薄味にすることでダイエット効果があるって本当?
こんな質問に答えます。

こんにちは、ダイエットプロフェッショナルアドバイザーの資格を持つユキフルです。
あまり知られていませんが、薄味にするだけでダイエット効果があります。
食べる量も減らせることができますし、水太りを解消することができるためですね。
更に、薄味にすることで健康にも良いため健康的に痩せることができますよ。
本記事では、薄味ダイエットについて紹介します。
- 薄味のダイエット効果
- 薄味でも満足するコツ
- 薄味は慣れるということ
薄味ダイエットの効果(ご飯の量が減る・水太りの解消)

薄味にするだけなので誰でも簡単に実行できる薄味ダイエット。
でもなぜ薄味にすることがダイエットにつながるのか。
薄味ダイエットの効果は以下になります。
- 食べる量を減らせる
- 水太りを解消できる
それぞれ説明しますね。
薄味ダイエットの効果1:ご飯の食べる量を減らせる
濃い味付けのおかずを食べると、ご飯をかきこみたくなりますよね。
例えば、醤油をたっぷりかけた魚の塩焼きを食べるとご飯をかきこみたくなります。
濃い味のおかずを食べると、ご飯をかきこみたくなるのはなぜなのか?
それは口中調味といって、味が濃いとご飯を食べて味を薄くし自分好みに味を調整しようとするためです。
反対におかずを薄味にすれば調整する必要がなくなるので、ご飯を食べる量を減らすことができるということですね。
つまり、薄味にすることでご飯の量を減らすことができる、これが薄味ダイエットになります。
なぜご飯を減らすことがダイエットにつながるのかですが、ご飯は太りやすい食べ物の代表だからです。
ご飯は糖質が多く含まれているので血糖値が上がりやすく、インスリンの分泌量が多くなるためですね。
そのため、ご飯を食べる量を減らすことでダイエットにつながります。
<ご飯のGI値について>
GI値とは、血糖の上がりやすさを表す数値です。
低GI値:55以下 中GI値:56~69 高GI値:70以上
ご飯のGI値:88
ご飯は高GI値に属し血糖が上がりやすいことが数値上でもわかりますね。
薄味ダイエットの効果2:水太りを解消できる
薄味にするダイエットのメリットは、ご飯の食べる量を減らせるだけではありません。
水太りの解消にも期待できます。
濃い味にすると、当然ですが塩分摂取量が増えます。
すると、体内の塩分を薄めようと水分を溜め込むため『むくみ』を生じます。
これを水太りと言います。
水太りすると、体重が増えますし、サイズも大きくなります。
これが塩分過多による水太りのメカニズムです。
ですので、塩分摂取量を抑えることで水太りを解消することができます。
水太りを解消できればむくみが取れる分、体重も減りますし、サイズのダウンにも期待できますよ。
ちなみに、水太りは代謝の低下によっても起きます。
水太りについて詳しくは『水太りとは?わかりやすく解説!水太りダイエットの方法も紹介!』の記事をどうぞ!
そして、『「自分は水太りしやすいタイプ?」チェックリストで診断してみよう!』の記事では水太りしやすいタイプか診断できるので合わせてご覧ください。
薄味でも満足する4つのコツ

では、次に薄味でも満足するコツを伝授します。
そのコツとは
- 塩は料理の最後にかける
- 味噌汁やスープは水分を減らし具を多くする
- 香りの良い素材を使う
- 出来立てを食べる
です。
それぞれ解説します。
1.塩は調理の最後にかける
焼く前に塩をつけると塩が中に染みこむため、塩の量が少ないと満足できません。
しかし、塩味というのは舌で感じるものですから食材の表面に塩がついていれば美味しく食べることができます。
そのため、調理の最後の方で塩をかけると、少ない塩の量でも塩味を際立たせることができるのです。

素材に塩を染みこませるのではなく、素材の表面に塩をつけることで、塩の量が少なくても満足できるということですね。
2.味噌汁やスープは水分を減らし具を多くする
味噌汁やスープは味が濃い方が美味しいですよね。
そのため、多くの人が味が濃くなりがちです。
塩分を抑えるには、水分を減らして具を多くするとOK。
具だくさんの汁物にすることで、食材の味(コクや旨味)によって塩分が少なくても満足できるからですね。
3.香りの強い食材を使う
鼻をつまんで食べると味を感じづらくなりますよね。
味を感じているには舌だけではなく、鼻でも感じているのです。
人は味覚と嗅覚で味を感じているので、嗅覚を満足させればいいのです。
香辛料や香味野菜を使うと嗅覚を満足できるので、薄味でも美味しく食べることができますよ。
例えば、わさび、マスタード、カレー粉、にんにく、生姜、しそなどですね。

香りで嗅覚を満足させましょう。
4.出来立てを食べる
塩分が少なくても美味しく食べる方法は、出来立てを食べることです。
食べ物の温度は美味しさに影響していると思いませんか?
実は、食べ物を美味しく感じる温度があります。
温かいものでしたら60℃から70℃、冷たいものでしたら5℃から12℃が適温と言われています。
出来立ての料理は、およそ60℃から70℃の範囲内なので薄味でも美味しく感じることができるのです。
以上、薄味でも満足する4つのコツを紹介しました。
4つを駆使して、薄味の食事で、健康的に痩せましょう。
薄味は慣れる

最後に薄味は慣れるという話をして終わります。
僕の家は濃い味付けが好きです。
小さい時から濃い味に慣れているので、学生で一人暮らしを始めても自分で作る料理は濃い味付け、外食しても濃い味付けの店を見つけて食べていました。
そして病院に就職し、病院の食堂でお昼を食べることに。
「え!?薄くて美味しくない。」
これが病院の食堂で食べた始めても感想でした。
とはいえ、弁当を作る時間がなく、コンビニで弁当を買うと高くなるので、病院の食堂にお世話になっていました。
すると不思議と、3ヶ月が過ぎると薄味に慣れて薄味でも美味しく感じるようになったのです。
しかも、実家に久しぶりに帰った時に実家の手料理を食べた時は衝撃的でした。
「しょっぱい!なにこれ味変えた?」と言ったのを今でも覚えています。
返ってきた答えはもちろん「いつもの味付けだけど。」です。

僕の舌が薄味に慣れたということですね。
薄味になったことで、血圧も正常、ご飯の食べる量も減りいいこと尽くめです。
始めは薄味に苦労しますが、3ヶ月あれば慣れますよ。
薄味ダイエット【まとめ】

薄味にするだけでダイエット効果を得られます。
- 食べる量を減らせる
- 水太りを解消できる
ですが、濃い味に慣れている人が薄味にすると物足りないと思うはずです。
そこで薄味でも満足するコツを伝授します。
- 塩は料理の最後にかける
- 味噌汁やスープは水分を減らし具を多くする
- 香りの良い素材を使う
- 出来立てを食べる
この4つを実行すると満足できますよ。
薄味は3ヶ月もすれば慣れるので安心してください。
薄味にして、健康的にダイエットしましょう(^-^)
今回は以上です。
おわり!