ブドウの房のように実が成るということが名前の由来となっているグレープフルーツ!
すっぱさと甘さが絶妙で、とっても美味しいですよね。
そんなグレープフルーツには、魅力的な効能が沢山あります。
この記事を読めば、グレープフルーツを食べたくなること間違いないですよ!
- グレープフルーツの効果効能
- 注意点
- 上手な選び方
- 保存法
グレープフルーツの効果効能

グレープフルーツには、
- 美肌効果
- ダイエット効果
- 疲労回復
- ストレス耐性アップ
- 脂肪肝の予防
- 動脈硬化の予防
- ガン予防
と多くの効果に期待できます。
それぞれ、詳しく解説していきますね(^-^)
美肌効果

グレープフルーツは、女性に嬉しい美肌効果がありますよ。
グレープフルーツに含まれる美肌成分は、『ビタミンC』です。
グレープフルーツのビタミンCは、レモンと同じくらい含まれています。
ビタミンCの美肌効果について解説していきますね(^-^)
潤いやハリのある肌に!シワ予防
グレープフルーツを食べることで、コラーゲン生成を促し、潤いやハリのある肌になりシワ予防の効果があります。
コラーゲン生成に必要な栄養素は、『ビタミンC』『アミノ酸』です。
詳しく説明すると、コラーゲンの構成成分はアミノ酸で、コラーゲンの生成を促すのがビタミンCなのです。
そのため、ビタミンCが不足していると、コラーゲンの生成が低下してしまうということですね。
コラーゲンの生成が低下すると、潤いやハリがなくシワができやすい肌になってしまいます。
よって、グレープフルーツなどのビタミンCが豊富な食べ物を食べ、コラーゲン生成を促し、潤いやハリがあるシワのできにくい肌にすることがに美肌に大切になってきます。
抗酸化パワーでシワやシミ予防
グレープフルーツを食べることで、シミやシワの予防ができます。
グレープフルーツに豊富に含まれるビタミンCには、抗酸化作用があるためです。
太陽から降り注ぐ紫外線が肌に当たると、活性酸素を生じてしまいます。
活性酸素は、肌の老化を進め、シミやシワの原因になってしまうのです。
しかし、ビタミンCには活性酸素を除去する抗酸化作用があるので、シミやシワを防ぐことができるんです。
体の内側から効く『日焼け止め』みたいなものですね(^-^)
グレープフルーツ:36mg
レモン:50mg
ダイエット効果

グレープフルーツは、ダイエットのサポートをしてくれる心強い味方ですよ。
なぜダイエットのサポートをしてくれるのかと言うと、
- 食欲を抑える効果
- 脂肪を燃焼する効果
- 便秘を解消する効果
- 糖質を分解する効果
があるからです。
1週間で1㎏痩せるなど即効性もあるダイエットなので、チャレンジしてみて下さい!
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便秘解消
グレープフルーツは、便秘に優しい食べ物です。
グレープフルーツの果皮や皮の裏側などに付いている白いフワフワの繊維は、水溶性食物繊維である『ペクチン』です。
ペクチンは、便を柔らかくしてくれる作用があるので、便通が改善し、便秘の解消に期待できます。
便秘が改善されることで、ポッコリお腹の改善や太りにくい体質になれますよ。
疲労回復
グレープフルーツを食べることで、疲労回復の効果があります。
柑橘類に多いすっぱい成分『クエン酸』は、グレープフルーツも例外なく含まれています。
よくスポーツをした後などにすっぱいものを食べると良いと言いますよね。
それは、クエン酸に疲労回復の効果があるからです。
クエン酸は、糖をエネルギーに変えたり、疲労物質である乳酸などを分解してくれるため疲労回復効果があるんです。
スポーツの後にグレープフルーツを食べることで、翌日に疲労を持ち越さないようにすることができますよ。
ストレス耐性がアップ

グレープフルーツを食べることで、ストレス耐性が上がります。
ストレスに有効な成分は『ビタミンC』!
ストレスがかかると、ビタミンCを消費して体が様々な反応を示してストレスに対抗し、ストレスを緩和してくれます。
逆にビタミンCが不足すると、ストレスに対抗できなくなるということですね(^-^;
ビタミンCは、ストレスがかかった時に大量に消費されるので、ストレスが多い人ほどビタミンCを補給しなくてはいけません。
グレープフルーツなどでビタミンCを摂り、日々のストレスに対抗しましょう(^-^)
不足しがちなビタミンCは、サプリメントを活用することも大切ですよ。
私は、毎日欠かさず飲んでいます!
更に、グレープフルーツの香り成分『リモネン』は、乱れた自律神経を整える作用がありリラックス効果に期待できるため、ストレスによるイライラや緊張をほぐしてくれますよ。
グレープフルーツは、ストレスに大変優れた食べ物なんです(^-^)
脂肪肝の予防

グレープフルーツを食べることで、脂肪肝の予防に期待できます。
グレープフルーツには、抗脂肪肝ビタミンと呼ばれる『イノシトール』が含まれているため、肝臓の脂肪蓄積を抑えてくれます。
お酒を飲む人や脂っこい食事を取ることが多い人は、脂肪肝のリスクが上がるので朗報ですね。
脂肪肝が進行すると、肝炎→肝硬変→肝がんになる可能性があるので、お酒を控えるなど食事を見直すことも大切です。
動脈硬化の予防

グレープフルーツは、動脈硬化の予防にも効果的ですよ。
グレープフルーツに含まれる『イノシトール』は、動脈硬化の原因である悪玉コレステロールを減少させる効果があるからです。
悪玉コレステロールは、過食や脂っこい食事などの食生活の乱れ、運動不足などで増えます。
動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが上がるので、食生活の改善や運動をすることも大切です。
ガン予防!?

グレープフルーツを食べると、ガン予防効果があるかもしれません。
ガン予防効果が期待できるグレープフルーツの成分は、『ビタミンC』『リモニン』です。
超高濃度ビタミンC点滴療法というガンに有効な治療法が、ライナス・ポーリング博士によって発見されました。
血中にビタミンCを投与することで、過酸化水素が発生し、その過酸化水素がガン細胞を死滅させるというものです。
グレープフルーツはビタミンCが多く含まれているので、少しは効果があるかもしれません。期待したいところですね。
グレープフルーツの苦み成分『リモニン』もガンに有効とされています。
リモニンに腫瘍形成抑制効果があると言われているためです。
グレープフルーツを食べて、ビタミンCとリモニンでガン予防に期待したいですね。
グレープフルーツの注意点
魅力的な効果が多いグレープフルーツですが、注意するべきポイントが2つあります。
それぞれ解説していきます。
薬の効果を増大させたり副作用の原因となる
- 免疫抑制剤
- 高脂血症治療剤
- 降圧剤
などを飲んでいる人は、グレープフルーツやグレープフルーツの果汁を含んだジュースを避けましょう。
グレープフルーツに含まれる成分が、薬の効果を増大させてしまったり、副作用が現れやすくなってしまうからです。
上記の薬に限らず薬を服用している人は、グレープフルーツを食べても良いか薬剤師に確認すると安心ですね。
参考サイト:医薬品医療機器総合機構
朝にグレープフルーツはNG
グレープフルーツやグレープフルーツの果汁を含んだジュースを朝食べるのはNGです。
理由は、グレープフルーツに含まれる『ソラレン』に光毒性があるため、紫外線の感受性を高めてしまい、日焼けしやすい状態になってしまうからです。
紫外線の感受性が増すと、シミやシワができるリスクも上がるので気を付けたいところですね。
グレープフルーツ以外にも、柑橘類の多くに含まれています。
みかん、オレンジ、レモンにも含まれているので気を付けましょう。

選び方・保存法について

選び方
グレープフルーツは、選び方が重要です。
選び方を間違えると、甘くなかったり、中がスカスカで美味しくなかったりするので上手に選びましょう!
以下に選ぶ際のポイントをまとめてみました。
- ハリやツヤのあるもの:新鮮
- へこみや傷がないもの:果肉がダメージを受けて変色している可能性
- ずっしりと重い物:実が詰まっている
- まん丸の形のもの:まん丸のものほど甘い傾向
グレープフルーツは、ブドウの房状に成るため、へこみや太陽の光を十分に受けることができずに育ってしまう状態の良くない実もあります。
選ぶ際は以上のことに気を付けて、できるだけ新鮮で太陽の光をいっぱいに浴びて育ったものを選びましょう!
保存法
グレープフルーツは、冷蔵庫なら1週間から2週間保存することができますよ。
冷蔵庫に保存する場合は、1個1個サランラップで包むか、ポリ袋に入れて保存して乾燥しないようにしましょう。
最高気温が20度前後の涼しい季節は、常温で保存することもできます。
常温での保存の場合は、5日以内に食べてくださいね。
カットしたグレープフルーツを保存する場合は、しっかりサランラップをかけて冷蔵庫へ、痛みが早いので翌日には食べるようにしてくださいね。
- 冷蔵庫:1週間~2週間(1個1個サランラップ、まとめてポリ袋に入れる)
- 常温保存:5日以内(20度前後の涼しい季節)
- カットしたもの:翌日(サランラップをして冷蔵庫)
おわりに
グレープフルーツは、
- 美肌効果
- ダイエット効果
- 疲労回復
- ストレス耐性のアップ
- 脂肪肝の予防
- 動脈硬化の予防
- ガンの予防
と多くの効果に期待できます。
注意する点は、薬との相性と朝は食べるのを控えることです。
特に薬を飲んでいる人は、薬剤師さんとよく相談してくださいね。
そのポイントさえ注意していれば、グレープフルーツは最高のフルーツになりますよ(^^♪
最後までご覧いただきありがとうございました!