「ウォーキング時にマスクをつけたら変?」
「ウォーキング時にマスクをつけたらどんな効果が得られる?」
「マスクをつける上での注意点は?」
こんな質問に答えます!

花粉シーズンは、ウォーキング時にマスクをしている人を多く見かけます。
僕もその一人です(^^;
まず、マスクをしてのウォーキングは変ではありません。
花粉シーズンが到来したらマスクをしている人が多くいますし、全く怪しく思われることはありませんよ。
正直マスクをしてのウォーキングは息苦しいですが、そのことによって得られる効果があるので本記事でまとめてみますね。
この記事でわかることは以下の2点です。
- ウォーキング時にマスクをつけることで得られる効果
- ウォーキング時にこれらの効果を得るための4つの注意点
それでは紹介してまいります。
ウォーキング時にマスクをつけて得られる4つのメリット

ウォーキング時にマスクをつけること息が苦しいですが、以下のメリットがありますよ。
- 心肺機能がアップする
- 花粉やウイルスの侵入を防ぐ
- 寒い日に体温が下がるのを防ぐ
- 喉を乾燥から守る
それぞれ解説します。
1.心肺機能がアップする
ウォーキング時にマスクをすることによって、心肺機能を鍛えることができますよ。
ウォーキング時にマスクをすることで、息がしづらくなるためです。
そのため、酸素を取り込もうと心臓や肺がフル回転し心肺機能を鍛えることができるというわけです。
マラソン選手などがする登山トレーニングと同じですね。
高い山は空気が薄くなるので、心肺機能が鍛えられます。
何日か続けると心肺機能が鍛えられるので、初日と比べると息苦しさが改善されます。
どんなに心肺機能を鍛えても、マスクによる息苦しさは消えることは僕の経験上ないです(^^;

ウォーキング開始時はまだしも、後半になってくると酸欠になるんじゃないかってほど苦しくなります。
※本当に酸欠になってらいけないので、苦しくなったらマスクを外して深呼吸をしてくださいね。
マスクを外しての深呼吸はかなり気持ちいいですよ(^-^)
心肺機能が鍛えられることで以下のメリットがあります。
- 持久力がつく(疲れにくくなる)
- 冷え性の改善:血液の巡りが改善されるため
ウォーキングで心肺機能を鍛えるには他にも坂道やウェイトを取り入れる方法もあります。
詳しくは『ウォーキングの負荷を上げるメリットと方法を紹介!【必見】』をご覧ください。
2.花粉の侵入を防ぐ・ウイルスの侵入は完全に防ぐことはできない
ウォーキング時にマスクをすることで、花粉の侵入を防ぐことができます。
ですが、ウイルスは非常に小さいので完全に防ぐことができません。
以下をご覧ください。
不織布性マスクの穴 | 5μm |
花粉 | 20~40μm |
ウイルス | 0.02~0.1μm |
飛沫物質(咳やくしゃみによる水滴) | 5μm以上 |
※参考サイト:MCN
この数値を見て分かるように、マスクは花粉は通しませんが、ウイルスは通してしまいます。
「では、マスクでウイルスを防ぐことはできないのか?」
ウイルスの感染経路は、空気中を漂うウイルスを吸い込むことで感染する『空気感染』、咳やくしゃみを吸い込むことで感染する『飛沫感染』があります。
空気感染の場合はマスクで感染を防ぐには難しいですが、インフルエンザやコロナウイルスなどの飛沫感染によるウイルスはある程度防ぐことができます。
せき・くしゃみをしたら口から細かい水滴が飛び散りますよね。
この水滴が口や鼻に入ることで感染するわけですが、その水滴の大きさは5μm以上です。
そのため、マスクで飛沫物質を引っかけることができるので、ある程度は感染を予防できるということですね。
※完全には予防できない
花粉に関しては、粒子が大きいので完全に鼻や口からの侵入を防ぐことができるので有効になります。
僕は花粉シーズンは花粉対策として、マスクとサングラスをしてウォーキングしています。
3.寒い日に体温が下がるのを防ぐ
マスクは防寒効果もありますよ。
寒い日は冷たい息を吸い込むことで体を冷やしてしまいますが、マスクをすることである程度冷たい空気を温めることができるので防寒対策になります。
4.喉の乾燥を防ぐ
また、冬は乾燥している空気を吸い込むため喉を痛めやすくなります。
ウォーキングは普段より呼吸の回数が多くなるので尚更ですね。
マスクをすることで吐いた息に含まれる水分をマスク内に留めることができるため、乾燥した空気に湿り気を持たすことができるので喉を守ることにつながります。
ウォーキング時にマスクをつける上での3つの注意点は?

ウォーキング時にマスクをつける上で注意点が4つあります。
僕の勤めている病院の院内研修時に習ったマスクの使い方を参考に解説しますね。
注意点は以下の3つになります。
- 鼻を出さない
- 鼻にフィットさせる
- アゴをマスクで隠す
花粉やウイルスの侵入を防ぐうえで重要なことは、顔にマスクをフィットさせることです。
まずは、マスクの上下を確認しましょう。
針金がある方が上になります。
マスクを着けたら、針金で鼻の形にフィットさせ、顎まで覆います。
ポイントはマスクと肌の間に隙間ができないようにすることです。
隙間ができてしまったら、マスクの意味が全くないですからね。
はずす時も注意が必要です。
マスクのフィルター部分はウイルスなどで汚染されているものだと思って触らないように、マスクのゴム紐も部分を持って捨てましょう。
ここまでできればばっちりですよ(^-^)
ウォーキング時のマスクのメリット【まとめ】

ウォーキング時にマスクをすることで、
- 心肺機能を高める
- 花粉やウイルスの侵入を防ぐ
- 防寒・乾燥による喉の痛み
という効果があります。
正直ウォーキング時にマスクをすると始めは息苦しくて辛いですが、そのうち心肺機能が鍛えられて慣れてくるので乗り越えるまでが勝負です。
心肺機能がアップしたら、持久力がつきますし、冷え性にも良いと良いことがたくさんありますよ。
以上、ウォーキング時のマスクの効果について解説しました。