

ちょっと待ってください!納豆の食べ過ぎは注意が必要です!!
こんにちは、ユキフルです。
納豆は、健康成分を多く含んでいるので健康面をサポートしてくれる魅力的な食品です。
しかし、どんなに健康成分が多くても栄養が偏ってしまっては逆効果になり、健康を害することもあります。
この記事では、納豆の食べ過ぎるとダメな理由や最適な食べる量を徹底解説していいきます。
適量の納豆を食べて、健康的になりましょう!
- 納豆を食べ過ぎるとダメな理由
- 1日何パックが良いか


納豆を食べ過ぎるとダメな理由

栄養価が高く健康をサポートしてくれる納豆ですが、健康に良いからと食べ過ぎてしまっては栄養が偏って体に悪影響を与えてしまいます。
納豆を食べ過ぎると
- 痛風
- 肥満
- 腹痛・下痢・嘔吐・頭痛
- 女性ホルモンのバランスが乱れる
を招いてしまうかもしれません!
それぞれ説明していきますね。
痛風のリスクが上がる

納豆を食べ過ぎると、痛風になるリスクが上がります。
- 食事でプリン体を摂取
- プリン体がエネルギーとして使われ尿酸へ
- 血中の尿酸が多くなるとトゲトゲの尿酸結晶になる
- トゲトゲの尿酸が関節に溜まり激痛→痛風
納豆には、痛風の原因になるプリン体が多く含まれているためです。
納豆のプリン体含有量:100g中113mg(納豆2パック分)
※1日のプリン体摂取目安:400mg
1日納豆8パックも食べれば納豆だけで1日のプリン体摂取量をオーバーしてしまいます。
魚や肉やビールなどにもプリン体が多く含まれているのでその分を考慮し、1日を通してプリン体を取り過ぎないようにバランスよく食べることが痛風の予防に大切です。
肥満の原因に!

納豆を食べ過ぎると、肥満のリスクが上がります。
納豆は『納豆のダイエット効果、やり方を徹底解説!口コミも調査したよ!』の記事で紹介しましたが、上手に食べるとダイエット効果があります。
しかし、食べ過ぎると話が変わり、逆に太ってしまう可能性が高くなります。
なぜなら、納豆はカロリーが1パック当たり100kcalもあるからです。(100kcal=ウォーキング40分)
- 1パック(50g):100kcal
- 2パック(100g):200kcal
- 3パック(150g):300kcal
- 4パック(200g):400kcal
- 5パック(250g):500kcal
5パックも食べれば500kcalとなり、ご飯2杯分のカロリーとほとんど同じです。
成人の1日の摂取カロリーの目安が2000kcalから2500kcalと言われているので、納豆を食べ過ぎると簡単に1日の摂取カロリーを超えてしまうということですね(^^;
基礎代謝や運動で消費しきれなかったカロリーは脂肪として蓄えられるので、高カロリーな食事が続くと肥満になってしまいます。
納豆がダイエットに良いからと食べ過ぎないように気を付けましょう!
腹痛・下痢・嘔吐・脱毛の原因に!

納豆には、セレンと言う元素が含まれています。
セレンは体に必要な元素ですが、大量に摂取すると毒性が強いため以下のようなな症状が現れます。
- 腹痛
- 下痢
- 嘔吐
- 脱毛など
納豆6パック以上食べたら、セレンの中毒症状が現れると言われています。
納豆1パックのセレン:8μg
セレン1日推奨量:30μg(18歳以上男性)
25μg(18歳以上女性)
女性ホルモンのバランスが崩れる可能性も!

イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きをするため様々な効果を期待できます。
- 更年期障害の緩和
- 肌のターンオーバーを改善(肌にツヤやハリ)
- 髪のツヤを保つ
- 女性らしい丸みのある体を作る
- 骨の強化(骨粗しょう症の予防)
- 月経周期の調節 etc
しかし、納豆を食べ過ぎてイソフラボンを大量に摂取してしまうと逆に女性ホルモンが崩れる可能性があり、月経周期の延長や子宮内膜増殖症のリスクが上昇する可能性があります。
イソフラボンの良い効果だけを得るために、食べ過ぎないようにすることが大切ということですね。
過剰摂取すると女性ホルモンのバランスが崩れ、月経周期の延長や子宮内膜増殖症のリスクが高まる試験結果が報告されています。
http://www.t-pec.co.jp/health-news/2006/10.html
月経がある女性のイソフラボンの摂りすぎは、月経不順などを引き起こします。つまり、過剰に大豆イソフラボンを摂取すると血中ホルモン値が変動したり、月経周期が延長するのです。
https://suppin.info/gokigen/2013/02/18/5179/
1日何パックまでなら大丈夫!?



イソフラボンの1日摂取量の目安は、75mgと言われています。
納豆1パックでイソフラボンを約36mg摂取できるので、納豆2パックでイソフラボンの1日摂取目安を摂ることができるということですね。
しかし、注意したいのはイソフラボンが含まれているのは納豆だけではないということです。
豆腐、味噌、厚揚げなど大豆を含む製品に含まれています。
日本人に馴染みが深い食べ物ばかりですね。
そのため、これらの食べ物を食べることを考えたら、納豆は1日1パックが安全と言えます。
下記に、大豆製品のイソフラボン含有量を載せますので、参考にしてください(^-^)
※1日摂取目安:75mg
納豆(2パック):73.5mg
豆腐:20.3mg
味噌:49.7mg
豆乳:24.8mg
油揚げ類:39.2mg
参考サイト: 厚生科学研究(生活安全総合研究事業)食品中の植物エストロゲ
ンに関する調査研究(1998)
おわりに
納豆の食べ過ぎるとダメな理由と最適な量について紹介しました。
納豆は、その健康に効果から海外でもスーパーフードとして少しずつ知られています。
しかし、健康に良いからと食べ過ぎてしまっては逆に健康を害することに繋がり、非常に勿体ないです(^^;
納豆を適量食べて、健康を最大限にサポートしてもらいましょう!
食べ物の偏りによる悪影響は、納豆に限らず全ての食べ物に言えることです。
バランスの良い食事をして、栄養が偏ることがないように好き嫌いをしないことが大切ですよ(^-^)
最後までご覧いただきありがとうございました(^^)/