じシリーズでも内容量や味によって数値は大きく異なります。小袋であれば100kcal前後に抑えられますが、大袋になると300kcal以上と、一食分の主食に匹敵するカロリーになります。
また、糖質も多いもので40gを超えており、ご飯お茶碗1杯分(約150g)に相当します。これを間食で無意識に摂取すれば、1日の摂取基準を簡単に上回ってしまうこともあります。
このような理由から、種類ごとの数値を把握したうえで、適量を意識して食べることが、体重管理には欠かせません。選ぶなら小袋タイプを選び、1日1袋までにとどめておくと良いでしょう。

他のお菓子とのカロリー比較
ベビースターラーメンが他のお菓子と比べて特別に高カロリーかというと、そうとは言い切れません。ただし、カロリー密度が高いため、少量でもエネルギー摂取量が増えやすい傾向があります。
ここでは、代表的な市販のお菓子と比較してみましょう(すべて1袋あたりのおおよそのカロリー)。
- ベビースターラーメン(チキン味ミニ・21g):105kcal
- ポテトチップス(うすしお味・60g):336kcal
- チョコレート(ミルク・1枚約50g):280kcal
- せんべい(しょうゆ味・1枚約15g):約60kcal
- グミ(1袋40g):130kcal前後
このように見てみると、ベビースターラーメンのカロリー自体は特別に高いわけではありません。ただし、塩分や脂質も比較的多く、食べごたえがある分、連続して何袋も食べてしまいやすいという特徴があります。
また、ポテトチップスやチョコレートと同様に“高脂質・高糖質”に分類されるため、食べすぎれば当然太る原因になります。
他のお菓子と同様に、ベビースターラーメンも適量を守って摂取すれば太りにくくなります。逆に、1袋が軽いからといって油断して複数袋食べてしまえば、他のお菓子と同様に過剰カロリーとなるでしょう。
ベビースターラーメンのカロリーを消費するための運動量

ベビースターラーメンを食べた場合、そのカロリーをどのくらいの運動で消費できるのかを知っておくと、体重管理の意識が高まります。
例えば、チキン味ミニ(21g)で105kcalのエネルギーを摂取したとします。この105kcalを消費するために必要な運動量は、以下の通りです(体重50kgの人を想定)。
- ウォーキング(時速4km程度):約30分
- ジョギング(時速8km程度):約15分
- 自転車(時速16km程度):約20分
- 縄跳び(中強度):約10分
- ヨガ(軽度):約40分
このように、たった1袋のベビースターラーメンでも、運動で消費しようとすると意外と手間と時間がかかることがわかります。
さらに、ドデカイラーメン(68g)などの大容量商品では、1袋で300kcal以上になります。その場合、ウォーキングなら1時間半以上必要になり、日常的に運動する習慣がない人にとっては現実的とは言えません。
したがって、間食で摂ったカロリーは基本的に消費しにくいため、最初から「食べすぎないこと」が一番の対策となります。運動も大切ですが、それ以上に日々の食習慣を見直すことが重要です。
ベビースターラーメンはダイエット向き?
ベビースターラーメンは基本的に「ダイエット向きとは言いづらい食品」です。糖質と脂質が多く含まれており、スナック菓子という特性上、食事制限中には適さない面があります。
まず、主原料である小麦粉は炭水化物の塊です。そこに植物油脂を加えて揚げているため、1袋あたりでも脂質の割合が高くなります。さらに、味付けには砂糖や調味粉末が使われているため、糖質量も高くなりがちです。ダイエット中に避けたい「高糖質・高脂質・低たんぱく」の典型ともいえます。
例えば、ミニサイズのチキン味(21g)であっても、カロリーは105kcal、糖質は13.3gあります。ご飯茶碗約3分の1杯に相当する糖質量です。この量でも、1日数回間食として摂れば、すぐに過剰摂取になります。
一方で、「絶対に食べてはいけない」というわけではありません。ポイントは量と頻度を調整することです。例えば週に1〜2回、1袋のみを15時頃の間食として取り入れるなら、大きな影響は出にくいと考えられます。また、夕食の炭水化物を控えるなど、1日の食事バランスで調整することも可能です。
ただし、間違っても「ベビースターラーメンを毎日食べながら痩せよう」とするのは現実的ではありません。あくまで嗜好品として楽しみつつ、メインの食事でしっかりと栄養バランスを整えることが、健康的なダイエットには欠かせません。
ベビースターラーメンで太る人の特徴とは

- 夜寝る前に食べると太る?何時まで?
- 太る食べ方・太りにくい食べ方
- 止まらなくなる対処法
- 食べ過ぎると体に悪い?
- ダイエット中のおすすめおやつ3選
夜寝る前に食べると太る?何時まで?

夜寝る前にベビースターラーメンを食べるのは、体重管理の観点からあまりおすすめできません。特に、食後すぐに就寝するような時間帯は太りやすくなる可能性が高まります。
これは、夜間は身体の代謝が低下するため、摂取したエネルギーが消費されにくくなるからです。さらに、脂肪の合成に関わる「BMAL1(ビーマルワン)」という体内物質は、夜22時以降に増加し始め、深夜にかけてピークに達すると言われています。このタイミングで食べると、脂肪として蓄積されやすくなってしまいます。
では、何時までに食べ終えるのがよいのでしょうか。一般的には「就寝の3時間前まで」が目安とされています。たとえば23時に寝る場合であれば、20時までに食事や間食を済ませておくと安心です。
もしどうしても夜に何かを食べたくなった場合は、ベビースターラーメンのような高脂質・高糖質のスナックではなく、低カロリーで消化の良い食品(例えばゆで卵や無糖ヨーグルト)を選ぶとよいでしょう。
夜間の食事は質・量・時間のすべてが太りやすさに関わります。食べるタイミングにも注意を払いながら、習慣を見直すことが大切です。
太る食べ方・太りにくい食べ方
ベビースターラーメンを食べること自体が直ちに太る原因になるわけではありませんが、**「どのように食べるか」**によって結果は大きく変わります。
太りやすい食べ方の代表例としては、以下のようなものがあります。
- お腹が空いていないのに何となく手を伸ばす
- テレビやスマホを見ながらの“ながら食べ”
- 一度に2袋以上など量を決めずに食べる
- 夜遅くに食べる
- 食事の直後にデザート感覚で追加する
こうした習慣が続くと、気づかないうちにカロリーオーバーを起こし、体重が増加しやすくなります。
一方で、太りにくい食べ方もあります。たとえば「1袋だけと決めて小皿に出して食べる」「15時前後の間食にする」「よく噛んでゆっくり食べる」などが有効です。特に「小分けにする」ことは食べ過ぎ防止に非常に効果的です。
また、ベビースターラーメンは軽くて一気に食べやすい商品ですが、空腹感を満たしやすくするために、無糖の飲み物(白湯やお茶など)を一緒にとるのもおすすめです。
このように、同じ食品であっても“食べる行動”を工夫することで、太りやすさを大きくコントロールできます。間食のルールを決めておくことで、ダイエット中でも賢く楽しむことが可能になります。
止まらなくなる対処法

ベビースターラーメンは軽い食感としっかりした味つけが魅力ですが、まさにその特徴が「止まらなくなる原因」でもあります。気がつけば袋が空になっていた、という経験がある方も多いのではないでしょうか。
このような“食べすぎ”を防ぐには、いくつかの具体的な対処法があります。まずおすすめなのが、「最初に食べる量を決める」ことです。たとえば1袋をすべて食べるのではなく、小皿に半分だけ出して食べることで、無意識のつまみ食いを防ぎやすくなります。
さらに「ながら食べ」を避けるのも大切です。テレビやスマホを見ながら食べていると、満腹感を感じにくく、食べた量を正確に把握できません。食事や間食に集中することで、満足度が高まり、必要以上に手が伸びるのを防げます。
他にも、口寂しさで食べてしまう人は、まず水や温かいお茶を1杯飲んで様子をみてください。空腹ではなく、単なる習慣や気分で食べてしまうケースも多いため、一度気持ちを落ち着けるだけでも行動が変わることがあります。
食べ過ぎを防ぐには、「習慣の見直し」「意識的な行動」「物理的な制限」を組み合わせるのが効果的です。ちょっとした工夫で、止まらなくなる状況は十分に改善できます。
食べ過ぎると体に悪い?
ベビースターラーメンは美味しいお菓子ですが、過剰に摂取すると健康面でのリスクが高まります。特に毎日のように何袋も食べるような習慣は注意が必要です。
主に問題になるのは、脂質・塩分・糖質の過剰摂取です。例えば、チキン味の68gサイズでは脂質が16g、塩分が約1.9gも含まれており、これを一度に摂ることで1日の目安量を大きく超える可能性があります。
脂質の摂りすぎは体脂肪の増加に直結しやすく、長期的には動脈硬化や心疾患のリスクを高める恐れもあります。また、塩分を過剰に摂ると高血圧やむくみの原因になるほか、腎臓にも負担をかけると考えられています。
加えて、糖質の多い食品を頻繁に摂ることで血糖値が急激に上がりやすくなり、インスリンの分泌が増えることで脂肪が蓄積されやすい体質になってしまうこともあります。
こうした背景から、ベビースターラーメンは“たまに楽しむお菓子”として位置づけるのが安全です。頻繁に大量に食べると、見た目にはすぐに影響が出なくても、じわじわと健康を害するリスクが高まっていきます。
あくまで「適量・適時」に楽しむことで、無理なく健康も体型も維持していけるでしょう。
ダイエット中のおすすめおやつ3選

ダイエット中でも間食を完全に我慢する必要はありません。むしろ、適度な間食は空腹によるドカ食いを防ぎ、ストレス軽減にもつながります。ここでは、カロリーや糖質を抑えながらも満足感のあるおやつを3つご紹介します。
1. 素焼きナッツ(アーモンドやくるみ)
ナッツ類は脂質が多いものの、その多くが良質な不飽和脂肪酸です。腹持ちがよく、血糖値の急上昇を抑える効果も期待できます。特にアーモンドはビタミンEや食物繊維も豊富で、美容や健康の面でも優秀です。無塩・無油の素焼きタイプを選び、1回10〜15粒程度を目安にしましょう。

2. ギリシャヨーグルト(無糖)
高たんぱく・低糖質なギリシャヨーグルトは、ダイエット中のおやつとして非常に優秀です。プレーンタイプであれば糖質がかなり抑えられており、小腹が空いたときにぴったりです。甘みが欲しい場合は、少量のはちみつや果物を加えると無理なく継続できます。
3. 茹で卵
手軽に食べられる高たんぱく食品として、茹で卵は非常におすすめです。たんぱく質が豊富で、少量でも満足感を得られます。間食として取り入れる場合は1個程度にとどめておくと、カロリーの摂りすぎも防げます。コンビニでも買いやすく、外出先でも便利に活用できます。
このように、ダイエット中でもおやつを上手に選べば、栄養を補いつつ満足感も得られます。ベビースターラーメンのような高糖質スナックが食べたくなったときも、こうした代替食品に置き換えることで無理なく継続しやすくなるでしょう。
ベビースターラーメンで太るリスクと注意点【総まとめ】
- 高カロリーかつ高糖質で太りやすい食品である
- 原材料に小麦粉・油・砂糖が多く含まれる
- ミニサイズでもご飯茶碗3分の2杯分の糖質を含む
- 血糖値を急上昇させ、脂肪蓄積につながる
- 種類やサイズによってカロリーと糖質は大きく異なる
- 小袋なら100kcal前後、大袋では300kcal超になる
- 一度に複数袋を食べると摂取カロリーが跳ね上がる
- 他のお菓子と比べても塩分と脂質が高め
- 1袋105kcalを運動で消費するには意外と時間がかかる
- 夜22時以降の摂取は特に脂肪になりやすい
- 「ながら食べ」や量を決めない食べ方は太りやすい
- 空腹でもないのに食べる習慣が体重増加につながる
- 間食としては頻度とタイミングのコントロールが重要
- 高頻度での摂取は健康リスク(高血圧・脂質過多)もある
- 太らないためには代替おやつや小分け食べが有効